
二十四節気の雨水を越えて啓蟄の季節となり雪解けから鳥や虫たちが春のために動き始めたので日中だいぶと暖かくなってきてSURRでもやはり一年を通じて特に心地良いと思わずにはいられない窓大全開期がやってきましたが、となるとイコール花粉の季節。ということで今年も店頭でお辛かったりされましたらお気軽にお申しつけ下さいませね、即座に閉めますので窓。
ものぐさであり諸々を削る方が心身に合うので着る服も減らせるにこしたことはないタイプのためふと暖かったりすると嬉しくなってアウターを排除したくなるのですが、往々にして帰り道で凍えるはめになるのでまだまだ我慢。3月初旬の15℃前後は陽がないなどの条件と時間帯によってはシンプルな冬の体感でシンプルに風邪ひいちゃいますから、まぁ皆さまは大丈夫かと思いますが一応お気をつけくださいませね。でもやっぱりアウターを排除したくなるんだよなぁーって言うか大好きなセーターONLYのすっきりスタイルがしたいんだよなー早く。だから条件が整った日差しの心地良い日中のSURRとか本当に最高なのよ、窓大全開でも寒くなくてセーターONLYで超気持ち良くってさ。
嬉しいなぁ、スプリングニット。

好きだなぁ、レザーエルボーパッチ。

好きだなぁ、サドルスリーヴ。

特に古い個体だなぁ、ざっくりボンバーシルエット。

歴代一位だろうなぁ、このMissoni Sport。

マジ稀有過ぎるなぁ、ピュアカシミアジッパーフーディーって。

美しい時代だよなぁ、ほぼ見えないロゴ。

これぞだよなぁ、最初期クリエイション。

New Vintage Makers & Designers Spring Knit Selection
今年はトップクオリティメーカーだけでなく結果的にデザイナーズプロダクトもしっかりと揃えることができましたので個人的には良い意味で褒め言葉として変な個体が様々あって嬉しいです。スプリングカシミア,カシミアシルク,カシミアコットン,メリノウール,ピュアコットンなどなど、引き続き“え、春にセーター着るの?”や“春にウールとかカシミア?”という御方もおられることと思いますが、引き続き曇り無き目にて“ええ!是非に”とお答えさせてください。次のフェイズはサマーセーターですがそれはまだまだ先になりますので引き続きその時々の旬を楽しみましょうぞ。
SURR 福留
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トーマス・マイヤーによるBottega Venetaの説明は過去のDiaryで触れていますので、今回は割愛します。 最近は暖かい日が続いていますね、春は例年通りシャツを多用することになりそうだな、と感じています。 シャツは着たいけれど、去年とは少し違うアプローチが欲しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、コットン×シルクのシャツジャケットをご紹介します。




New 2008SS Bottega Veneta by Tomas Maier Cotton-Silk shirt jacket
シルク100%ですと、どうしても少し気を遣ってしまう部分があるかと思いますが、コットンがブレンドされることで程よく耐久性が増し、よりデイリーに取り入れていただきやすいかと思います。 また、シャツジャケットという位置付けですので、シャツとしてはもちろん、ライトアウターとしてもお使いいただけますし、季節の変わり目にさっと羽織れる一枚として、重宝していただけると思います。

新しいアプローチをお探しの方は是非に
SURR 古川
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スーツスタイルでヴィンテージやアンティークを取り扱いというコンセプトを休止し勉強しようとカジュアルと向き合い、それまで私的に好きだったものの仕事では一切穿いていなかったジーンズを穿いてSURRに居るようになってから数年経ちますが、今私は自分でも信じられないほどにヨーロピアン・ヴィンテージリーヴァイスにどハマりしています、なんなんだ というくらい。トリガーは元々いつか欲しいなと長年薄ぼんやりと思っていたものの特段積極的に探すというわけではなく、でもふとした機会に出逢えたフレンチリーヴァイスのブラックジーンズ。よしよし目的達成、はてさてどれくらいのワードローヴになるかな?と気楽に向き合ってみたらまぁ大変、今では週のほとんど登場するメインメンバーになってしまいました。
私はかねてよりヴィンテージリーヴァイスのジーンズと例えばバブアーのINETRNATIONALとかフレンチワークジャケットとかヴィンテージレザージャケットとかを絶対に組み合わせなかったんです。理由は自分にとってそれらの属性が同じオリジンヴィンテージで、言ってしまえばリーヴァイスのデニムジャケット×リーヴァイスのジーンズや上下Hermes hommeみたいなもので世界観が同じもの同士のセットアップという組み合わせを自分自身では頑なにしたくなかったから、昔からずぅっと。でもフレンチリーヴァイスのブラックジーンズはバブアーともフレンチワークともレザージャケットとも無理なく組み合わせることができました、何故ならヴィンテージリーヴァイスであるもののどこかフレンチ特有のファッションの香り,自然体な御洒落感が漂ってくれるから。正直に言って何がどう違うのかを仔細知らないので滅茶苦茶に着まくった野生の勘みたいなものなのですが、しかしながらMADE IN FRANCEと刻まれているのは事実だし糸も染料もパターンも本国MADE IN USAのそれと同じかというと違うはず。その点がこれまでの私の見識を優しく力強く覆してくれ、ファッションの楽しさをアップデートしてくれたのです。
ということで例によってヨーロッパ各地のコレクターに協力を仰ぎ例によってひっそりとヨーロピアン・ヴィンテージリーヴァイスをセレクションしましたので御興味頂けましたら宜しくお願い致します。
ちなみにヨーロピアン・ヴィンテージリーヴァイスと言っても本国MADE IN USA企画をヨーロッパ目線で踏襲したクリエイションと、それらを踏襲しないゼロベースからのクリエイションがあるのですが、後者は数えられるくらいながらこれまでに弊店でも御提案してきました。今回のセレクションにも幸運ながら二着のみあるのですが変で最高なんだ、これがまた。





競合他社のアチラ宜しくなワークカルチャー感満載のハーフコートカバーオール設計のこちらは明らかなるライトオンスの生地にヨーロピアンオリジナルの設計や意匠と本国のパーツが入り混じる良い意味でカオティックな世界観。これらは後のLevis RedやMADE&CRAFTEDの母体でして、その時代になるとパーツなども本国と区分けされるのでこの混沌感とユニーク感はマッチングはこのクリエイション背景,この時代ならでは、私はなぜだか愛らしさを色濃く感じてしまいます。このプロダクトデザインとして明らかなる本国との差異は多角的な近代リーヴァイスなら理解できますがこちらはしっかりとヴィンテージな1982SSクリエイション、楽しい。シルエットやスタイルも当然ながら既存のヴィンテージリーヴァイスと全然違くてファッションの風が吹きます。





はい出ました何これー。上のは創造的ながらデニム素材なので合点が行きますがこれはピケだしシャツにしてはジャケットとコートの中間みたいな不可思議なプロダクトバランスだし裾のロゴはLとVとUだけなんかデカいし1997AWコレクションって言われてもーって感じでもう“ゼロベースのヨーロピアンリーヴァイスです”とかうんぬん抜きにして単純に面白い、そしてただ癖と個性があるのではなくファッションの在り方としてしっかり成り立っている、だから単純に格好良い。こういう優れたヴィンテージプロダクトには本当に癒されます、あとシンプルにホワイトトーンのピケがめっちゃ好きなんです私は。あとXLサイズ表記ってのも幸運なんだろうなぁ、オーセンティックブランド特有の素直なサイズバランスなので単純に大きいんですよね、それが良き。

New 1982SS&1996AW Italy Creation Levis
引き続き面白いヴィンテージを通じて2026年のカジュアルを楽しみましょう。
SURR 福留
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