1993SS / Diary992
20.7.2021

New arrival, 1993SS Dries Van Noten

 

以前からこのシーズンのボトムスはなんか格好いい。とは後付けでは無く思っていたんです。

 

 

 

 

 

ワンタックでこんなにも腰回りのボリューム+急激なテーパード。ジョッパーズ・トラウザーズを思わせるような形状に、ドリスらしい中間的なカラーリング。個人的に腰回りがしっかりとしているので昔からこのバランスが好きなんです。ハイウエストでヒップ、腿辺りにゆとりがあって、膝下からの強いテーパード。難を隠す要素と単純に綺麗だなと。

 

 

あと、ワンタックに妙な色気を感じるんですよね、ワークパンツに気持ちワンタックが付いてますよ、みたいなあの無骨さに影響を受けている気がして。
 

 

こちらのポケットディテールもなんか色っぽいですよね。これも個人的に片側のみのフラップポケットが好みなんですよ。なんででしょうか。

 

 

バーズアイ。学生の頃入学したばかりの時にこの生地でジャケットを作ろうとしたら担任に怒られた記憶があります。未だに謎ですが、柄合わせが云々と言われたような。。それはさておき、リネン&レーヨンのハリとトロミがなんとまあ。履き心地も含めこの時期最高のマテリアルです。

 

 

New arrival, 1993SS Dries Van Noten linen & rayon trousers

 

 

 

 

不変的にも捉えられますが、変形にも感じる不思議なバランス。やはり腰回りの生地の分量と強いテーパードによる妙な構築が独自のシルエットを生み出しています。股上もしっかりと寸法がある為、腰で履いても面白い、コレクションルックの様にクロップドスタイルでも軽さが演出出来て非常に良しなオリジナリティ溢れる一本です。トップスにワーク、ミリタリー、アンティーク、なんでも合わせられるますね、これは。明日よりお披露目致しますので、夏のトラウザーズをお探しの方は是非。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

03-5468-5966
[email protected]

 

 

様々な SUMMER PIECES / Diary991
16.7.2021

本日の昼前頃でしょうか、関東地方の梅雨明けが発表されましたね。引き続き暑いものの暑さの質が変わりますので、私にとって逆に袖が在った方が楽な時期がやってきました。万歳。

 

 

 

 

 



しかしながらこの季節は自然とポケットが減りがち。なんとかなるっちゃなりますが、カーゴパンツの左右のサイドポケットがちょうど独立した(場合によってはそれよりちょっと容量少なめ)くらいのミニマムな “ギア” があると想像以上に便利。
New arrival, 90s C.P.Company body bag

 

 



そうしたらここまで薄手のトラウザーも遠慮なく穿けますね。透け透けですので、ポケットには何も入れない方が快適かと存じます。ジャンニ氏の構築はホント御洒落。
New arrival, 80s Gianni Versace summer trousers

 

 

 



それにジャケットもシーアリネンにしちゃったら、もしかしたら全裸より涼しいのでは。これは本当に素晴らしいサマージャケットでして、鈴木が粒立てるのも大いに納得です。本日 ONLINE にも載せさせて頂きましたので、宜しければ御覧くださいまし。
New arrival, 1998SS Dolce & Gabbana black linen sheer jacket
 

 

 



となると少しタフめな生地感にもまた目がいってしまいます。スイカに塩ってやつですね。ブラックモールスキンのデッドストックはいつ触れても惹かれます。
New arrival, 50s French work black moleskin pants,deadstock

 

 

 



こういったプレーンなワークパンツには、そのプレーンをさらにストイックに磨き上げたモードのムードがまた良いスパイスに。ワークウェアを踏襲した構築に空色のリネン。
New arrival, late90s-early00s Jil Sander work-style linen jacket

 

 

 



Rayon77&Linen23。絶妙な配合によるもったりモードな清涼感のアルマーニ氏が提案するサマーカジュアル。これ、最高です。
New arrival, 90s Giorgio Armani rayon/linen sports jacket

 

 

 

様々な SUMMER PIECES の新作群をお披露目。夏をできる限り楽しみながら乗り切りましょう。

 

 

SURR by LAILA 福留

03-5468-5966
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最近 / Diary990
14.7.2021


 

 

最近は偶然なのか、目新しい物事に触れる機会が増えました。 

直近だと急に犬を飼い始めたり、飼っているハムスターにものもらいが出来たり、甘党だったのにブラックコーヒーしか飲めない体になったり、シルバーリングからゴールドリングに目覚めたり、アウトドアメーカーのシューズが気になったり、福留さんが半袖を着ていたり。などなど、其々に理由はありますが、視野の狭い私には意外性も含め其々楽しいですし、その中でも装いに関しまして苦手だった言わえるカーゴパンツと出会ったのが自分の軸を崩す程に新たな発見でして。

 

 

 

 

一つ定番的なスタイルとして、テーラードジャケットにカーゴパンツを合わせる。フォーマルジャケットを着崩す、私の中学・高校時代からファッション誌を開けばエントリー的な着こなしの手法として、大概の紙面にはあったようなスタイル。勿論の事、真似して当時は着ていましたが、そのイメージからか、テイラードジャケットとカーゴパンツが以降、苦手になってしまいまして。はいはい、ファッション入門編ね。くらいな印象まで低い位置に。なので、正直今でもこの 2 点、私としては意識的に中々選択出来なかったんですよ。テイラードジャケットに関しましては SURR に所属してから寛容になれましたが、他人が着てる分に良いし、もういい歳なので、関係なく楽しめる筈なのですが、潜在意識的にもなんだかなぁって。勿論、常にそれを思ている訳では無いのですが、そもそも自分の選択から除外されていたので。そのカーゴパンツのイメージを払拭してくてたのはドルチェアンドガッバーナでして、休日の度と言いますか、それ以外履いてない程を楽しんでいます、恐らくここ 10 数年はカーゴパンツを履いてなかったのに。
 

 

偶然にも弊店では珍しいご案内になる為、新ためて当時のルックを見漁りましたが、安直な言草ですが、めっちゃ格好良いじゃないですか。でも、単純に私も含め、触れてきていない方がどうしても多い印象でして、今回の新作ジャケットはドルチェアンドガッバーナのパブリック・イメージをいい意味で裏切ってくれると感じています。

 

 

New arrival, 1998SS Dolce & Gabbana black linen sheer jacket

 

 

袖口の仕様は比翼式の幅広でヴィンテージ・ワークウエアの様なカフススタイル。

 

 

裏地の無い設計の為、見返しを止めるよう表地に出るようにステッチが施されていまして、こちらもまさにワークウエアの様なディテール。堪らないです。

 

 

非常に軽く、透ける程のブラック・リネンを用いた5つボタンのテイラード・ジャケット。恐らくドルチェアンドガッバーナと聞いて、細いんでしょ?とお思いになられる方もいらっしゃるかと。これがまた、サイズ 46 で肩パッドの排除されたややルー
なフィット感なんですよ。弱 A ラインで V ゾーンも狭くフレンチワークブラックリネンコートを半分に切ったような佇まい。一般的なシャツ地よりも薄いのではと感じる程のガーゼの様なマテリアルですので、開襟シャツ感覚で羽織り、お楽しみ頂けると非常に素敵な着こなしになりますね。

 

 

2000 年春夏以降はフロントボタンも2つ、3つ仕様のVゾーン、フロントラインが低い仕立てに移行する為、90 年代のドルチェアンドガッバーナをご体感頂くには、現代的なフィット感、バランス感も含めご推奨させて頂きます。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

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