様々 / Diary1254
4.9.2024

なんだかんだで暑さがぶり返したようでありながら個人的には引き続き羽織が楽しめる気候が続いています、先日雨に思い切りふられてびしょ濡れになったけど。気分の問題でしょうか、でも朝夜はだいぶと涼しくなってきましたね。よしよし。でもどうせまた暑くなるんでしょ?でしょ?

でも9月になりましたから二十四節気では白露に秋分、流石に弊店も秋の気配を漂わせたい所存です。

 

 

80s Thierry Mugler homme stand collar tailored jacket

天才鬼才による鬼才感漂いながらもしっかりとモダンでモードなバランスに着地した一着、これは出逢えない。

 

80s Valentino Sport bomber tennis jacket

スポーティーさに特化したデザインボンバージャケットの美しさと着こなしやすさはここでも存分に。ほぼ視認できないレベルの同化型プリントに品格を感じずにはいられません。テニステニステニス!

 

 

80s Anonymouse multi pocket jacket

これに関しては全くもって謎です。愛する南イタリアの僻地で出逢ったのですが、完全にムードにやられました。ちなみに袖無しです。

 

 

70s Carhartt duck half coat

日本で一番カーハートを知らないヴィンテージバイヤーを自称する私が前回の旅でセレクションしたヴィンテージカーハート。理由は明白で明確です。

 

 

70s French Air Force aviator leather bomber jacket

弊店にとっては見紛うことなき伝説的プロダクトの一つ。ここにきて歴代最高峰のフレッシュなコンディションと出逢えました。

 

 

1996AW Romeo Gigli uomo denim chambray trench coat

服飾史の一ページを創ったロメオ・ジリ。彼がPARISを去る直前のクリエイションはその功績に恥じない見事に濃密な“モード“でした。未使用品にて。

 

 

 

 

 

様々なNew

 

 

SURR 福留

軽い羽織 / Diary1253
30.8.2024

今年も去年と同じくらい10月まで暑いんだろうなぁと早めに覚悟していたのですが御盆が明けて少し経ったらアラなんだか不思議とそんなに暑くないじゃんな日々が続いている都内でございますので、となると喜ばしいことに軽い羽織が着れちゃう着れちゃうと感覚的に丸々一ヶ月早く楽しめているのですが、昨日もそのテンションで御客様と交流していたら腕丸出しの方を引かせてしまいました、反省。まぁなんだかんだでまた猛烈に暑くなるんでしょうけどね、台風一過とか。覚悟はしていますから大丈夫です。でも日々風が変わってきているしトウモロコシも枝豆もシーズンの終わりだったりプリンとしと巨峰がズラリと並んでいる光景を目にするとこれまた移ろいゆく季節が感じられて良いですねぇ。まぁでもどうせまた暑くなるんでしょ?なるんでしょ?

 

 

1994s Hermes homme

 

 

1997s Hermes homme

 

 

90s malo

 

 

1999SS PRADA Uomo

 

 

軽い羽織本当に好き。感情的にはファッションプロダクトの中で一番好き。テーラードジャケットしかりデザインジャケットしかりスポーツジャケットしかり、アウターだけでなくインナーにもなるしプロダクトバランスによっては室内で着てても自然体だし。たまに軽い羽織に対して季節感がはっきりしないからいつ着れば良いか分からないというような御意見を耳にしますか個人的には真逆な印象でして、春は万能・夏はTEEシャツやアロハの上に・秋冬はカシミアセーターなどの上にと内側と下半身の調整によって一年中活用できる存在という認識です。

私も時間をかけてMY軽い羽織コレクションをコツコツ集めてきまして、って言っても五着くらいか。どれを着ようかなぁと妄想できる時間が溜まりません。今もお気に入りのヴィンテージスパイダーマンTEEシャツ(羽織っている+スカーフを巻いているので全く露出していない。そういえば今年は一度も仕事着でTEEシャツ一枚はなかったなぁ)の上にA2アヴィエイターSTYLEジャケット(形だけで言ったらイタリアに行くと石を蹴ったら必ず当たるレベルで大量に存在する国民服と言っても差し支えない皆に愛されるアレです)を羽織って書いていますがご機嫌です。軽いとはいえ羽織なので、ちゃんと色々な意匠やギミックが注がれているので一着で味がしっかりするから良いんだよねぁ。

 

 

 

 

 

New,軽い羽織たち

 

 

SURR 福留

BOLIDE / Diary1252
23.8.2024

1920年代にHermesが考案した初のジッパー付きレザーバッグであり全HermesバッグプロダクトにおいてTOP3に君臨する名作(私感ではありますが的外れでは無いかと存じます)モデル,BOLIDE、正直言ってご提案できる日が来るとは思っていませんでした。

ジッパーを取り付けるに至った理由はもちろん中身が出ないようにという機能性のみに配慮した理由ゆえの実用性特化型のデザインながら現代においてはボリード(風)デザインという言葉が通じるほどアイコニックな存在となった特有の曲線美とコンパクトな使用感ながら確か過ぎる容量。1985年というこれまた稀有な時代に製作されたマスターピースを現代の実用品として御提案させて頂きます。

 

 

 

 

 

New,1985s Hermes BOLIDE

 

 

SURR 福留

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