テーマに則ったスタイリングやアイテムに則ったスタイリングなど装いの決め方は幾つもありますが、今回のエントリーでは新作より“ただ好きなアイテム”同士を抜粋したスタイリングをしないスタイリングを。私はずっとナチュラルにスタイリングをせずにスタイリングしてきたので(とは言え最終的に節々のアイテムを選ぶ時には調整の思考や意識が入るんですけどね、メインアイテムをスタイリング無視で好きに選ぶ感じです。)、数年前に鈴木(A.K.ACHIRICOディレクター)が入社してスタイリングを練る姿を見て、フムフムなるほどと学んだ次第です。とはいえスタイリングしないスタイリングもなんだかんだ楽しいし時にその適当感がマインド的に心地良いので、今でも店頭においてお客様に度々是非貴方の好き同士で組み合わせてほしい旨を御伝えする時があります。
ということで結果的にナチュラルにクリスマスカラーになりましたがクリスマス嫌いじゃないんで問題無し。ましてや緑も赤も大好きなんで超楽しい、私にとって今この瞬間にしたいサマースタイルです。
Hermes hommeの真緑のPUREシルクサマーセーターに London houseの真紅のPUREリネンハーフコート。パンツは先週御披露目した Armani CollzioniのPUREコットンショーツで足元はどうしましょうかね、まだ夏じゃないのでサンダルだと軽やか過ぎるので気温体感次第ではお気に入りの黄色の靴下履いてあえての編み上げブーツでも良いかもしれませんね。日差しが強ければバケットハットorサングラスは気分次第ということで。もちろん休日ならばできる限り手ぶらです手ぶら。ポケットしっかりありますから。
New arrival, 00s Hermes homme pure silk summer sweater / 90s London House pure linen half coat.
街中華で昼からビール、蕎麦屋で板わさと日本酒、eteco bread並んで買って公園でパンとクラフトビールでも良いですね。この服装だったらなんでも楽しいだろうな。モテたいなぁ。
11日(土)御披露目です。
SURR 福留
03-5468-5966
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New arrival,Small leather products.
しっとり肉厚で自然な艶感。オリジナルの状態で既に防水機能を備えた稀有なピュアレザー,バッフルスキッパーを用いている時点で既にHermes社がこの一品をどう捉えていたかお気づきですね?はい、タフ&デイリー。内張りも防水クロスにするほどのこだわりっぷりですから、是非ともそも想い(熱意)を汲んで頂けたらと思います。しかしながら補強レザーの機能装飾美であったりネイビーカラーから特に強いダンディズムを感じずにはいられないのが、またニクい。
ベルギーデザインの至宝Delvauxらしい気品溢れるデザインプロダクト。この小さな鞄全体のフォルムが頭文字のDを現しています。これまたニクい。マチも裏地もございませんので、くにゃくにゃと特出して柔らかで繊細な不定の定型を御体感頂けまして、その動きがまたドラマティックなんですよ。
はい小さい!滅茶苦茶小さい!数多在るHermesバッグの中でもトップクラスの小ささかと思います。どれくらい小さいかと申しますと、いわゆるミリタリーのカーゴパンツのサイドポケットの方が全然余裕で大容量です。あと、調べて分かったんですけど一般的な食パンのサイズの縦横プラス1cmくらいの実寸でした。ほぼ食パンのフロントサイズです。マチも6枚切りのサンドイッチが1個は入るけど2個は入らないくらいでした。そう考えると最高に面白くないですか?6枚切りの食パンサンドイッチ1個と二つ折りの入れて丁度くらいの、最上質な職人技術と素材のバッグですよ?しかもこの小ささでフェミニンなショルダー(肩掛け)仕様じゃなくてマニッシュなクロスボディ(斜め掛け)仕様ですからね、粋だなぁと思います。以前御案内したHermesバッグでも書きましたが、こちらもまさにかねてより細分化にも対応できるような様々なプロダクトを積極的に製作し続けてきたHermesならではの、“今の時代にピッタリ”ではなく“今の時代に【も】ピッタリ”なヴィンテージバッグかと。
ちなみにストラップ外せるので便利です。サンドイッチ一つだけ持ち歩きたい時のサンドイッチホルダーとして是非にな1982年、40年前に製作された一品。
などなど、明日11日(土)御披露目の新作群より抜粋のスモールなレザープロダクトでした。
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New arrival,Midsummer pants.
新作にて夏のみならず真夏も,構築的にももちろん素材感的にも無理なくご活用頂けるパンツシリーズを御披露目させて頂きました。様々な個性にて例えば桜が咲いたら春を感じるように “鳴々今年も夏がやってきたんだなぁ” “四季のある日本。やはり悪くないなぁ” と夏の旬を感じて頂けましたら幸いです。
クラッシックMEETSデザインMEETS夏。こんなのは少なく見積もっても五本は持っておきたいピュアリネントラウザー。
鬼才ポエル氏の2006SSクリエイション。素朴でプレーンなコットンリネントラウザーですが内側にちょっとした特殊構築がございまして、それがコレクションテーマに直結しています。しかしながらそのテーマが素晴らしく変態的と言うか詩的と言うか素敵と言うか。
小学校高学年頃まで(もしかしたら中学校入るまで)の私にとって最も格好良い服装はランニングシャツに短パンでした。皆様の御記憶の中に同学年ないし近隣の住人に1年中ランニング×短パンの少年はおりませんでしょうか?もしかしたらその子は坊主頭じゃなかったですか?はい、その子。これがマインドスキャンです。
当時御洒落という感覚はありませんでしたが格好良いと思う服装,いわゆる一張羅の感覚はありまして、その頃からモテたいという気持ちが確かにあったためとあるバレンタインデー当日に無理してMY一張羅のランニング×短パンで登校し、終日バレンタインなんて興味ねぇしって顔をしていたことを覚えています。ちなみに乳児及び少年期の私はとっても可愛いです。自信あり。宜しければ店頭にて御声掛けくださいませ、幼少期の頃の写真バトルしましょう。
そんな少年も時が経つと全く短パンを穿かなくなりました。短パンのみならずハーフパンツも穿かなくなりました。穿かないし穿けないし、とりたてて穿きたいとも思わないし。しかしながら心身の変化とカジュアル克服キャンペーンを経ることで一昨年頃からハーフパンツを穿けるし旬が訪れたら穿きたいと思うようになり、然るべき季節の活用に有用性を見出せるようになったのです。ここでもまた思いました、カジュアルってすげぇ、カジュアルって強ぇ、と。
あと涼しいと。
これ以外にも幾つかのミッドサマーパンツを御用意致しておりますので、機会ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。
SURR 福留
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