THE後悔 / Diary1016
4.11.2021

New arrival です。

 


弊店は何故かワンシーズンに一着在るか無いかの御提案頻度なダッフルコート。これもクラシック文化の胸板の逞しさであり超正統派の強みでしょうか、これはとっても良いですねぇ。

 

 

 


カメラで画角切り取って改める向き合うと、この四角に収まったこのコートがとても愛らしく可愛く見えるのは私だけでしょうか。ちなみに実物を目の前にするとそんなことはないのですが、実際に身体を包むと人によっては愛らしく可愛く見える瞬間があるのでしょうね。楽しみ。

 

 

 




アルマーニ氏のクリエイション。いわゆるニットウェアいわゆるトップス類も流石独自のバランス。

 

 

 

上の2点もそうですが私好きなんです、こういったイタリークリエイションにおけるノーマルバランス。個人的には正統的に捉えているのですが、きっと昨今のムードと比較したらタイトに属するだと思っています。とは言え私も作為的なタイトはあまり好みでも得意でもないので、結局のところこれらの設計バランスと私自身の身体つき及び好みがマッチするという完全私的な捉え方です。ちなみにこちらのTHEカウチンは親愛なるC.P.Company。

 

 

 

 

 

Diary1013でライダースに触れてから登場回数が圧倒的に多くなったMYレザーウェア(こういった心境変化は自分が描いた漫画で大爆笑しているようで自分でも不気味なのですが、この流れはもう変えられそうにありません。業ですね)。そもそもにおいて自身のスタイル性を意識的に制限していることもあってかねてよりメインワードローブにさほど種類が必要ではなく、例えば冬のアウターはABCDEFの6種類くらい(細かく分けて)(Aから着る頻度が高い)しかないのですが、今年はABCDないし下手したらABCくらいに減るかもしれません。
これまでも愛していたもののDかEの位置付けで楽しんでいたレザージャケットが、堂々Aに躍り出ている現状。永遠のアイコンであり憧れであるレザーウェアという存在が、私の中で心身共により密接に成れるかもしれません。ワクワク。ワクワク。




今年で約80年ほど経過したレザーカーコートと17年経過したレザージャケット。共にカウハイドで偶然かな近しい色調が時を経て北青山の裏路地にあるマンションの一室で隣同士となりました。ちなみに厚みというかテクスチャーも結構近くてなかなかどうして興味深い。時代も目的意識も全くもって異なるのにも関わらず一致性があるのは、着る人を格好良く魅せたいという想いの起点が一緒だからでしょうか。

 

 

 

ちなみに後者がサイズ表記がMYサイズでしたので着てみたらMYクチュールごたるで、着なきゃ良かったとここまで強く思ったのは久しぶりでした。控えめに言って、Magnificentに格好良いです。

ちなみにこのMYクチュールという印象も前述と同じくクリエイションが私自身の身体つき及び好みがマッチするという観点ですので、御人によってはタイトな印象になるかもしれません。私にとってはこれはこれがベストです。本当に、着なければ良かったなぁとTHE後悔。強めの酒かっくらって攻撃的なライム聴いて忘れますわ。

 

 

SURR by LAILA 福留

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起毛 / Diary1015
28.10.2021

明日お披露目の新作、テーマは “ 起毛 ”

 

 





 

少し前に都内がグッと寒くなった際、ニュースやSNSで“秋が無い”という言葉をちらほら目にしましたが、いや、それなりに秋あったんじゃないかなと思ったのは私だけでしょうか。それにまだまだ冬と呼ぶには少々暖かい(少し前にも綴りましたがSURRはありがたいことに日差しが本当に凄いので時間帯によってはまだ暑いくらい)というか、それこそ秋的な感じで装い楽しんでいる数日ですが、いやはやオータム&ウィンタースタイルは本当に楽しいですね~先日なんてなんかテンション上がって数日連続で牛革スラックス履いちゃいましたよ。ある日なんて山羊革のキャスケットに牛革のライダース着て牛革スラックスで革靴だったんで全身レザーでした。いやぁ楽しい楽しい。
 
そうなると頭に浮かびますね、冷たい風・凍える手・白い息そして起毛。おでん・日本酒・こたつで傍らに起毛。師走の気配・近づくクリスマス・今年は忘年会できるかなと独り言で起毛。そう、起毛は冬の旬。

 

 

 

 

 

New arrival, 起毛コレクション

 

思わず着てしまいました。タノシー。引き続き御風邪などひかれませんよう引き続き感染対策に御留意頂きつつ、叶うのであればお気に入りの装いや品など身に着けて頂きつつ、少しでも多めに冬の日々をお楽しみ頂けましたら、その御協力を弊店が僅かでも出来ましたら引き続き幸いです。取り急ぎ明日12時お披露目の新作起毛コレクションのご報告でした。
 

 

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新作その2 / Diary1014
22.10.2021

新たに知り合った男性が無類の菓子好きで、年々食べる機会と気分が減っており甘いものは特に縁遠くなっている私にとって新鮮なNEW WAVEだったのですが、“甘いお菓子を食べたら塩っぱいお菓子も食べたくなるので、2つで1セットじゃないですか。”と当然のごたる常識のごたる体で話し始めたので、印象や認識は人によって異なるなと改めて強く思ったその瞬間。引き続き私の御提案や御推奨は私という極小世界のものであると御認識頂いたうえで、貴方様の印と認識にて捉えて頂けますようお願い申しあげます。
いやはや、2つで1セットじゃないですかと言った時の彼のテンションが忘れられません。北の反対は南じゃないですか、冬は寒いじゃないですか、そんなテンションでした。今度気が向いたら甘いお菓子と塩っぱいお菓子を2つで1セットとして買ってみます。

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

 

 


親愛というか敬愛というか、尊敬の対象です。Carol Christian Poell 氏。一着の服として向き合った時にまず捉えきれないので疑問に思い、その意図に気付いて驚愕し、それがスタイル性に与える影響に感嘆し、モードデザインとしてプロダクトとしてスタイルベクトルとしての真摯さに感動します。感動させてくれる服。本当に尊い。

 

 



良い意味で“THE”なムード。見ていて気持ち良いですね。
 

 



私は変なところでA型気質が出てしまいまして、例えば床平行や正中線などの正確性を求めてしまうので、その意味でこの一着は滅茶苦茶苦手です。フロントボタンの位置が正中線から向かって右側にズレた位置がプロダクトとしての正確な中央。なんですかそれ。それ以外にも色々とやばい2005年のクリエイション。

 

 



この一着で私の中のスポーツジャケットの概念が崩されました。いやはやまいった。スクラップアンドビルドですね。そもそもスポーツジャケットの形ですが骨格は完全かつ厳格なテーラードジャケットですので、騙されちゃいけませんぜ皆さん。1997年のクリエイション。

 

 

 

 

 



クラシックを軸足に、各所注がれるモードの解釈。ビッグメゾン Christian Dior らしい骨太で肉厚な存在感と説得力。Pure woolの着脱式ライナー及びカラーライナーが完備した喜ばしきデッドストックピースです。どうぞ貴方様が“始め”てくださいませ。

 

 



これは超セクシー。モードの世界を牽引していた Pierre Cardin 絶頂期のセブンティーズクリエイション。生地がシャツのごとし軽さですので、時期に応じて適宜インナーを御精査くださいませ。

 

 



貴方、なにもの?生地感風合い空気感的におおよそ50年代前後と推測されます。これだからアノニマスはたまりません。

 

 



樹脂系の素材を織り込んだ防水コットン、曲線美による華麗なオーヴァーサイズ、プリミティヴかつ自然体にエレガントなワークスタイル、ダブルジップの機能性、着脱式ライナーベストの着脱ボタンをデザインとして活用する感性、そしてそのライナーベストはなんと、、、!!!!
アルマーニ氏とヴェロニク女史が修行した敬愛なる Cerruti クリエイション。猛烈に“良い服”。

 

 

 

 

 




From 1993AW runway

 

 

お近くにお越しの際はお気軽にお立ち寄りくださいませ。また、ご興味頂ける何かございましたらお気軽にお問合せくださいませ。どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

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