先日の 2018A/W Knit & Trousers collections に次いで御提案させて頂きます今期の新作ニットは、英国グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の一つであるスコットランドにて紡がれた心からの敬愛と親愛に値する無我夢中に頬擦り必死な唾涎品質であり、それによる紳士像は正統, またの表現を王道, コンサバティヴ, 普通。いずれの形容詞も最良と一種の最強を指し示すと私は想います。
Comming soon 1
英国のニット
多種多様で千差万別で変幻自在な正統で王道でコンサバティヴで普通な英国ニットの布陣。やっとこれぞな一着に出逢えた特級ブラック・カシミアを含む品々と皆様方との御縁をじっくり結ばせて頂けましたら幸いです。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
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着用頻度を問わずテーラードジャケットという品の恒久的な価値と魅力を時節問わず感じ続けてだいぶ経っておりますものの、折に触れては私服ではないと第二者に思われたり休日に着ていることを不審がられたり甥っ子が怯えに怯えて号泣する姿を目の当たりにしますと、やはり自分はまだまだまだ板に付いていない半端者であることを改めて自覚致しますので、それを打破すべく心身, 特に心においての精進を胸に刻みながらまた新たな刺激を求めて感性が彷徨い歩くものの、なかなかどうしてその布陣は想うように揃ってくれないのは探しものに限って見つからないメソッドよろしく今世の常の一つだろうとは思いますが、実際的にテーラードジャケットを日常着としている私にとっては極めて切実な問題でして、テーラードジャケットもその他と同じく不変的なものから独善的なものまで幅広く、方向性と目的が寄り添えばそれぞれが魅力的なので選択肢は決して少なくないはずなのですが、なかなかどうして相棒が増えてゆかないのはきっと私に問題があると想いますので、この容れ物を替えることはできないメソッドよろしく向き合ってゆくしかないものの追及心は捨て去ることができませんので、結局のところ妥協せず, 困り果て, しかし諦めないことでその先に光が在ると信じて日夜テーラードジャケットを求め続ける私にとって、もし仮にシルク 100% かつダブルブレストという相棒が現れたら、それはそれは感嘆の雄叫びを挙げることと想いますが、なぜそのような在り得もしなさそうな仮を想いつくかと申しますと、事実は小説よりメソッドよろしくそれがここに在るからでして
シングルも愛しておりますしダブルブレストも愛しております。ノッチドラペルもピークドラペルもショールカラーも愛しておりますしヴァージンウールもウールもコットンもカシミアもシルクも心から愛しております。しかしながら私は街中などでダブルブレストでピークドラペルのシルク l00% テーラードジャケットを着ている御人をお見かけしたことがございませんで、しかしながらその要素調和は社交界において極めて品位が高く、逆に申し上げますと日常的には高過ぎるというのが慣習的な予定調和があろうことも一応認識しておりますものの、そもそもある側面においては、囚われ過ぎて判断に支障が挙がるような慣習なんざ犬の餌にもならないと強く強く想って生きてきた, 今でも思いながら生きている非社会的社会人ですので、ダブルブレストでピークドラペルのシルク l00% テーラードジャケットが日常的に高品位過ぎるというのが慣習的なのであれば、だからこそ日常の一着として羽織りたいと心から想いますし、それを心から御提案したいですし、そもそもにおいてこの一着が純粋に魅力的であるがゆえ、結局のところ本件における慣習は私にとって犬の餌にもなりゃあ致しません。
そしてこの看板を背負っていることで生まれる宿命的な化学反応の圧倒的迫力たるや。ムッシュが打ち立てた美学を余すことなく受け継いだどっしりとした着丈に紳士的な範囲内において発揮される女性的とも捉えられる線のモードな美しさと、時代に則する ■ rive gauche ■ オリジナリティのスリムシェイプ。この “ 美 ” は今後時世がどのような道筋を描いてゆこうとも弊店は変わらず声を大にして御提案し続けさせて頂きますので、宜しくどうぞお願い申し上げます。
90s Yves Saint Laurent rive gauche, double breasted silk tailored jacket
存在感において力が在るか無いかの点においては申し上げるまでございませんし、強いか否かで言えば凄まじく強いと感じられるかもしれませんが、私はこれを心から御推奨したいという性からは逃れられませんし、そうすることが私にとっての Saga なのだと想うことに致します。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
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Instagram投稿のみを考えておりました本作ですがどうしても一言申し上げたい欲に負けて本エントリーを迎えているわけです。夏頃には撤去するかもしれない、哀しい、とアナウンスさせて頂いた向かいのバージニアクリーパーもどういうわけか未だ存在している11月6日(火)終日雨でしたので最後の力を振り絞る如く秋黄が混じるグリーンがとても綺麗でした。脈絡もなく進みますが、やはりコットンへの愛情は止まらないわけで、わたくしの基準で良いコットンであると判断を下した織りにくるまれて最期を迎えたいと終活があるのならそうしようと憶っております。本作も袖を通そうものなら其の判断の早さたるや、無条件にわたくしの最期の一日に加えたい欲に負けてしまいそうになりながら結局はどうしようもなく秋黄が混じるグリーンを眺めて終えた本日でありました。例によって斜め方向の柔軟な平織りと、大地の色と、フランス軍チェストポケットの採択と、黄色やグリーンの綿糸で幾重にも修繕を続けて参りたい決意と、ガーゼのように優しく,しかしながら力強い弾力は、90s初頭Balenciagaの個体、あるいは40sフレンチコットンが最後の記憶でした。素晴らしきrive gauche。
late80s-early90s Yves Saint Laurent rive gauche military style cotton shirt
SURR by LAILA 小林
03-5468-5966
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