一日一善 / Diary1282
31.1.2025

こんなMIXカラー見たことない。

 

 

大人のゆとりのグレー。

 

 

最上質カシミアでこんな個体個性見たことがない。

 

 

私がまだ辿り着けていないブラックカシミア。

 

 

これからも“ヴィンテージ”ブルネロ・クチネリという区分は浸透しないんだろうなぁしなくて構わないけど。

 

 

タートルネックなんて嬉し過ぎ。

 

 

Hermes以外でデザイナーズヴィンテージのピュアカシミアセーターって私初めて。

 

 

“これぞ”

 

 

可愛いフランス製。

 

 

こんなボタンもあるんですねぇ。

 

 

どこかの誰かの手作り。

 

 

はてさて、2025年もSURRのヴィンテージニットセレクションをどうぞ宜しくお願い致しますと言ったところではあるものの、正直に申しあげまして前回の買い付け旅順にて相当に,目が眩んでドキドキが止まらない程,ある程度の計画を白紙に戻さざるを得ないほどに,緊急事態的な電話をかけなくてはいけないほどに喜ばしい大量の弊店にとっては垂涎のヴィンテージニットの数々と出逢うことができましたのでここ数ヶ月で弊店にとってはかなりのボリュームを御提案することが叶っており、かつそれらのほぼ全てを大変に有難いことに様々な御客様方に御認め頂けたことで今回も17着という芳醇な振り幅を御提案するに至ったのですが、紛れもなく勝負(最近買い付けの旅順でのヴィンテージとの出会い=ハンティングという感覚が強まっています)は時の運ですので2025年も数回赴くであろう旅順でどんな面々と出逢えるかは分かりませんし考えても仕方ありません。前回のように目が眩むような面々に出逢えるかもしれないし全く出逢えないかもしれませんが、考えるのと願うのは別なので電車で座ったとしたら手元の機械の板を眺めるのではなく席を譲るべき人はいないか周りを見渡したり階段の前でベビーカーを押した人が逡巡していないか見渡したり道端で困った人がいた時に突然声をかけても怖がらせないよう常に喉を潤したりと可能な限り一日一善に努め、次の旅順でも可能な限り沢山の弊店にとって垂涎のヴィンテージニットに出逢えるよう私は願います。

 

 

 

 

 

New Vintage Knit Selection

 

でも一先ずは目の前にあるこれらを介した皆様方との交流を心から楽しむつもりです。

 

 

SURR 福留

今期最後のウインターコート / Diary1281
24.1.2025

特に決めていませんがそんな気分。未定ですが多分そう、きっとこの三着のコートが2024AWシーズンにおける最後のウインターコートになると思います。まぁそのうち一着は春でも全然通用するけど、そもそもにおいてシーズンの区切りもはっきりとはないけど、数年前はSS/AW立ち上がりを設けていたもののそういったいわゆるな服屋概念を一旦置いとくようになって数年経つけど、これからより寒くなりそうだけど。とにかくまぁ気分的なものですねいつも通り。

 

 

 

 

 

親愛なるヴェロニクさんの敬愛なるホースライディングSTYLE、2000年初頭時代の傑作の一つですね。袖のシームにレザーを添わせるパイピングデザインに辿り着いた時どんな気分だったんだどうなぁヴァロニクさん、ふふん流石私ってば くらいな感じだったんだろうか。自分だったらあまりの力作具合に動揺して親に電話しちゃうかもしれません。

 

 

1998AWのPRADA Uomo、以前に御提案した個体と同プロダクトですが前回がブラックなのに対してこちらは深緑(これがまた本当に絶妙な美しさなんだ本当に、あとカメラのレンズで全然正しく捉えられないんだ本当に)なのでまた印象が異なりますね。この年間で一貫して同一の世界観を表現した1998年、SSランウェイもAWランウェイも本当に傑作、私は彼女の全クリエイションでTOP3に入ります1998YEAR。ちなみにこれが無理せず春も御提案できるコートです

 

 

怪 物 襲 来。

 

 

 

 

New 3 Winter Coat

 

もう一回言いますけどこれから寒くなるっぽいですからね、引き続き油断しちゃだめですよ本当。風邪もインフルエンザも流行ってるし、朝晩なんか思いっきり冷えますからね。昨晩油断して半袖で寝たせいでバッチリ若干風邪気味な福留との約束ですよ。

 

 

SURR 福留

趣味はありますか? / Diary1280
17.1.2025

今年の仕事初めに掃除している時、自分の不注意で花瓶を割ってしまい“オイオイ俺よ年始早々…”と意気消沈しながら御馴染みの花茂(今年もお世話になります)に行ったところ思い描いていた花瓶はなかったので半ば“これでいいか…”のテンションで選んだ直後に素敵過ぎる御陵松を見つけて、いざ店に戻ってそれらを生けてみたら素敵過ぎるほどに素敵で何なら思い描いていた花瓶よりもよっぽどSURRの空間に合っていて“こうなる運命だったのだ”と開き直れるほど嬉しかったおかげで、これまで好きではあったもののどちらかと言えば道具寄りに捉えていた花器という存在が一気に楽しくなりまして、オイオイこりゃ集めたいぞという気持ちがムクムクと大きくなっています。なんというかちょっとした趣味というか花器集め、密やかに楽しんでそれらでひっそりと店を飾って然るべきタイミングでドライフラワーにして引き続き御迷惑でない御客様方にラッピングしようかと思います。今は名を知らない花束をドライ中なのですが、これが全然乾かないったら乾かない。

以上、これまでの人生で趣味っていう趣味がほとんどない侘しい福留でした。

 

 

 

 

 

はてさて、2025年は何着の70年代中期〜80年代初頭の最初期Giorgio Armaniと出逢えるでしょうか。こちらは80年代初頭頃の一着で、ウール&カシミア素材でありながらハーフライニング仕様かつほぼゼロに感じられるほど薄いショルダーパット構築という、最初期ピリオドのしっかりとしたヴィンテージ年代でありながら色々と悟っている天才ならではの一着です。

 

 

本国展開品でもライト企画の他国展開品でもない、後々のハイクオリティなモード目線に繋がるイタリーデザインチームのヴィンテージリーバイス。弊店でもここ数年で数点のみ御提案致しておりますがこちらはオーヴァーサイズのフェイクムートンフーディージャケットで1995AWクリエイション。これも最っ高。

 

 

80年代ヴェルサーチェによるタック構築のピケトラウザーで裾が未処理の未使用品。これは欲しいなぁ…

 

 

SURRのメンバーとして長年御提案を続けることで年々好きが強まり(往々にして御試着くださる・御認めくださる皆様方が素敵だったからという、御客様からの如実な影響によるもの)、去年ついにMY自分が着る目線でのBESTブランドの殿堂入りを果たしたヴィンテージヴァレンティノ、以降これまで殿堂入りしてきたHermes hommeやPRADA UomoやBrunello Cucinelliと自分の中で肩を並べる存在になってくれて本当に嬉しい限りですが、日本国内だとこの“本物の”メンズクリエイションのヴィンテージに出逢う機会がないのが唯一の悩み。こちらは構築的バーシティージャケット、ワクワクが止まりません。

 

 

首に巻いて良し,肩に掛けて良し,膝に乗せて良し,掛け布団にして良し,ただソファに置いておくだけで良し等々、今年もたった四枚ではありますが御用意させて頂きました90年代Hermesによる上質で屈強なスコットランドカシミアを用いた大判マフラー。エルメスオレンジ,キャラメル,ネイビー,ペールピンクから感性に響く何かがございましたら。

 

 

 

 

 

以上、例年以上に冷えを感じて様々思わずにはいられない福留より今週の新作の御提案でした。

 

 

SURR 福留

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