紺?茄子紺?思えば久しぶりに目の前にするので新鮮です。このカラートーンで正統派バーバリー、そりゃ格好良いですね。パターンのバランスも良い良物件です。
世界初の特殊部隊 British Army Special Air Service らしい様式美及び構築美をリアルクローズとして。
今年も弊店なりにしっかりと社会的にはひっそりと御推奨させて頂きます、これら“サマーセーター”。素材感は当然ながらそれ以上に大切なのは繊維の接触面積で、条件さえ揃えば夏はおろか真夏も採用できるリアルクローズに。素朴で良質な生地にしっかりと吸水してもらうことでの快適性を。
シャツの如く軽やかなコットンを用いた80sと70s Gucciのジェントルマンコート。良い意味で超正統派のバランスですが、各所の機能装飾に注がれる一族の美意識が後年に受け継がれたモード目線の根幹と思います。是非とも触れて頂きたいムードです。
袖無しジャケット。シーズンとライフスタイルをクロスオーヴァーする本当に本当に有意義な存在です。こちらは専売特許を用いた特に有用性の高い一着でして、ベストの存在価値に加えて傘の要素性も含んだ見事な一着。
暖かかったり暑かったり肌寒かったり寒かったり突然雨が降ったり止んだりと季節の変わり目らしい最近が続いていますねぇ。私は四季の変遷を都度楽しみたいと思っておりますので、今時期はまだまだ無理のない範疇でアウターを活用しています。その際に基準になるのは全身で100理論でして先日もルイスレザーを着るべく真夏用のサマーセーター+サンダルにて街を闊歩したら、突然の小雨に降られたりしましたが良い出逢いもあったりして、結局のところ良い一日になってくれました。皆様方も引き続き可能な限り日々を彩って御過ごしくださいませ。
SURR 福留
03-5468-5966
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勝手にシリーズ化してここぞとばかりに嗜好を出しまくってしまいましたが、第三弾となる今回の御披露目でおしまいにしますので御容赦ください。テーラードジャケット,トラウザーと御査収くださりありがとうございました。探していたんだよという御方が一人でもいらして頂けた次点で弊店と致しましては充分過ぎるほどに充分。至極光栄に思います。はてさて第三弾であり最後の(必要不可欠であると自覚しながら定期的にふと気が付くと不足していて)いかんいかん(と自省する)シリーズはヴィンテージアイウェアです。
New arrival, Vintage eyewear collection
私にとってはおそらく身に着けるもので最も必要不可欠な“道具”です。これが無くてはヒトとして成立しないほどに視力が悪いんですよねぇ。思い返せば小学生のある時にふと母親の本棚にあったさくらももこのエッセイを手に取ってから読書が楽しくなり、その年の夏休みに図書館に通いつめて三毛の子ホームズシリーズを読破したあたりから視力が悪くなっていった気がします。一時期はコンタクトレンズも併用していましたが面倒になるのと同時に視力矯正の“道具”であったアイウェアがファッションとして楽しくなってゆき、いつからか眼鏡顔を自称するようになりました。言霊というわけではありませんがえらいもんで、自称し続けることで自己暗示がかかったのか今ではある程度のサイズが合えばどんな形状のアイウェアでも自分は似合うと自惚れながら心の中で思ってかけることができます。
弊店にとってはアイウェアもかねてより欠かせない存在でしたので、店頭において“どんなのが似合うか”と御質問頂く機会も少なくありませんでした。当然ながらヴィンテージ年代の品であり、時にヴィンテージを越えてアンティークと呼んだ方が正しい品もチラホラとある状況のため純メーカーのクリエイションでベーシックな素材感と設計であってもそこはかとない存在感と迫力を当然のごたる発揮してくれるのがヴィンテージ/アンティークアイウェアであり、だからこそ現代の品が沢山あるにも関わらず“わざわざ選ぶ”存在でしたので、いついかなる時も個性的な品しかない状況でそのように御質問頂くと、その都度思っていました。そこまで似合う似合わないの大差がない と。眼鏡 似合う などで検索すると以前より“この顔はこの眼鏡の形”といったチャートのようなものが出てきますが、私は一度も参考にした記憶がありません。そんなに極端な顔形状もいませんので極端に似合う似合わないの差は感じれませんでしたから、いつからか“その眼鏡が好きかどうか”が最も重要と考えるようになりました。なので冒頭の質問に対する答えは“好きならなんでもかけれる”です。
それほどまでにヴィンテージ/アンティークアイウェアは個性豊かで楽しい世界でしたが、月日が経つことでどんどん御提案の機会が減ってしまいました。今回も僅か八本ですが、弊店にとっては久しぶりにしっかりとした数の御提案が叶った喜ばしい状況です。
テーラードジャケットと同じくトラウザーと同じく、私にとってはアタリしかないラインナップとなります。道具であったアイウェアをファッションアイテムに昇華させたメーカーにおける現実的に流通する最初期時代の眼鏡向きモデル、怪物メーカーのプラチナ個体、あの巨匠と御揃いのモデルなどいずれも猛烈に久方ぶりもしくは初めての御提案となりますので、そろそろ眼鏡新調したい,最近眩しいからサングラス欲しい,ファッションとしてアイウェア取り入れないなど御思いの御方は機会ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。今は全く興味も関心も無い御方は気になられた際に機会ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。
道具も何もいらない物理設計のみのレンズオフ・システム。これ天才過ぎません?
SURR 福留
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(必要不可欠であると自覚しながら定期的にふと気が付くと不足していて)いかんいかん(と自省する)シリーズ、第一弾として先週にテーラードジャケットを御披露目させて頂きましたが、明日は第二弾としてトラウザーを御披露目させて頂きます。
New arrival, Trousers collection
ジーパンでもチノパンでも軍パンでもなくパンツでもズボンでもボトムスでもなくトラウザーと呼びたい、スラックスとも言うけどトラウザーと称したい。そんな存在ですが、皆様お楽しみになられておりますでしょうか。勝手ながらテーラードジャケットよりは境界線の溝の深くないし壁の高くないと思っているのですが、いかがでしょう。これらもまたしっかりと揃えておきたい, しっかりと御用意しておかなくてはいけないと思いつつ、気付いたら純トラウザーと言えるのは一点のみ、次点でコーデュロイトラウザーが二点のみとなってしまいましたので、いかんいかんとまとめて御披露目です。
先のテーラードジャケットもそうでしたが今回も非常に上がっています。だっていっつも穿いてるんですもの、デザインや素材感のふり幅と伸びしろの可能性が豊かで様々楽しいんですもの、私にとって生活感覚的にも着用感覚的にも心地良いんですもの、格好良い、色々と格好良いんですもの。あと何着るか考える時に高確率で穿きものから決めるもっぱらの下半身衣類好きなんですもの。
ウエストポイントをどこに置くか、腰回りのフィット感をどうするか、レッグラインをどうするか、エンドをどうするか。それら構築に装飾性と素材感が加わりますのでそりゃあ可能性は様々ですよね、仕立ての世界にトラウザーだけを製作する専門職人が居るのも納得。この度はクラシックが軸となったプリーツの腰回りからベクトルやミニマムフィットが軸となったミニマムな腰回り、たっぷりとしたレッグラインからワイドなレッグライン、素朴な素材感からエレガントな素材感からフューチャリスティックな素材感、ベーシックな装飾性からアヴァンギャルドな装飾性まで、様々なベクトルを御用意させて頂きました。それこそ前述のトラウザー専門職人メーカー,いわゆるパンタローネの御品もご用意致しておりますので、機会ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。
ところでシルクコットンだとこんな雰囲気醸し出すんですね…畝の反射のコントラスト、い やぁ…
SURR 福留
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