よっしゃ、やったぜ
と、言わずにはいられない。相変わらず素敵を凝縮したかのような一着ですし、相変わらず実物を目の前にするとその特出した“ゆったり構築”に驚かされますし、相変わらず全てが最高に丁度良いと思わせてくれるマスターピースです。これを着たからといって(きっと)文学史に名を刻むこともできませんし(まぁおそらくは)後世の人々の記憶に残る建築物も創れませんが、なんと言うか何かのエネルギーを得ることができると思わずにはいられません。特段オカルト関連が好きというわけではありませんが、ファッションから心身に何かしらの作用が大なり小なりあると思って、かつそれはポジティヴなものであると思って向き合っている次第です。
New arrival, 90s ARNYS Paris Forestiere.
ピュアコットン。すべっすべ艶っつやです。
SURR 福留
03-5468-5966
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待望の御方も多いことと存じます、明日からゴールデンウイークですね。もちろん祝日も営業の生業ですので変わらずな日々ですが、なんでしょう街の気配と申しますか人の空気と申しますか、どこかワクワクしているかのようなムードを勝手に一人楽しんでいます。今年もGW期間中は通常通り終日12:00から19:30まで北青山のマンションの一室にてひっそりと静かに営業しておりますので、機会ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。
これらは明日御披露目の新作群の一部なのですが、今年はなんとなし期間中になるべくDiaryを更新したい気分になりました。1エントリーで1アイテムもしくは1区分、さてさてGW2022のナンバリングをどれくらい積み重ねられるのでしょうか。現時点では頭の中に今回のエントリー含めてまず7回分は浮かびます。そのうち少なくとも1つはOnlineにて抜粋しようと思いますので6回か。そして日数は平日も含めると10日間。どうでしょう、連続更新はやったことがないのであまり想像つきませんが日々の状況と気分に委ねようと思います。
それでは初回GW2022-1。
スマートフォンが普及しキャッシュレスが台頭してきた頃だったでしょうか、何かのコメントだったか記事だったか記載だったかで Hermes は今の時代にぴったりな財布を作っている的な意見を目にした時に私は“ それは違う ”とふと思ったことを記憶しています。
正確には“今の時代にぴったりな財布【も】作り続けてきた”ではないでしょうか。つまりは古来より人にはそれぞれの丁度良さや使いやすさがあり、ある程度の傾向はあれど細分化するとバリエーションのふり幅は尋常ではないにも関わらず、Hermesは細分化にも対応できるような様々なプロダクトを積極的に製作し続けてきたので、“そのうちの一側面を切り取ると今の時代にぴったり”という印象になるのではないかと。更に言えばそれは時代が追いついたなどといった仰々しい大風呂敷広げたような捉え方ではなく、真面目に取り組んできたただの現時点での着地なので特段褒められることでも持ち上げられることでもないと会社的には思っているのではないかと、私は勝手に思っています。良い会社ですし尊敬できる会社です本当に。
かねてより市場などでの買い物時にカゴバックなどを持参するフランスは御存知の通りかねてよりスーパーマーケットなどで持ち帰りバッグは有料なのでエコバッグを持参するor手に抱えて持ち帰るのが日常です(考えてみるとその文化はいつ頃から始まったのでしょうか。そういえば私は1910年代の簡易バッグを所有していますが、そんな古くからなのでしょうか)。日本でもプラスチック製買物袋有料化が始まった2020年7月1日以降エコバッグを持ち歩く方も増えられたのではないでしょうか。はい、私も持ち歩いています。こちらなんかもまさに“そのうちの一側面を切り取ると今の時代にぴったり”な一品ですね。というかその極地でしょうか。
素晴らしきプロダクト。1999年の一品です。ストラップは肩掛けがしっくりきますでしょうか。もしくはハンドもしくはメッセンジャーバッグ的なクロススタイルも可能です。くるくると巻き付けてTバーでキュッとすれば一般的なペットボトルよりも細くなるので例えばバックパックなどのボトルホルダーにも収納できますし、なんなら鷲掴みで歩くことも可能となります。どうぞ卒業証書の筒をイメージしてくださいまし。収納本体は長方形に縫製されたのみの不定形ですので様々な品を収納できレザーはしっとりと柔らかかつ丈夫な山羊革となりますので、是非とも日常的に御活用頂きたいです。
1999s Hermes
エコバッグとして向き合うなかったとしても結果的にはそれらと同じくに扱うことになるであろうライフスタイルピース。いやぁ最高ですねぇ。
SURR 福留
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紺?茄子紺?思えば久しぶりに目の前にするので新鮮です。このカラートーンで正統派バーバリー、そりゃ格好良いですね。パターンのバランスも良い良物件です。
世界初の特殊部隊 British Army Special Air Service らしい様式美及び構築美をリアルクローズとして。
今年も弊店なりにしっかりと社会的にはひっそりと御推奨させて頂きます、これら“サマーセーター”。素材感は当然ながらそれ以上に大切なのは繊維の接触面積で、条件さえ揃えば夏はおろか真夏も採用できるリアルクローズに。素朴で良質な生地にしっかりと吸水してもらうことでの快適性を。
シャツの如く軽やかなコットンを用いた80sと70s Gucciのジェントルマンコート。良い意味で超正統派のバランスですが、各所の機能装飾に注がれる一族の美意識が後年に受け継がれたモード目線の根幹と思います。是非とも触れて頂きたいムードです。
袖無しジャケット。シーズンとライフスタイルをクロスオーヴァーする本当に本当に有意義な存在です。こちらは専売特許を用いた特に有用性の高い一着でして、ベストの存在価値に加えて傘の要素性も含んだ見事な一着。
暖かかったり暑かったり肌寒かったり寒かったり突然雨が降ったり止んだりと季節の変わり目らしい最近が続いていますねぇ。私は四季の変遷を都度楽しみたいと思っておりますので、今時期はまだまだ無理のない範疇でアウターを活用しています。その際に基準になるのは全身で100理論でして先日もルイスレザーを着るべく真夏用のサマーセーター+サンダルにて街を闊歩したら、突然の小雨に降られたりしましたが良い出逢いもあったりして、結局のところ良い一日になってくれました。皆様方も引き続き可能な限り日々を彩って御過ごしくださいませ。
SURR 福留
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