三点と三着 / Diary1415
26.6.2026

New Vintage Hermes Wallet,Charvet shirt & Gucci shirt

 

形態柄、度々問うて頂くのが入荷のペースでして設立以降一貫して毎週何かしらの新作が、と答えてきました。新しいクリエイションを御提案する形態ならば作り手側からの提案が御披露目の機になることが多いと思いますが我々ヴィンテージを御提案する形態であればヨーロッパ各所に足を運ぶ買い付けの旅順と現地のコレクターとの密なやり取りによる空輸の二本槍によってフレキシブルなセレクションが叶うのでジャケット十着の時もあればセーター二十着の時もあればシューズ一足の時もあったりと、その不安定さが逆に面白みであるとヴィンテージショップの真髄の一つで思っているものの、財布三点とサマーシャツ三着というのは流石に不可思議な組み合わせというか癖な食い合わせだと思うのですがその機であり気分だったので致し方無し。

 

金運うんぬんやら気付いたら日本でも挙げられるような一粒何とやらにはほとんど興味がない人生を歩んできたものの、流石にフレッシュでないと選びにくいし背中も押しかねるということで様々なヴィンテージの区分においてもセレクション難易度が高い一つである財布とあって、弊店では四年ぶりとなります。財布に限らずヴィンテージじゃなきゃいけないというプロダクトではありませんが財布に限らずヴィンテージならではのデザイン個性と吸引力が一部においてあるのは確かで、“全人類の全要望に可能な限り応えたい”で御馴染み(そんなフィロソフィーはありません、私が勝手にそういう姿勢だと思い込んでいるだけです)とあってヴィンテージ年代においても2026年の実用性をしっかりと満たしてくれていて、かつプロダクトデザインとして長けている、この稀有な水準はHermesだけではと切に思う今日この頃です。凛々しい長財布(コインポケット付きでサイコー)と優しい折り畳み財布(これもコインポケット付きでマルチ収納でサイコー)とリンゴコインケース(ただただサイコー)の三種となりますので機会ございましたら宜しくお願い致します。

 

“我々がわざわざ御提案するのもおこがましいですが…”と前置きしたあの日からドンドンとセレクションが難しくなり店頭に無いことがほとんどになってだいぶと経ちまして、事実今期これが初めてとなりますヴィンテージCharvetの御提案ですが、そのうちの一つが特に稀有な半袖となってくれたことはシンプルに喜ぼうと思います。わざわざ御提案するのもおこがましいのと同じくわざわざ挙げるのも野暮ですが、世界最高峰のシャツとされる所以を実感させる丁寧で贅沢で一種のロストテクノロジーな各所はいつの時代も確かに輝きますね。もう一度言いますが半袖はただただ嬉しい。90年代トム・フォードによるGucciの半袖も同じく嬉しい、サマーSTYLEでリゾートLIKEでもあるけど凛としててファッションの味が濃くて格好良さのベクトルが濃いって夏場は本当に助かるし頼もしいですよね。気が向いたら裸にいかがですか?って特に言いたくなっちゃいます、トム・フォードによるちょっとドレスな半袖シャツって。

 

ということで三点と三着でした。

 

 

SURR 福留

夏の,真夏の羽織り / Diary1414
19.6.2026

最低限の芯による軽量化とコットン98%×ライクラ2%による特出した柔軟性によるテーラードジャケットの体ながらカーディガンと同義な快適さ、だけど様式はテーラードジャケットだからしっかりとファッションの香りがするし綺麗な印象だし時と場合によってはきっちりと魅せられるのは、うん嬉しかったり助かるよね。

 

 

これはピュアサマーウールのセミシアーな清涼感で裏地構築は完全にゼロだからよりカーディガンに近しいプロダクトバランスだけどちゃんとジャケット、ちゃんとテーラードジャケットとして通用する絶妙な着地点かつ首元までボタンがあるからカバーオール,それこそお国柄なフレンチワーク風に着こなせる振り幅が楽しいったら有難いったらない名作。

お陰様でサマージャケットをお召しになられる方が徐々に増えられている印象を抱きますがまだまだ、まだまだ足りませぬ。もっと楽しみましょうぞ夏の,真夏の羽織り  と言っておきながらも諸々の兼ね合いによるヴィンテージとしての生存確率の低さゆえに御提案の個体数が限られ、それは往々にして出逢いの運というよりも単純明快な総数なので“あの年は多かった・この年は少なかった”的なヴィンテージあるあるが通じず、結局のところずっとあんまり出逢えない=御提案が限られているというのが実情ゆえにもどかしい限り悔しい限り。夏を感じさせる季節体感が長くなっている昨今は特に重要な存在なのに夏の,真夏の羽織り、先のカーディガンと同じく。

 

 

 

 

 

2000s&2001s Hermes homme Summer Jacket

 

より研ぎ澄まされたシャープでミニマムなスタイル性に移行する直前のクラッシックな紳士服世界観を軸とした一層に不変的な設計によるHermes hommeのニットLIKEなサマージャケットには25年と26年を経てもなお隅から隅まで男性のための軽快で清涼な幸せが詰まっています。2000年最初頭にはまだスマートフォンが存在しておらず日本国内でようやく携帯電話でテレビが見られるようになった頃で生活様式は今とだいぶ異なりますが夏を快適に楽しく過ごすために必要な羽織としての要素性はほとんど変わりないように思います。

そして服を見に行く・選ぶという感覚もことSURRの店頭においては2000年初頭とほとんど変わりませんので、引き続きじっくりとゆっくりと向き合って選ぶ選ばないは別として楽しんで頂きたいし私も楽しみたい  よね。

 

 

SURR 福留

春の夏のニットの羽織り / Diary1413
17.6.2026

どうもこんにちは、ミスターカーディガンです。先日大好きなお墓参りに行ったのですがちょうど晴れていなくて暑くなくてでのんびり過ごすにはうってつけの好天に恵まれたこともあってついでに海に立ち寄ったのですが、可能な限り手ぶらで荷物を持つとしても最低限で可能な限り身軽が信条なのでインナーの替えを持たずにコットンニットジッパージャケットを羽織って行ったところ案の定それなりに濡れて乾かなかったのでインナーゼロ+コットンニットジッパージャケットのみで帰路に着きました。そう、ミスターの称号を有する私くらいになるとニットジャケットも時にトップスに成ります。

それこそジッパーだったらスライダーの位置次第で自由自在、ボタンのニットシャツがトップスならばジッパーだってトップスじゃあないかってなもんでいつからかそう思うようになり、いわゆるなカーディガンも羽織りというプロダクトであると同時にトップスという意識が加わりまして、まぁ流石に首元が大きく開き過ぎているのでインナーをゼロにはしませんが肌着だったりライトなトップスをインすることでカーディガンを脱がない前提のスタイルが完成するといったところで二度美味しいったら有益ったらありません。

 

楽しまれていますか?春の夏のニットの羽織り。素材感や清涼感ゆえに秋や冬向けの個体に比べるとどうしてもフラジャイルになりがちで目指せヴィンテージニット専門店の弊店的ですがなかなかどうして御提案の機を掴めないのが悔しい限り。でもやっぱり美味しいし有益だし楽しいですよ、プロダクトとしての特性を理解すれば夏も無理なく着られますから。やはりこの時期になると御客様方から“逆に夏の格好って難易度高い”的なお話をよく聞きますし私もそれは感じます色々な意味合いで難易度高いなって、だから無理なく着られる羽織りって嬉しいよ。

 

 

 

 

 

Summer Knit Jacket

 

良い意味でファッション的な癖ゼロなロロピアーナのコットンシルク、大人のジャージと言わんばかりなmaloのピュアカシミア、そして既にONLINE掲載済みのGucci by Tom Fordピュアロウシルク。弊店感覚的にはかなり稀有な面々です。

 

 

SURR 福留

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