とスカーフを巻く そんな御提案が今週の新作群。
ズバリいかがでしょうか、メンズスカーフSTYLE。馴染みございますかございませんか?難しく感じますか感じませんか?私は10年弱くらいだいぶとしっかり楽しませて頂いておりましてスカーフあるあるで1枚では終わっていないのですが、ヨーロピアンカルチャーと触れ合い続けてきたおかげで素直に素敵だし楽しいと思えているものの、どうなんでしょう御人によっては馴染みがなくて難しいし平たく言えば小洒落過ぎていて苦手なんて印象を抱かれている方もおられるのではないでしょうか、どうでしょうか。いなければそれで嬉しいものです。さりとて街をふと見渡して巻いている男性を見かける一日と見かけない一日で言えば後者に軍配が挙がるのではないかというのが楽しんでいる私も思うこと。
私はもうずっと複雑なファッションの着方をしておらず、着る+着るで終わりないし着る+着る+羽織るで終わりといった至極簡単な(これに関しては時おり“曲がりなりにも洋服に携わるものにも関わらず、こんなにも洒落てなくて良いのだろうか”と自問自答しますが、なんだかんだで自分らしくいることも時にこの生業において重要なので現状維持です)(ちなみに今日は至極普通のシャツ+ブルージーンズで終わり。靴下も肌着も無し)スタイルしかしていないので、首にちょこんとスカーフはこんな自分でも少しは洒落られているのではないかと少しだけ強めに胸が張れるし,そもそもファッションの飾りとして抜群に好きだし楽しいし,首に巻くことでシャツや羽織りの首元内側が汚れなくて済むし,汗吸ってくれるし,何より可愛いあの子が泣いている時に最後の手段としてハンカチ替わりに差し出すことができるので大変に大変に重宝しています。最後の機会は幸いまだ訪れていないけど、あの子が悲しまずにいられて本当に良かった。でももしもの時になんとか出来るってとっても重要だと思いません?私は曲がりなりにも社会に属すことで、そして何より買付けの旅順で各地に行くことでそれを強く思いました。なんとか出来る・なんとかする自分でいるって、物凄く大切。
今回はMY FAVで御提案ということでCarreの中でも45cm弱四方サイズのGavrocheのみとしました。90cmのCarreでも言うまでもなく楽しいのですが、個人的に様々な服の着方をしなくなったこともあって巻き方も一辺倒になりましたのでGavrocheで充分と言うかなんなら綺麗にまとまってくれて綺麗に収まるのでちょうど良い。おそらくは首が太い方に属するであろう私でも滞りなく巻けますしもっと余られる方もおられると思いますがその場合はノーマルな畳み方だけでなくもう一つのアレンジ方法を御提案させて頂きます、これは毎度お馴染み御客様が素敵で即真似っ子パターンです。だってやたら格好良いやつだなーと思ったら親愛なる彼女の元で働くメゾンメンバーだったんだもーん、納得過ぎー。
New 80-90s Hermes Carre Gavroche Selection
と言うことで既にお楽しみの方々も“おっこの系統はないぞ”みたいな一枚が有られましたら幸いですし、まだ首にちょこんとしておられない方で御興味頂ける方がおられましたら是非に。ちなみにスカーフこそ好みが反映される分野はないのではないかと常々思います、だって十枚以上ありますが全て異なる方向性に向けて良いんですもの。あとなんか伝えたいことあったかな、あった気がするけどまぁいいか。ちなみに私のメンテナンス方法は“水で洗う”です、そりゃもうザブザブと。これに関しては毎度お世話になっている親愛なる職人のお客様からこれ以上信頼できる情報はないぞって言質を取ったがゆえです。お陰様で私の首元はいつも清潔で有難い限りですし、何より徐々に風合いが変化していてそれがまた好きなんだよね。
SURR 福留
△
色は淡いイエローベージュに、控えめなチェック柄で、素材はリネン・ウール・ナイロン混で軽さ・通気性・耐久性が備わった、柔らかく肌に馴染むエルメスのサマージャケット。
実はこのジャケット2WAY仕様で、一つ目はトップボタンを閉めたスタイルで、ボタンを上まで留めると首元の印象が引き締まり、リネンの素材が際立つ。
もう一つは、襟を開いたラペルスタイルで、肩の力が抜けた印象を与えるが、どこか洗練された雰囲気がある。ネックタグの”MADE IN ITALY”がさりげなくも確かな品の証。
サイズ表記は48で、細身な私からしたらやや大きめかと思ったのですが、オーバーサイズほど主張しない、けれどジャストでもない。「着せられてる」感はなく、「着こなしてる」感が自然と滲む、そんな絶妙なサイズバランス。インディゴのデニムパンツに合わせましたが、もう少し気温が上がれば、ショーツサンダルのサマースタイルで。肌寒くなれば、上からロングコートを羽織りたいです。春夏秋冬使える万能なジャケットなんて何着あってもいいですよね、しかもエルメスでそれが叶うなんて最高です。
少しでも気になられたら是非に。
SURR 古川
△
6/17,18,19と東京は猛烈な気温でしたね。夏は夏に夏として旬を楽しむ派なのでショーツもサンダルも7月くらいまでは控えさせる(aka我慢する)つもりでしたが猛暑日だったので流石に解禁しました(アロハは辛うじて死守)ので猛烈な気温でしたがそれはそれで楽しかったです。でも流石に暑かった、徐々に暑くなって<フェイズ1:長袖から半袖に>, <フェイズ2:ショーツにサンダルに>, <フェイズ3:そして猛暑になったら逆に肌を出しておくと焼かれてしんどいから逆に長袖や羽織り>という流れを想定していたのですが予想外にいきなりフェイズ3で肌がジリジリでしたから、逆に積極的に羽織れましたよサマージャケットプロダクト。あの気候でも半袖は逆に凄いです、というか日焼け止め塗ってるんですかね皆さん?私これまで一度も日焼け止め塗ったことないからなんか良いのあったら教えてくれません?
ということで真夏の羽織り、逆に旬な羽織りです。Armani JeansのLevis-styleリネンジャケット,Valentino JeansのWork-style裏地無しコットンジャケット,Giorgio Armaniのヴィスコースリネンサマーテーラードジャケット,PRADA Uomoのライトナイロンフーディージャケット,そしてGianni Versaceのリネンハーフコート。いずれも真夏にも羽織って頂ける,真夏だから羽織りたい,真夏だから羽織るべき(肌痛い痛いだから)プロダクトであり、茹だるような暑さにうんざりしちゃうけどこういうのがあったら夏もまぁ悪くないかな,夏も少しは楽しくなるかなプロダクトですので重複しますが弊店としては逆に旬です。
New Vintage 真夏の羽織り
2024年度の都内猛暑日は22日だったそうなので、もしかしたら今年はあと20回ほど耐えれば夏が終わってくれる かもかもしれないですね。一ミリも期待はしませんがそうかもしれないと思ったら少しは気が楽になるというか乗り切れる気がすると言うか。引き続き夏が好きな方々は夏が来たねー暑いけどなんだかんだで気持ち良いしアレやコレやのお気に入りファッションプロダクトも着れるしで楽しんで頂いて、夏が好きじゃない・夏が方々は少しでも好きに得意になれるようなサマープロダクトに出逢えますように。何より皆様方が平和で穏やかで安全な夏を楽しめますように。
SURR 福留
△