New arrival,Small leather products.
しっとり肉厚で自然な艶感。オリジナルの状態で既に防水機能を備えた稀有なピュアレザー,バッフルスキッパーを用いている時点で既にHermes社がこの一品をどう捉えていたかお気づきですね?はい、タフ&デイリー。内張りも防水クロスにするほどのこだわりっぷりですから、是非ともそも想い(熱意)を汲んで頂けたらと思います。しかしながら補強レザーの機能装飾美であったりネイビーカラーから特に強いダンディズムを感じずにはいられないのが、またニクい。
ベルギーデザインの至宝Delvauxらしい気品溢れるデザインプロダクト。この小さな鞄全体のフォルムが頭文字のDを現しています。これまたニクい。マチも裏地もございませんので、くにゃくにゃと特出して柔らかで繊細な不定の定型を御体感頂けまして、その動きがまたドラマティックなんですよ。
はい小さい!滅茶苦茶小さい!数多在るHermesバッグの中でもトップクラスの小ささかと思います。どれくらい小さいかと申しますと、いわゆるミリタリーのカーゴパンツのサイドポケットの方が全然余裕で大容量です。あと、調べて分かったんですけど一般的な食パンのサイズの縦横プラス1cmくらいの実寸でした。ほぼ食パンのフロントサイズです。マチも6枚切りのサンドイッチが1個は入るけど2個は入らないくらいでした。そう考えると最高に面白くないですか?6枚切りの食パンサンドイッチ1個と二つ折りの入れて丁度くらいの、最上質な職人技術と素材のバッグですよ?しかもこの小ささでフェミニンなショルダー(肩掛け)仕様じゃなくてマニッシュなクロスボディ(斜め掛け)仕様ですからね、粋だなぁと思います。以前御案内したHermesバッグでも書きましたが、こちらもまさにかねてより細分化にも対応できるような様々なプロダクトを積極的に製作し続けてきたHermesならではの、“今の時代にピッタリ”ではなく“今の時代に【も】ピッタリ”なヴィンテージバッグかと。
ちなみにストラップ外せるので便利です。サンドイッチ一つだけ持ち歩きたい時のサンドイッチホルダーとして是非にな1982年、40年前に製作された一品。
などなど、明日11日(土)御披露目の新作群より抜粋のスモールなレザープロダクトでした。
SURR 福留
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先に御提案させて頂いた黒の個体が2003AWコレクションピースでこちらが2002SSのコレクションピース。秋冬の黒いラムレザーパンツに春夏の茶色いラムレザーパンツ。春夏のラムレザーパンツかぁと思われる方居られるかもしれませんが、ランウェイスタイリングのように上半身ないし足元を引き算してトータルの清涼感を調整なさってみてくださいませ。全くもって現実的ですから。しかしながらなんと言っても見事なのは劣化ではなくデザイン施術である傷の加工。これは響きます。
こちらもまたオープンマインドを要するミウッチャ女史の初期Uomoクリエイション。正々堂々たるミリタリーデザインにヨークを無くした無垢な背中,トロトロの素材感など、これもまた良い意味で真面目なシャツではないアイコニックなスタイルに。
今季も相も変わらずささやかながら弊店なりのサマーテーラードを御提案させて頂きます。まずは抜粋して3点を御案内。
親愛なる Agnona 社に一時在籍していた親愛なるファッションデザイナー,トーマス・メイヤー氏。こちらは氏がデザインした一着で、同社の真骨頂であり氏の後々のクリエイションで遺憾なく発揮される創意性満ち溢れるラグジュアリー/リラックスモードの世界観をこの時点で思う存分に御体感頂けるデザインジャケット。ちょっと厚手なガーゼないし薄手のニット的なテクスチャーを御想像頂けたらと思います。メイヤー氏のクリエイション,特にリラックスモード滅茶苦茶好き…
お初に御目にかかります、ムッシュのリネンテーラードジャケット。“見るのはムッシュ、着るのはミウッチャ”と答え続けてきた私にとっては嬉し過ぎる個体個性です。おそらくはウールMIXかな、でもリネンがメインであることを如実に伺わせる質感です。控えめに言って最高。No YSL No MODE.
見るBESTムッシュに続いて着るBESTミウッチャ女史の一着。スタイルは超正統派テーラードのバランスで着方も捉え方も既存のスーツ概念で基本差し支えないミウッチャ・フィロソフィーが詰まりまくったスタンダードスタイルですが、生地がピュアポリエステルのハニカムメッシュという超絶怒涛に狂おしいほどのオリジナリティーに満ち溢れた一着。この調和は鬼ヤバいです。一度着たら即座に御認識頂けるのですが、ハニカムメッシュは生地の存在感がしっかりしているにも関わらず尋常ならざる通気性のため、脳が錯覚するのか涼しいを通り越して寒いと感じるほどの着用感となります。本当、凄いですよ。ちなみにこちらは90sクリエイションなのですが、2010年代最初頭のランウェイにもメインマテリアルとしてハニカムメッシュは採用されます。どんなフェチズムやねん。Size 46.
取り急ぎ今週の新作を抜粋にて御提案させて頂きました。
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New arrival,Midsummer pants.
新作にて夏のみならず真夏も,構築的にももちろん素材感的にも無理なくご活用頂けるパンツシリーズを御披露目させて頂きました。様々な個性にて例えば桜が咲いたら春を感じるように “鳴々今年も夏がやってきたんだなぁ” “四季のある日本。やはり悪くないなぁ” と夏の旬を感じて頂けましたら幸いです。
クラッシックMEETSデザインMEETS夏。こんなのは少なく見積もっても五本は持っておきたいピュアリネントラウザー。
鬼才ポエル氏の2006SSクリエイション。素朴でプレーンなコットンリネントラウザーですが内側にちょっとした特殊構築がございまして、それがコレクションテーマに直結しています。しかしながらそのテーマが素晴らしく変態的と言うか詩的と言うか素敵と言うか。
小学校高学年頃まで(もしかしたら中学校入るまで)の私にとって最も格好良い服装はランニングシャツに短パンでした。皆様の御記憶の中に同学年ないし近隣の住人に1年中ランニング×短パンの少年はおりませんでしょうか?もしかしたらその子は坊主頭じゃなかったですか?はい、その子。これがマインドスキャンです。
当時御洒落という感覚はありませんでしたが格好良いと思う服装,いわゆる一張羅の感覚はありまして、その頃からモテたいという気持ちが確かにあったためとあるバレンタインデー当日に無理してMY一張羅のランニング×短パンで登校し、終日バレンタインなんて興味ねぇしって顔をしていたことを覚えています。ちなみに乳児及び少年期の私はとっても可愛いです。自信あり。宜しければ店頭にて御声掛けくださいませ、幼少期の頃の写真バトルしましょう。
そんな少年も時が経つと全く短パンを穿かなくなりました。短パンのみならずハーフパンツも穿かなくなりました。穿かないし穿けないし、とりたてて穿きたいとも思わないし。しかしながら心身の変化とカジュアル克服キャンペーンを経ることで一昨年頃からハーフパンツを穿けるし旬が訪れたら穿きたいと思うようになり、然るべき季節の活用に有用性を見出せるようになったのです。ここでもまた思いました、カジュアルってすげぇ、カジュアルって強ぇ、と。
あと涼しいと。
これ以外にも幾つかのミッドサマーパンツを御用意致しておりますので、機会ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。
SURR 福留
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