KARIM HADJAB new collection / Diary665
1.2.2019

 

 

 

2019S/S pre collection
KARIM HADJAB new pieces
creation : Origami+4Saisons / Argile+4Saisons / 4Saison
base : 1940 – 1960s French work / 80s England

 

4Saison
 
Argile
 
Argile , tailored jacket
 
Waiter jacket

 

 

 

 

 



4Saison, base : 1960s French work moleskin trousers

 

 



Argile & 4Saison, base : 1950s French work shawl collar tailored jacket

 

 


Karim Memorial, Argile & 4Saison, base : 1950s French work cotton atelier coat

 

 





Origami & 4Saison, base : 1980s England levis emerald blue jeans

 

 


 

 

 

 

 

 


Origami & 4Saison, black cotton waiter jackets

 

 

 

2/2(土)12:00より。宜しくお願い申し上げます。

KARIM HADJAB new collection

 

 

 

SURR by LAILA 小林

03-5468-5966
[email protected]

 

 

//

異彩な作品群 / Diary664
31.1.2019

発案から約 20 年間実行され続けている Karim Hadjab の創作区分 4Saisons は 1 年間放置という特性ならびに根本的な彼自身の意向によって、いわゆる SS や AW などの区切りに捉われることなく常に進行し数多の発見や失敗を繰り返し続けてきましたが、昨年に彼がフランス国内における創作者に向けた協議会にて賞を得たことにより北部のルーベという地区そのものからの支援体制を獲得し、拠点をそこに移したことによってどうやらまた新たな 閃き / 気付き に至ったようで、その後に逢った際には改めて目を燦燦と輝かせて創作意欲を語ってくれまして、どうやら今まで以上に 4Saisons の “ 面白さ ” と Argile の “ 本質 ” に文字通り憑りつかれているらしく幾つかの新作を御披露目してくれたのですが、それらは私にとってそれぞれの概念と原理は変わらないにも関わらず極めて極めて革新的であり、何より異彩でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長年にわたる試行錯誤によってこれまでも、普通に置くだけでなく大木に吊るしたり土に埋めたり、オブジェクトを配置して大地に寝かせたり 2 着を繋ぎ合わせたり風車の羽根に吊るしたりと様々な方法で実行されてきた 4Saisons ですが、彼は長年拠点を置いていたパリ中心地から離れ朴訥な土地と風と空気のルーベに心を置くことで、新たに Origami という手法を獲得しました。“ 自然界に置く ” という行為においてこれまで以上に特殊な作為性によって、品それぞれによって異なる豊富過ぎる 4Saisons の個性にまた新たな一面, 真に文字通り新たな一面が加わった結果となります。このような彼の閃きと実行力、“ 表現における躍進力 ” には素直に驚くことしかできませんので本当に頭の中を覗いてみたいものでして、もちろん A という問いを投げると話が飛躍に飛躍を重ねて D という答えが返ってくるなどの微笑ましい ( もしかしたら身近な人にとっては深刻な ) 点なども多々あるのですが、やはり Karim Hadjab による KARIM HADJAB は全て彼の正真正銘に純真無垢な尊い心と精神あっての存在ですので、彼がやりたいことをやりたいようにやれることを, やれる世界で在ることを引き続き心から願います。取り急ぎ現状においては彼のやりたいことが主に KARIM HADJAB の創作であり、その意欲によって新たな異彩が生まれたことを心から嬉しく想います。

新作群は御披露目してくれた時点で最新収穫であり、実験的取り組みが成功した結果のため厳選数となりますが御了承くださいませ。なおその中には Origami 4Saisons とは異なる新たな創作区分として Argile と 4Saisons を組み合わせた品がございます。彼にとってこの一着は本当に心に残る、それこそ新次元を予感させる一着だったようで、“ 欲しがる人が何人もいたけど、一番最初に SURR に判断してもらいたかったから断ったんだ ” と興奮しながら語ってくれました。ほら、カリームったら。もう本当に人たらし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Coming soon
KARIM HADJAB new creation, Origami 4Saisons and Argile+4Saisons

近日御披露目させて頂きます。

 

 

SURR by LAILA 福留

03-5468-5966
[email protected]

 

 

//

まともではない作品群 / Diary663
30.1.2019

つい先日に過去6年間の社歴を振り返る必要がありましたので、様々な記憶と感情が錯綜しました。元々設立のきっかけが一個人が勝手に日本に存在しない感じた概念と文化を根付かせたいという想いであり、その現在進行形で変わらぬ想いを軸に服飾に関わる社会における ( いまだ分からないことだらけですので、あくまで自身の体感とそれに基づく推測ですが ) 慣習や風習, それら傾向, 予定調和や空気的なしきたりなどの優先順位を意識的に低くする, 意図的に排除する, と申しますか不要に想う考えを有しているがゆえ、いまだ私の親や兄弟は私がなにを生業としているか皆目見当が付かないように弊社はほとんどの方に知られていない、本当に まだまだ な小さな会社ですが、服飾に関わる社会における小さな会社として精一杯取り組んできたかと問われたら食い気味に “ はい ” ですので、今となって過去6年間を振り返ってみても濃密だったと申しますか、今となって考えても本当に類まれなる御縁によって類まれなる方々と触れ合い, 取り組ませて頂けてきているな と素直に想えますし、その中でも Karim Hadjab は誤解を恐れずに申し上げますと様々な意味合いにおいて 浮いているな と想いました。

私には両親以外にファッションデザイナーで 3 人、芸術家で 3 人、音楽家で 1 組。計 9 人の心から尊敬する人物がおります。もちろんまだお逢いしたことが無い方もおられますが、基本的に人柄にしっかりと触れ合ったうえで心の尊敬引き出しにしまうのですが、中には 10 年以上前にしまった方もいれば昨年しまった方もおりまして、それこそ一人が Karim Hadjab 。2018年5月のことです。 

 

 

 

 

彼ほど純真無垢な人物, そして表現における推進力を有した人物は本当に貴重だ と社歴を振り返っていて改めて想いました。服を放置するという行為は何度御客様に御説明していても口にしていて不思議な気持ちになりますし、愛用して幾年経ってもそれらはやはり誤解を恐れずに申し上げますと社会的な ( 大して知りもできておりませんが ) 存在感として異質な, まともではない作品群であると想うと同時に、だからこそ彼という人物が貴重であると心から想います。初めて自身の一着である 4Saisons のテーラードジャケットを手にしてから 5 年経ち、短いとは言え私自身にも心身ともに変化が少なからずあったのですが、必殺の一言 “ 付け髭です ” を会得した今でなおそのジャケットを着た時に想うのは “ 5 年前より今の方が似合っている ” という幸せな感情でして、それこそカリームからすれば 服は生きている なのでしょうが、私からすれば単純かつ無垢に 良い服だ という感想です。私はいくら服に出逢ってもどんな経験をしても想うのですが、上質な組成の品や理念や感性はいくら時を経ても色褪せるどころか輝きが増し、こと服飾に関しては身に着ける人の様々をさりげなく押し上げてくれるような存在であり、良いか否かは言葉も知識も必要がないそれこそ感性のみに基づくことができると。

 

 

 

 

 

なお、上記の紐付けに際しまして “ Karimへの想い / Diary540 ” は接続詞や単語を一部改正致しております。私は過去に行った事柄に時を経てから部分的な改正を加えることや時を経て改めて行うことに対して前向きでして、その考えは前述の 9 人のうちの 2 人である電気グルーヴから学ばせて頂きました。

 

 

SURR by LAILA 福留

03-5468-5966
[email protected]

 

 

//

1 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 452
Copyright © SURR All Rights Reserved