Winter goods / Diary1024
10.12.2021

日用品、実用品、贅沢品。
料理をする時の包丁は日用品でそれを職人技術で見事な切れ味に仕上げた一本は実用品で、ある一定の金額以上は贅沢品になりますね。皆様それぞれのバランス感はいかがでしょうか。私は日常的にコーヒーを淹れるのでバックヤードに湯沸かし器を置いていますが、それは家電量販店の最安値の品にしまして事足りています。デスクにリボンやハサミを切ったりするために私物の十徳ナイフを置いていますが、それはジュエリーメーカーの品で私にとって相当な贅沢品で重厚感や形状感が本当にエレガントで無駄にニギニギするほどに気に入っています。大事なMYバディーの一つです。
 
さてさて日用品・実用品・贅沢品のバランスをどうするか。(そういえば私は左利きなので常にボールペンが書きにくいことをペン屋さん(パン屋さんじゃなくてPEN屋さんですよ)のスタッフに相談したら筆圧に左右されないとして万年筆を薦められたのですが、曰く約5万円までは予算を上げれば上げるほどに諸々が良くなるが、それ以上は金無垢をどこかに使っていたり彫りが凝っていたりと贅沢要素に成るとのことで、極めてなるほどと思った次第です。愛せるペンに出逢いたい方はご紹介させて頂きますのでお気軽にお申し付けくださいね。良いですよ、愛するペンって。)
 
しかしながら冬のグッズに関しては四季における限られた一部分において極めて日常的になりますし、寒さを防ぐという意味合いにおいてこれ以上の実用性はございませんし、贅沢をすることによって防寒性や有用性が高まったり何と言っても寿命が長かったりしますので、皆様方それぞれにおける“これ以上は贅沢”というボーダーを少し上げることを御検討頂いてもいかがかと存じます。良いものですよ、それを手に取る度に季節の変化を感じられて身に着けることを想像すると厳しい寒さですら少し楽しみになるWinter goodsって。

 

 

 

 

 




 

 

 

New arrival, Winter goods.

 

 

 



それこそ同じく新作のこちらも良質なWinter goods。軽くて暖かくて自然体に大人っぽいけど気取っておらず、鮮やかで華やかだけど穏やかで優しくで雨にも風にも強い一着って優秀です。

 

 

SURR 福留

03-5468-5966
[email protected]

 

 

PRADA Uomo runway creations / Diary1023
9.12.2021

多作多彩なミウッチャ女史の世界ですので、ランウェイピースしかりランウェイに密接に関わるピースだからスゴイだとかエライだとかは至極当然ございませんが、だからこその独特な空気感がありますのでそれをリアルクローズとする, 日常の味付けとして取り入れるというのもまた一興であることを頭と心の片隅にて御認識頂きたく、この度の新作にてお披露目させて頂きます。
 

 

 

1998AW padded silk
 

 

 

1999SS minimum tailored
 

 

 

1999AW padded wool
 

 

 

2008AW marine design
 

 

 

1998AW padded silk
 

 

 



私自身が純粋なPRADAマニアであるがゆえ、この度このようなことになってしまいました。お詫び申しあげます。福留と同じ個体なんて嫌だよという方が沢山居られることと存じますがこの2012AW sleeveless jacketに罪はありませんので、御容赦頂き純粋な一着として捉えて頂けましたら幸いです。しかしながら勝手言わせて頂くとこの生業においてMY FOV ワードローヴとここまでシンクロすることが無かったので(初めてかもしれません)嬉しい気持ちです。サイズ表記も一緒でした。

 

 

 

 

 

New arrival,PRADA Uomo runway creations

 

 

SURR 福留

03-5468-5966
[email protected]

 

 

Vintage PRADA / Diary1021
26.11.2021

この度の Diary に関してはずっと考えていました。まずどう書けば良いのか、まずどう書くべきなのか。しかしながらファッションを楽しむ一個人としての私的な思い入れがあまりにも強過ぎるためどう書いてもまとめられる気がせず、どう書くべきかも解りません。なので指の動くままに簡潔に記載したいと思います。
 
この生業において度々ご質問頂くことがあります、“好きなブランド/デザイナーは何/誰ですか?”と。私は少なくともここ10年ほどは一貫してこう答えてきました。“観るのは Yves Saint Laurent。着るのはPRADAです”と。
 

この度より新たなお取り扱い区分に Vintage PRADA を加えさせて頂きます。

 

1995AWより始動したミウッチャ・プラダ女史によるメンズのプレタポルテライン PRADA Uomo を“1995AW-1999AW”のピリオドと“2000s- ”のピリオドに分けて御提案致します。私は長らく自分が実際に着る範疇において私的に PRADA Uomo を見続け、収集してきました。SURRが始動した2014年の時点で必ずやいつかお取り扱いしようと、いつにしようかいつにしようかと思い巡らせ続けてきましたが、それがこのタイミングに。やはりトリガーはDE CHIRICOですねぇ。
SURRにおいて行動した様々や発言した様々において常に頭の片隅ないし真ん中に在ったのが PRADA UOMO 及び Vintage PRADA の存在でした。これは思い出すまでもなく常に意識してきたことです。

 

 

 

まずは明日11/27(土)より、ナイロンプロダクトを御披露目させて頂きます。









 
これらもまた自由気ままに捉えて頂きたい現代のリアルクローズとして御提案させて頂きますが、それに私の私的感情がたんまりと乗っかっている構図となりますが、引き続き皆様方におかれましては心の風が吹くままに御査収頂き機会ございましたら是非にと思います。

 

 

 

 

 

New propose,Vintage PRADA

明日11/27(土)より。

 

 

SURR 福留

03-5468-5966
[email protected]

 

 

1 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 442
Copyright © SURR All Rights Reserved