稚拙かもしれませんが言わせて頂きます、今無いデザインってのが惹かれる。結局のところ私は人と被りたくないからヴィンテージカルチャーが好きになったのです。稚拙かもしれませんが歴とした純然たる事実を改めて想い出させてくれた80年代J.M.Westonのジョッパーブーツ。
ブルーとイエローの鮮やかな千鳥格子が上質なピュアカシミアで特級サルトリアによるハンドクリエイション。素敵過ぎる楽し過ぎる。
70年代当時の無名メーカーによるイタリークリエイションですがGー2を模してなおかつオリジナルの意匠も盛り込んだハイレベルなレザープロダクト、セブンティーズらしい上品ですっきりとしたシルエットもまたNICE。
ピュアナイロンパデッドトレンチコートというナインティーズらしい知的で実用的でエレガントなヴェロニク・クリエイション。
前も書いたと思うのですがミウッチャ・クリエイションでタックトラウザーって本当に無いので、出逢えると彼女らしい完成された洗練性とクラッシックなタックとの融合感にキュンキュンしちゃいます。ちなみにすっきりしているのですが肉厚のウール×ポリエステル素材なのでかなり暖かいかと。
メンズクリエイションの最初期。世界観はもちろん、この時代だからこその特出して上質なクオリティに驚かされます。引くくらい綺麗です。
テキスタイルデザイン名、“風の装飾品”。
しっかりとした縦横比に長めのハンドル、そして着脱式ショルダーストラップと日常に向けての有用性に満ち溢れた一品。
Hermesバッグプロダクトの中でも代表的かつクラッシックなモデルを大胆にもサコッシュに変換した一品。1980年代後期から90年代初頭の数年間のみしか存在しなかったリミテッドモデルですがその感性はまさしく“現代”なオーパーツ的ヴィンテージHermesバッグです。これはバッグを視野に入れている方には是非御覧頂きたいなぁ…
以上、今週の新作群でした。寒波ですね寒い寒いですね、冬なので仕方がありませんがついに来たかって感じでいかんせん身体がビックリしちゃいます。でも少し耐えれば春の気配も少しずつ漂ってくれると思いますので、それまで我慢ですよ!
SURR 福留
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こんなMIXカラー見たことない。
大人のゆとりのグレー。
最上質カシミアでこんな個体個性見たことがない。
私がまだ辿り着けていないブラックカシミア。
これからも“ヴィンテージ”ブルネロ・クチネリという区分は浸透しないんだろうなぁしなくて構わないけど。
タートルネックなんて嬉し過ぎ。
Hermes以外でデザイナーズヴィンテージのピュアカシミアセーターって私初めて。
“これぞ”
可愛いフランス製。
こんなボタンもあるんですねぇ。
どこかの誰かの手作り。
はてさて、2025年もSURRのヴィンテージニットセレクションをどうぞ宜しくお願い致しますと言ったところではあるものの、正直に申しあげまして前回の買い付け旅順にて相当に,目が眩んでドキドキが止まらない程,ある程度の計画を白紙に戻さざるを得ないほどに,緊急事態的な電話をかけなくてはいけないほどに喜ばしい大量の弊店にとっては垂涎のヴィンテージニットの数々と出逢うことができましたのでここ数ヶ月で弊店にとってはかなりのボリュームを御提案することが叶っており、かつそれらのほぼ全てを大変に有難いことに様々な御客様方に御認め頂けたことで今回も17着という芳醇な振り幅を御提案するに至ったのですが、紛れもなく勝負(最近買い付けの旅順でのヴィンテージとの出会い=ハンティングという感覚が強まっています)は時の運ですので2025年も数回赴くであろう旅順でどんな面々と出逢えるかは分かりませんし考えても仕方ありません。前回のように目が眩むような面々に出逢えるかもしれないし全く出逢えないかもしれませんが、考えるのと願うのは別なので電車で座ったとしたら手元の機械の板を眺めるのではなく席を譲るべき人はいないか周りを見渡したり階段の前でベビーカーを押した人が逡巡していないか見渡したり道端で困った人がいた時に突然声をかけても怖がらせないよう常に喉を潤したりと可能な限り一日一善に努め、次の旅順でも可能な限り沢山の弊店にとって垂涎のヴィンテージニットに出逢えるよう私は願います。
New Vintage Knit Selection
でも一先ずは目の前にあるこれらを介した皆様方との交流を心から楽しむつもりです。
SURR 福留
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特に決めていませんがそんな気分。未定ですが多分そう、きっとこの三着のコートが2024AWシーズンにおける最後のウインターコートになると思います。まぁそのうち一着は春でも全然通用するけど、そもそもにおいてシーズンの区切りもはっきりとはないけど、数年前はSS/AW立ち上がりを設けていたもののそういったいわゆるな服屋概念を一旦置いとくようになって数年経つけど、これからより寒くなりそうだけど。とにかくまぁ気分的なものですねいつも通り。
親愛なるヴェロニクさんの敬愛なるホースライディングSTYLE、2000年初頭時代の傑作の一つですね。袖のシームにレザーを添わせるパイピングデザインに辿り着いた時どんな気分だったんだどうなぁヴァロニクさん、ふふん流石私ってば くらいな感じだったんだろうか。自分だったらあまりの力作具合に動揺して親に電話しちゃうかもしれません。
1998AWのPRADA Uomo、以前に御提案した個体と同プロダクトですが前回がブラックなのに対してこちらは深緑(これがまた本当に絶妙な美しさなんだ本当に、あとカメラのレンズで全然正しく捉えられないんだ本当に)なのでまた印象が異なりますね。この年間で一貫して同一の世界観を表現した1998年、SSランウェイもAWランウェイも本当に傑作、私は彼女の全クリエイションでTOP3に入ります1998YEAR。ちなみにこれが無理せず春も御提案できるコートです
怪 物 襲 来。
New 3 Winter Coat
もう一回言いますけどこれから寒くなるっぽいですからね、引き続き油断しちゃだめですよ本当。風邪もインフルエンザも流行ってるし、朝晩なんか思いっきり冷えますからね。昨晩油断して半袖で寝たせいでバッチリ若干風邪気味な福留との約束ですよ。
SURR 福留
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