これまでにモードやオーセンティック, アヴァンギャルドやスタンダード, 美学, 手仕事, そしてヴィンテージそのものに関してなど、シーズンを通してアイテムを通して、それを選び着る人の “ 個 ” を最重視し御紹介してまいりましたが、かねてより頭の片隅にあった一つの思考が、日々御来店くださる個性豊かなお客様方から多種多様な刺激や閃きを頂戴し、ヴィンテージピースという存在を通すことでゆっくりと積み重なり、ようやく一つの考えに繋がりましたので、来期はそれをテーマに編集させて頂きます。
“ 古き良き ” や “ クラシカル ” という括りでは足りない、10年50年では収まらない“ 100年200年と変わらぬもの ” 。この考えに辿り着いてから、私はもっとファッションが楽しくなりました。SURR の設立当初から紳士服においての縦の繋がりを大切にしてまいりましたが、 来期はもっと深い始点に視点を置きたいと考えております。
しかしながら “ 現代的であること ” は私にとって呼吸のように当たり前な基準ですので、引き続き皆様には、ご自身の “ 個 ” を大切にして頂きつつファッションピースとしてリアルクローズとして捉えて頂けたら嬉しく思います。
プレは近日封切りです。
SURR by LAILA 福留
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SURR by LAILAでは、ジーンズセレクションと致しまして、
1980年~1960年代までのLevisをピックアップさせて頂いております。
その中で今回は、わたくしの独断により、
通好みで知られる、とある1本をご紹介させて頂きます。
70s Levis “66model”
1969年~1974年までに製造されていた通称「ロクロク前期」と呼ばれる本品。
70年代に入ってからは、赤タブのLEVISの文字「E」から「e」へ本格的に変更された年代でもあり、
通称スモールeと称される最初期の1本です。
いわずもがな、大変に貴重視されております。
数あるジーンズセレクションの中でこの1本をご紹介させて頂きたかったのは、
その貴重性も然ることながら、何より個体としての魅力がずばを抜いておりまして、
完璧なまでの縦落ちと相まって空気を含んだようなシルエットは、他の追随を一切許さないような仕上がり。
60年代はBIG-Eの延長である格別な生地の織り。
長い年月をかけ、洗いと乾燥を繰り返すことで生まれたアウトシームの捻じれは、
やりすぎない自然かつ絶妙なテーパードを可能にしております。
履くことで、その良さを実感して頂ける、とは文字通りのご提案ですが、
なるほど、わたくしも足を通して頷きました。
ファッションフリーカーの頭を悩ませる程のユーモアさとデザイン性は兼ね備えていないですが、
だからこそ、ワードローブに是非とも加えて頂きたい絶対無比な、「極上の普通」なのです。
追記までに、発見した際は思わず心が踊りましたが、
ファッションフリーカーの頭を楽しませるユーモアさは、兼ね備えておりました。
それでは、良い週末を。
SURR by LAILA 小林
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Newarrival
early 1900s, 30s, 60s andmore
今期よりラインナップに加わりましたアンティーク & ヴィンテージ・ファインジュエリー。男性にとってな馴染みの薄い分野かと思いましたので、どのように感じて頂けるか未知でしたが、ご興味頂き誠に嬉しく思います。皆様にお試し頂き “ 素材の力 ” を今一度強く認識致しました。
今回の旅でも幾つかセレクトが叶いましたので、お披露目させて頂きます。素材, デザイン, サイズ, テクスチャー、全てが尊く儚き一点物ですので、ご自身を繊細かつ的確に引き立て、お心に寄り添う一品に出逢って頂いた暁には、宜しければ是非にと思います。
SURR by LAILA 福留
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