推し / Diary1392
3.4.2026

人には心の拠り所が必要である と私はかねてから強く思う。最近も推し活をされている方々と割合ゆっくり話す機会があったがその時も本当に良いなって思った。男性アイドルを推されていたんだけどキラキラ笑って楽しそうだし活力的だしで思わず“推しが居るって良いですね!”と素直に言ったら素直に“そうなんです!”って返してくれたりして、そんな時は男性アイドルにも女性アイドルにも推し活をしたことがない私は至極羨ましいと思わずにはいられず、心の拠り所がある彼女や彼らが輝いて視えて仕方がない。それは動物でも良いし身近な知人友人でも良いのだろう、心の拠り所って本当に必要。

って考えるとしいて言えば私はファッションデザイナーたちが推しの対象であったかもしれない、しいて言えばな範疇だけども。特に彼らの私服は昔から意識してきたし御客様との交流で何度もランウェイは一番最後にデザイナーが出てくるところが一番好き、もしくはパーソナルなインタビューの服装がとっても気になると口にしてきた。

色々なファッションデザイナーの私服を推してきたけれども一番長く心の先頭にいるのはニコラ・ジェスキエールかもしれない。現ルイ・ヴィトンのレディース・アーティスティックディレクターでその前にはバレンシアガのクリエイティブ・ディレクターとして長きにわたり活躍し、その一番最初のデザイン構想を新宿のホテルで仕上げたこともあって日本を愛する彼の私服は素晴らしく一貫しているのだ。

 

 

まず取り上げるべきはレザージャケットである。しかも短い丈でクラッシックでスタンダードなバランスが特に。“仕事しやすい→格好良い→好き”なのか“格好良い→仕事しやすい→好き”なのか、私は彼の姿を眼にすると前者のロジック流れを想像してしまうが真相は分からないし仮に合っていたとしても矢印は極めて点に近いだろう、と言うかそもそもそんな思考は必要ないかもしれない。私が年々腰くらいの丈の羽織を愛するようになったのはニコラがきっかけであることは言うまでもない。

 

 

そしてレザージャケット以上に欠かせないのがブラックのプレーンなパンツ、特にスラックス系統ではなくファイヴポケット系統の特にコットンパンツだ。太くもないし細くもない、ジーンズかもしれないしチノパンかもしれない、リーヴァイスかもしれないし自分のクリエイションかもしれない、古いかもしれないし新しいかもしれない。でもどれでも関係無いくらいプレーンを極めていて逆になんでも良い気がする、まぁもちろん何かは気になるけれど。でもなんか絶妙に徹底的に綺麗というか品があって、夜にふと“そういえばあのパンツスタイル格好良かったな”って思い出す感じの存在感で、でもこれに関しては間違いなく人柄に準拠しているけどちょっとくらいはプロダクトの力を借りても良いじゃあないかとこのヴィンテージ・フレンチリーヴァイスのブラック501を見ていると思える。これも心の拠り所だね。

 

 

 

 

New arrival early00s Armani Jeans leather jacket & 1993s French Levis black 501.

 

新作にあったこの二つを見ていたら彼の笑顔が浮かび上がってきた。個人インスタもやっているしヨーロッパではシンプルなスーパースターで画像もいっぱい出てくるからnicolasghesquiereで私の推しを是非沢山見てほしい。

 

そういえば推し活って昔からあった言葉?私は最近知ったけど。

 

 

SURR 福留

所有してから / Diary1391
2.4.2026

80〜90年代のValentinoで多用されていたペイズリー柄を再構築し、アートやサイケデリックの要素を感じさせるシャツと、80s Polo by Ralph Laurenのオーバーサイズのハンティングジャケット。 先日、こちらの2点をご試着されたお客様が「所有してからスタイリングを考えたくなるプロダクト」とおっしゃっており、まさにその通りだと感じました。 多くの場合、購入前にある程度のスタイリングをイメージするものですが、このシャツは圧倒的な存在感があり、ジャケットも明らかに大きめのシルエットですので、無理に着こなしを組み立てるよりも、実際に所有してから“しっくりくる瞬間”を見つけていく方が、より魅力を引き出せるのかもしれません。

 

 

 Valentinoは、「これこれ!」と直感的に気分が高まるようなプロダクトが多いと感じます。 中でも今回は、特に強く刺激されたものがありました。理由を言葉で説明するのは難しいのですが、純粋に惹かれる感覚が際立っていたように思います。

 

統一されているようでされていない。

 

表記はXLですが、その表記が当てにならないほどのオーバーサイズです。 170cm細身体型の私が着用すると袖はしっかりと隠れるほどの長さですが、生地は丈夫でありながら過度に硬さのあるものではなく、自然に体に沿って縦に落ちるため、着られている印象にはならず、このサイズ感をあえて楽しんでいるような、余裕のある佇まい。

 

サイズ感に伴い、ゲームポケットも非常に大容量で、PCや書籍、ドリンクまで一通り収納することができました。 ただし、入れすぎると重さで後方に引っ張られ、歩きづらさを感じるため、詰め込みすぎには注意です。 とはいえ、これだけの収納力があれば、バッグを持ち歩かなくても良いなと思いました。

 

何と合わせようって考える時間が楽しいと思います。

 

 

気になりましたら是非に。

 

 

SURR 古川

色々です / Diary1390
27.3.2026

ピュア“ロウシルク”ヘリンボーンのデザインテーラードジャケットという良い意味で突っ走りまくったChristian Dior Monsieur、さすがの素晴らしい迫力ですよ。都度“メンズのシルクアイテムある?”と問うことから極めて一部のコレクターにミスターシルクと呼ばれている私ですから純然たるメンズクリエイションでピュアシルクに出逢えると本当に嬉しいです、まぁ滅多にありませんけど。

 

 

色も濃いし生地もしっかりなので愛用した後の姿が楽しみ過ぎなフレンチリーヴァイス。そして何より80年代に生まれたプロダクトモデルなのでBIGラベルは存在しないにも関わらずBIGラベル付けちゃっているこの“なんだかな笑”感、好き。

 

 

デザイナーズアロハ的総柄シャツですが言うまでもなく花柄ではないし、って言うか何柄なんでしょうかヴァレンティノさん?私は勝手ながら即プライマルスクリームのScreamadelicaを思い出しました。

 

 

チノパンやらデニムやらスニーカーによるカジュアルSTYLEが印象的だった2004SS PRADA Uomoでしたから、この特出した創作性が素敵なマリアージュでした。グラデーション染色だけでなく点の刺繍を全体に施した実はだいぶとキテる一着です。

 

 

タフなコットン、背抜き、ミッドナイトブルーカラー、ゴールドメタルボタン。これもまた完璧なサマーブレザーです from 2001SS

 

 

見落としがちですがトム・フォードさんが選ぶプレーンなコットンの上質さによる凄みって穿くとやっぱり隠せません。ちょっと濃い目のサンドベージュにGucci流501的シルエットによる良い意味での普通感、良い。

 

 

日本の誇り。

 

 

弊店が密かに強く御推奨している近代ヴィンテージミリタリー。“古くない”からこそ辿り着けた結果論的プロダクトデザインとしての完成度には受け継がれ続けた存在ならではの歴史と経験値の裏付けによる叡智の結晶的説得力が宿ります。こちらのフレンチアーミーなんかまさしくその通りで、利便性と有用性は文字では伝えきれないし対面でも相当の時間を有します。

 

 

こちらはしっかりと古いミリタリープロダクトの名作の一つで同じく文字では伝えきれないし対面でも相当の時間を有する利便性と有用性ですが、プロダクトデザインとしての豊かさは写真一枚でもある程度伝えられるのではと思っています。マルチポケット、LOVE。

 

 

 

 

New arrivals

 

 

SURR 福留

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