まだまだ羽織りたくない? / Diary1300
9.5.2025

サマースタイルも好きだしやっぱり身軽は気軽だし、ついつい楽ちんなスタイルを選んでしまう気持ちも分かるけど私は初夏の格好はより夏らしくなってから,真夏の格好はもちろん真夏になってからと食材や風物と同じように旬を心がけていますし、そもそもにおいて徹底的に普通の着方(これは私の感覚における“普通”なのでちょっとおかしな物言いだけど)が好きなので何かを羽織っているスタイルと言うか着方と言うか組み合わせが好きなので、5月初旬なんかはまだまだ全然羽織りたい。ねぇ、まだまだ羽織りたくない?

 

 

例えばシャツみたいに軽いコットン,正確には17%のナイロンと10%のレジン(樹脂)が混紡されているので普通のコットンより変な感じ、で裏地が無くて2ndジャケットデザインにサイドポケットもプラスした感性ビンビンでマーヴェルみたいな胸元ロゴデザインがなんともキュートな1995SSのイタリークリエイションLevisとか、

 

 

背抜きでピュアリネンで大人なグレーで大人しいように見せかけて鋭いファッションとしての鋭さを感じざるを得ないブルーとイエローの線が全体を覆った、仕立て文化においてスタンダードなスタイルバランスにさりげなく注入されたヴァレンティノ先生のスタイル美学が堪らないテーラードジャケットとか、

 

 

c

普通くらいの生地感のTHEなデニムジャケットとか、

 

 

トロトロの鹿革かつ裏地ゼロかつ裏に千鳥格子紋様を全面プリントというクレイジー過ぎる感性にAー1スタイルの王道感と老舗メゾンの美意識が光りまくる80s Yves Saint Laurent Hommeのオーヴァーサイズボンバーとか、

俺は全然羽織りたい、羽織って楽しみたい。コットンセーターとか暑かったら半袖ニットとかポロシャツとかの上に。

 

 

 

 

New まだまだ羽織りたい Selection

 

他にも新作御披露目しているシャツセレクション第二弾とかジーンズセレクションとかドレスシューズに併せましてまだまだ楽しい旬真っ盛りな羽織りを四点のみではありますが。機会ございましたら是非に。

 

 

SURR 福留

 

 

SIX / Diary1299
2.5.2025

桃色のライトコットン、

 

 

鶯色のシルクリネン、

 

 

卵色のリネン、

 

 

青磁色のシルクリネン、

 

 

群青色のリネン、

 

 

そして蜜柑色のライトコットン。

 

 

和装文化のごとく繊細で絶妙で微細なカラートーンにて構築された六本は一人の紳士が自身のためにARNYSに依頼したパーソナルオーダーピース。ゆえに一貫したスタイルバランスと統一性のある素材感と共に不揃いのディティール構築と多彩な色彩個性をお選び頂けることとなりました。ちなみに全て真夏も御提案できる純真無垢なドレス・サマートラウザーです。

 

 

 

 

 

New 90s ARNYS dress summer trouser selection

 

黄金週間特有のハッピー感を漂わせたいなと思った時にまず御披露目したいと頭に挙がったのでこのセレクションでした。一昨年にもARNYSトラウザーのセレクションに成功したのですがカジュアルベクトルが多かったので今回はまた一味異なる心持ち。個人的にARNYSの魅力としてまず思うのは独自性に満ち溢れた色遣いなので、今回のなんとも言えないいずれも顕著に美しく場合によっては毒になるくらい強烈な六本の色彩個性はとってもとってもお気に入り。

 

 

SURR 福留

Green / Diary1298
1.5.2025

今年の二月にヴィンテージデニムを御披露目した際にも若干緑を感じさせる緑とグレーの中間のようななんとも言えない(JIS慣用色名ではオリーヴドラブが一番的確でした)一本があったのですがこれで確定です、“Armani Jeansはヴィンテージ年代において緑色のジーンズをつくっていた” という事が。なんですか緑のジーンズって、控えめに言って超絶に最高ですよ。私は見たことありませんね、そういえばいつからかイギリス軍のとあるプロダクトに対してグリーンデニムって言葉が用いられるようになっていますが個人的にはそんなに緑味感じないし、これなんて完全に緑ですから穿いてる足一瞬見たらアレ?軍パンかな?って錯覚できるくらい緑ですからね。二月のそれは“緑を感じさせるジーンズ”でしたがこれは完全に“緑のジーンズ”です。

純イタリークリエイションならではのちょっと荒さを感じる質感としっかりとしたヴィンテージ年代ならではの風合いと良い意味でジーンズとしてプレーンな構築にしっかりに調和する緑という個性、もう一度言いますが控えめに言って超絶最高です。この時代から既にジーンズはジーンズでも“ファッションデザイナーが手がけるジーンズ”という立ち位置ですので明らかなる圧倒的なる作為的なシルエットバランスが特性であり魅力でして、端的に申しあげるとコンパクトな腰回りの構築とそれゆえに起点がしっかりと太いにも関わらずスッキリとシャープなレッグラインが特徴なのですが、そのおかげでスタンダードでプレーンにも関わらず洗練された自然体に綺麗なシルエットを描いてくれるものの、そのおかげで表記サイズよりも実寸値が二インチほど余裕で小さいという“これぞデザイナーズクリエイション!”と膝を叩きたくなるような我儘プロダクトに仕上がってくれていて、初めは“え…30表記なのに実寸が28インチくらいじゃないか”というサプライズプレゼントを否が応にも受け取らざるを得ないのですが、その我儘こそファッションデザイナーの業ですから弊店はそれも含めて惹かれていますし心から御薦めですのでなんら問題はございません。が、36サイズ表記という現実的なサイズ表記は嬉しい限り、余裕でポケットに手を突っ込めるぜなゆったりとした穿き方がまた素敵ですから。

 

 

 

 

New 80s Armani Jeans green jeans

 

正直に申しあげまして出逢った翌日に我慢できず数時間穿きました@ローマ、ブラウンブーツとのカラーコントラストがまた素敵でぇ…正直に言ったので許してくださいね。ちなみに私は身長的にも骨格的にもワンサイズ以上大きかったのでちゃんと我慢できましたがもしそうじゃなかったら、

この話はこれ以上はやめておきましょう。

 

 

SURR 福留

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