今年最後のNew arrival / Diary1094
22.12.2022

皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。今年は寒くなるタイミングが遅かったため個人的には一か月ほど少なく2022年が終わる印象ですが、勝手なもんでグッと気温が下がった先日より一気に師走の気配が身に染みてきて、少しソワソワするようななんとなしワクワクするような心持ちを楽しんでいます。こちらのDiaryを書いている本日含めて年内の営業は七日間。28日(水)が最終営業日です。ということで2022年最後のNew arrival、なんだかんだで二部構成と相成りました。

 

 

 

New arrival, Vintage Hermes.

先行でインスタグラムにて御報告させて頂きましたVintage Hermesセレクション。1995年のピュアカシミアコート、2002年のウールライディングコート、90年代のレザースポーツジャケット、そして1991年のオーダーメイドバッグと個人的にはいずれもテンション上がる品々を一挙に御披露目させて頂きました。来年もHermesという会社の尊さを御一方御一方一品一品じっくりと御提案していきたいなぁ。

 



 

 



 

 



 

 



 

 

 

 

 

続きまして

New arrival,様々なヴィンテージピース

初めて諸々が納得できるアンティーク“ブレザー”に出逢いましたFromフランス/最っっ 高のカシミアライディングジャケットby Loro Piana/こんな古くて均整の整ったビスポークトラウザーなんてもう数年お目にかかっていませんfrom U.S./モードクリエイションビンビンのハーフコートbyヴェルサーチェ先生/無口なようで雄弁なウールカシミアbyトラサルディ/これまたイタリアらしいクレイジーなまでのクリエイティヴィティでこれまたウールカシミアby Herno。

 






いずれも濃厚です。皆様も師走でお忙しいことと存じますが、夜なんて特に冷え込みますのでお腹出して寝たりなんてしませんように、また空調による乾燥にも一層御配慮頂きつつもし機会と御縁ございましたら年末のお散歩ついでに御来店頂けましたら、嬉しく思います。

 

 

SURR 福留

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【年末年始営業のお知らせ】
12/28(水)12:00-19:30をもって本年の営業を終了とさせて頂きます。2023年は1/5(木)より通常営業を再開致しますのでどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

あっしねぇ / Diary1093
16.12.2022

、ブルネロクチネリってブランドが大好きでよく着るんでやんすよ。

噂を小耳に挟んでいたのですが実物を手に取ったのはナポリの地で、偶然ブティックの前を通りがかったのでちょっくら見てみるかと気軽に入店、数十分後に気付いたら夕暮れの海沿いのベンチで瓶ビール呑んでおり、横にはショッパーが置いてありました。
妻(当時はパートナー)の地元ソロメオ村に魅了され、当時彼女が洋服屋で働いていたためにニットを作ろうと思い立ちその地の人々が技術力と雇用を得るために現地の古城を買い取って自社とし、後のは学校を建立して地元の人々にブルネロクチネリ側が給料という体で賃金を払って通わせて、卒業後は同社に入っても良し外の会社で働いても良しという体制を整え、内モンゴルの厳しい環境に足を運んで最高峰のカシミアを獲得し、“貴族の私服”や“自分が5歳若く見られる服”というテーマでクリエイションを続けるブルネロクチネリというブランドに、あっしは骨抜きにされたんです。

 

以前はいつかソロメオ村を訪ねてニットを作ってもらいたいと本気で思っていました(あと学校の食堂は部外者でも食べられるとのことでそれも)が、日本支社ができたので諦めました。確実にしっかり管理されるようになるだろうなと思ったので。事実、近年一層展開を広げたように感じております。私はもっとクラッシックでちょっと野暮ったくてちょっとダサいくらいのムードを秘めた少し前のブルネロクチネリがとっても好きでした。

 

となると気になる初期のクリエイション。1978年設立ってことはヴェルサーチェと同い年じゃんヴィンテージが存在するじゃんってことで各国のコレクターに伺うも答えはNo。規模も小さくニットというその他のウェア類よりも寿命が短い傾向にあるアイテムしか存在しないため、ヴィンテージ・ブルネロクチネリというフィールドはまだ存在していないようでした。とはいえ歴史的に存在しているのは事実なので運に任せるしかない、という姿勢で向き合ってやっと見つかった一着が10月に御披露目したこちら。

 

そして二着目が先日御披露目したこちら。

 

共にインスタグラムにポストさせて頂いたのですが、弊店にとっては沢山の御問合せを頂きまして大変に嬉しく思いました。御陰様で双方新たなオーナーの下で幸せに暮らしております。そしてこちらが三着目、嬉しい嬉しいカーディガンです。

 

 

 

 

 




New arrival,early90s Brunello Cucinelli pure cashmere cardigan.

グリーンベースにカラフルなネップ、スポーティーな織りのふわふわのカシミア。なんと言ってもシルエットが本当に独特でこの時代だからこその設計とバランスは現代においてデザインの概念でしかありません。というか滅茶苦茶に癖がありまくりで、それが本当に本当に最高。痺れまくっちゃってなぜかこのDiary書いている最中もちょっとドキドキしています。表記が無いこともあってサイズ感も良く分かりませんで、私感では48から50表記と感じるのですが引き続きゆったり感を強調して着た方が素敵だと思います。こういった捉え方は積極的にしないと言うかそもそもにおいてあまり好きではないのですが、この世界観はやはり資料として捉えるべきなんだと思います。ということで弊店は現代の着こなしとして引き続き御提案したく。
一着目のポストにも記載したのですがフィールドが存在しておりませんので安定した出逢いなんで夢のまた夢で、運良く三着続いただけで今後もポツポツと御提案叶うかもしれませんがあまり期待していません。とは言え今後も御提案したいと心から願っています。
あっしねぇ、ブルネロクチネリってブランドが本当に本当に大好きなんでやんすよ。

 

 

SURR 福留

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大好きニット / Diary1092
12.12.2022

春にはカシミアやウールやコットンなどを、夏にはコットンやリネンを、秋と冬にはウールやカシミアやシルクなどを、と結局のところ一年中求め続け楽しみ続けており皆様方と同じく既にワードローブの一つとなっていながらも、その多彩さゆえに飽きないしいつまでも心躍る。それがニットという存在。ニット大好き、ニット大好き、ニット大大好き。

 

この時期はほぼ毎日でほぼ100%オン素肌。着心地と毛の機能とスタイル性と“ただ肌の上に着れば良い”という気楽さから弊店では引き続きオン素肌を御提案させて頂いておりますが、北村 道子さんはあえて肌着をインすることで内側がごわつくことに美しさを感じるそうですし、先日もオン素肌に抵抗をお持ちの御客様がいらっしゃったりと、というか多くの御客様は非ON素肌派ですので、引き続き御自由にと思います。

 

ということで新作ニットウェア、今回は11点です。

New arrival,Vintage knit wear.

 

 

 





カシミアが9点,ウールが2点。メゾンピースが1点,メーカーピースが7点,アノニマスメーカーピースが2点,アノニマスフルハンドピースが1点の構成です。ちなみにこれらニットピースをギフトとして贈るの、個人的に御推奨しています。ワードローブの方も多いことと存じますが様々な個性が楽しいですし何着あっても嬉しいですし、着れる季節のふり幅も着れる環境のふり幅も広いので活躍する機会が多く、季節が訪れる度に“あぁ、このバーバパパよりも濃いピンクのセーターを似合うと思って選んでくれたんだもんなぁ”と想いを馳せるの、良き心のエネルギーチャージになるのではと。これらもまた自分以外へのクリスマスプレゼントとして、または自分へのクリスマスプレゼントとしても御査収頂けましたら幸いです。

 


 

 

SURR 福留

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