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New arrival, leather shoes / Diary706
19.4.2019

“自分が読んだ本、読んでいる本、近いうちに読む本、いつの日か読めるようになることを信じたい本、いつの日か読めるようになるなら「我が人生に悔いなし」と云える本、そういった本の集合体であって、そこには過去と未来、夢と希望、ささやかな見栄が混じり合っている、自分の心の内部のように。”  以上は、本棚とは一体何たるかを説いた作家様の表現ですが、ミステリー小説しか読まなかったわたくし自身,自己追究しましてもTSUTAYAで借りて気に入った映画と同じ監督様,主演様の他ナンバーを借り続ける一例と謂いましょうか、明智小五郎の呼吸と合えば江古川乱歩ノンシリーズも拝読し続ける一例の集積版とも謂いましょうか、そもそも祖父の時代よりたんまり在ったものですから漫画より十津川警部ということでドラゴンボールを経験しておらんわけでありますがここ数年、様々な様式の様々を拝読するようになり様々な魅力と好みではない様々を分別するようになり、気が付けばスツールの上はカオスティックジャンルと化し、気が付くと本棚は要領を得ておらず、しかしながら自分が読んだ本も、近い将来読もうとストックしている本も、畠中 哲夫氏の精神性をいつの日か読めるよう信じている1冊も、過去と未来、夢と希望、ささやかな見栄が確かに入り交じり、構築されて往く図は、規則正しく整頓されていた西村京太郎の5年前とは想像も付かぬ人生図のように其れは其れは物思いに耽る一瞬が御座いました。

 

 

 

衣服革小物をお好きな皆様ならば、ファッションを追究される御人ならば、クローゼットという神聖地こそ本棚と太い楔で結べるイコール理論のように感じ、御人の歳を重ねてきた投影図であろうと憶い、御人の感性内心そのものの投影図であろうと憶い、ときに手放す1着もあれば、同品種のみが並び,同属性が一列する節目もありましょうし、シャツ,タイ,ブレザー、あるいは自身を外界へと連れ出してくれる 御靴 の構成図も面白いように御人それぞれ異なる嗜好と申しますか、驚くほど “異なっている” と感じるもので、驚くほど “趣味嗜好が顕われるもの” もしくはその御人の内面を綺麗に的確に映す鏡のような役割もある、かのような先入性もわりかし然うであろうと思いまして、自己投影を履物に顕す御方は世間一般的に 趣味が良い と云われるのでしょうが、いずれにしましても在ると想うのです。自身が履いた靴、履いている靴、近いうちに履く靴、いつの日か履けるようになることを信じたい靴、それぞれの構成がセミブローグ3足の御方もいればローファーをこよなく愛する御方も居、ダブルモンクのフィギュアを人生の支柱に納める御方も居、カオスティック本棚現象を受け入れる御方も澱みない個の性と存じます。其の様なわけで3足のレザーシューズ、4月20日 12:00より御披露目とさせて頂くわけですが共通成分を占める当方シューメーカーは本棚理論で謂うところの “いつの日か読めるようになるなら「我が人生に悔いなし」と云える” に的確した想いを抱いておりました10代,20代前半から時も経ち、レストランのストックホルダーも増え、嗜む酒も増え、読む書物も多様化し、コンビニエンスストアおにぎりのグレードも上がり、有り難い事に英国同社の御靴を1足手に入れる機会も御座いまして、日々わたくしの足を護っていただき、ときにわたくしというつまらない男性像を此れ見よがしに立ててくれるもので、本棚理論に添えると “読んでいる本” ということになりますが、初恋の抱きはとんと変わらない不思議が御座います。それは1866年より続く看板を足に従える精神性と申しますか、あるいはHermes製品の分泌物と同属性なる魅力でしょうか、年齢職種に問わず同社1足の選択に悔いを残さぬ御作り、とでも申しますか、それはもう分け隔てなく包み込む御足下のように感じずにはいられず、“丸の内でセミオーダーして来ましたよ” とご満悦な外科医様も、初獲得なる皮革靴が同社であったスニーカー愛好家の学生様も、静まり返った夜の内ベランダで煙草を吹かし管理人より御叱咤があった弊店ディレクターも、未だドランゴンボールに触れていないわたくしも、40数年履き続けるチャールズ皇太子も等しく、ひとしおに平等で御座います。近い将来、万が一動物保護法的な路線で「皮革靴の製造禁止令」なる法律が可決しましても今のところ我が人生に悔いはなく、在るのは未来と夢と希望と、例えば手持ちのJohn Lobbと、おにぎりのグレードを上げたささやかな見栄で御座います。

 

 

 

 

 

 

 

 


New arrival, 90s Lohn Lobb monk strap short boots model “ Varese ”

 

 

New arrival, 80s Lohn Lobb loafers model “ Lopez ”

 

 


New arrival, 90s John Lobb double monk shoes model “ Williams ” for YT

 

 

SURR by LAILA 小林

03-5468-5966
info@surr.co.jp

 

 
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興味を抱くとは / Diary705
17.4.2019

に関して考えるというなんとも興味深い時間を昨夜過ごしまして、その先に在るはずの 好きになる という瞬間, 気付きをふと考えてみると、はたして自分はいったいどうなのだろう、最近だといつだったろうと向かいの壁にかかったどなたかの洋服や御品書きを視ることもなく視ながら考えてみましたところ、その瞬間や気付きという現状はそういえばとてつもなく “ 凄いこと ” であるな、と改めて想いまして、例えば 初めまして から さようなら までの限られた時間で誰かが誰かに興味を抱き、ともすれば好きにまで至るとしたら何が要素で何が要因になるのだろうか? その時は気分的に “ 相性 ” で着地させる気分ではなかったがために夢想を掘り下げたものの 7 杯目あたりで雲散霧消し、今日この瞬間に至るまで髭剃りや食事や掃除や撮影を行いながらぼんやりと考えていたものの着地せず、顔?服装?身体つき?声?手?匂い?あとなんだろうか? なにかの要素が時に混ざり合って興味を抱き好きに変化するのだと想いますし御人によって様々な条件が在るので考えること自体が野暮なのでしょうが、この夢想において私が最も面白みを感じた点は、 ( おそらくほとんどの御人において ) 興味を抱きなさいと命令されても叶わない時は叶わない という永遠に自由であろう判断の権利と、 “ 貴方に興味があります / 貴方が好きです ” と相手に伝えることの凄さ, 素晴らしさ, 尊さでした。私も複数で呑んでいる時にふとそのうちの一人がそのうちの一人に好意を伝えるという黄金の時間に同席し、にやつきたいと心から想います。決して自分がその対象に成りたいだなんて不毛な願望は抱きませんので、どうにか御願いしたいものです。

 

 

 

 

 

ここで小林が書いた私のボヤキは事実でして、その妄想願望は未だ継続しております。私がネイビーブレザーに興味を抱き好きになった “ なぜ ” の記憶はどこの引き出しに入れたか失念してしまいましたが、好きという認識が明確化した時期は覚えておりまして、旧 LAILA VINTAGE の女性要素と男性要素をそれぞれ独立させる構想が挙がった 2012 年頃に私は私自身と深く向き合うことに致しまして、好きな写真や映像, 言葉や単語を時間をかけて羅列し続けた一時期があったのですが、その中にとあるフランス人男性の写真があったことでその時に私は既に長く愛用していた, 既に不変的な存在であった, わざわざ好きと明言する必要がないほどに存在価値が確立されていたネイビーブレザーを “ 私はわざわざ好きと明言する存在だ ” と自分自身ではっきりと認識致しまして ( 更に申しますと白いシャツとブルーのジーンズという組み合わせでして ) その頃より上記のボヤキ, 恥ずかしながら申しあげますと 夢 を抱くようになりました。

この度の新作 Navy blazer & Blue jeans に御興味を御寄せくださった皆様方に心からの御礼を申しあげると共に、いつかは分りませんがまた必ず御提案させて頂くことをここに明言致します。上記のボヤキも当然ながら微塵も諦めておりません。と、ここでふと想い立って試しに直近 4 年間で何着のネイビーブレザーを御提案したか軽く調べてみたのですが、今回の新作を含めて 8 着でした。総御提案数から算出しますと 200 着につき 1 着という割合でございまして、私はこれまでの経験則から甘く見積もって 50 着 視て 1 着という出逢いの確率概算を定めておりますので、 “ 全てのラックをブレザーで埋め尽くしたい ” という夢を叶えるには過去の実績を単純推算する限り 35 年かけて 633,500 着を視て 13,670 着に出逢う計算と相成りました。
OK です。

 

 

 

 

 

70s Valentino uomo navy blazer,
50s Charvet oxford shirt
80s Levi’s 505

 

 

SURR by LAILA 福留

03-5468-5966
info@surr.co.jp

 

 
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Karma / Diary704
15.4.2019

憶い返すにしても憶い返さなくともテーラードとの付き合い方,テーラードへの向き合い方、其の献言というのは常習性に添うばかりで、それはもうなかなか落ちてくれない油汚れのようにしつこいオファー,御推奨とさせて頂いておりますので引き続き恐縮な想いばかりですが、ドレスアップでもインフォーマルでもやはりと申しますか、筋肉量を個性とせずとも骨格線が中性的でもやはりと申しますか、性別蔑視が遥か彼方の其の昔に消滅したように男性とテーラードの関係性における “ こうでなくてはならない ” 御姿も消え失せては喜ぶべき事項と存じますしベルギートップレヴェルの創り手がラペルを折り畳んで再構築したディナージャケットを提案される時代に、アームレングスを長く設計するデザイナーが一線で活躍される時流に、アカデミー賞受賞監督様が世界PRラインを腕と身幅がジャストフィットの(つまり釦を留めない)ジャケットで迎えるように、千差万別御身体御方の個の性にそっと寄り添うテーラードへ首を傾げる理由など果たして。

 

 

スーツとしての成り立ちではない限りは基本的に寛容で,そして第一義的にも広量で御座いますゆえ、最も日常に近いテーラード其の定義設定と相成る Blazer / ブレザー とは大体を持ってブレザーとの認識であり大体を持ちましてBlazerと理解を深めております片方で、金ボタンでなければならないカルチャー性もなければスクールルックもアイビールックも素の通りで御座いますので、其れがヴィンテージショップの精神かと御叱咤,御叱責の日々で御座いますが、ピークドラペル,コーデュロイもブレザーで御座いましたしグリーンプレイドテキスタイルもブレザーで御座いましたので広域的に視線を向けますと収集がつかなくなる生態区分に見立てておりますもので、おりますが、“常用するからブレザーで在る”とはややばかり表現語弊が混じり、日常的動作に支障を齎さない運動性、作動力が備わるかの一線こそ重要なマテリアルと誠に勝手ながらピントを合わせております終結点はパターンメイクなのか生地の分量なのかフィッティングによる空間コントロールが要素に成り得るか精査判断のうえ、何処様に向かおうにも何方様に会われようとも失礼のない Navy / ネイビー つまりは Navy blazer / ネイビーブレザー とはひょっとすると常習物カテゴリー内において無上ではあるまいかと、奥床しさも慎ましさもない言の葉で誠に恐れ入りますが最強、ではあるまいかと、ここまで来たら謂ってしまいますが天下無双ではあるまいかと憶わずにはいられない内心をそっと撫でておりましたら先日貴重な休日に足を御運び下さったお客様との会話も非常に有り難く勝手ながら嬉しい一時で御座いまして、ネイビーブレザー、ブルージーンズ、くたびれたダービーシューズとはなんとつまらない装いで、なんとエレガントな装いで、なぜ街で見かけないのだろうと第一義的に広量で向き合わずとも確と、其の様に想うわけであります。

 

 

 

 

 

 

 

憶い返すにしても憶い返さなくともValentino uomo並びにValentino Garavani氏の実績や功績や栄光やカラフルな事実はミラノコレクションに留まらず服飾史の彩りに欠かせない重要ピースとは疑いようもない真誠で御座いますしプレタポルテ発足から間もない時代時流において求められた紳士像を優雅に超えてゆくValentino Garavani氏の自由裁量と精神性の鋭さはフレンチ・モードに名を及ばせる切れ味が御座いましたが、自由裁量を引いてはデザインと表現致しましてもファッションを陽気に厳しく愉しむミラノ階級市民へ深く受け入れられたクリアな理由は謂わずもがな 素材 で御座いますし絶対的品質を護り抜くUOMOの冠に際しては取り分け絶の品と申し上げましても過の言では御座いません。その評価は10年前から変わりませんし昨年イタリアをフィールドとしたテーマを掲げさせて頂いていた頃合いに出逢えなかった不運もタイミングも神様の悪戯と惟うにしても今シーズン2個体目の獲得は極めて幸運な運びと存じますのは過去履歴を遡りましてもプレタポルテ発足から間もないValentino Garavani氏によるValentino uomoの御縁はまるで叶わず,其処をフィギュアに御査収頂きましても意義は大いに御座います。此処までの情熱を Navy blazer / ネイビーブレザー に注げる幸福度たるや、カッティングの美しさは譬喩拝借が通じぬところの美しさで御座いますし天から地まで打ち込まれたステッチの運びは裾の9.5cmで止まり、削ぎ落とされたアームホール及び華麗に落とされたストレートフォーム並びにショルダーの包まれ具合は1970年代後期より盛んに取り入れられたショルダーシーンを疑いたくなるほどモダンで御座いますし近代的で御座いますし、当時のミラノシーンに躍動したGianni Versace氏も好んで取り入れていたフレンチ・モードの咀嚼はシンメトリーへの美意識をもってアウトプットされ、大方ダブルブレスト,シングル釦の具像を目に致しますと90年代の製作でもなく当然クチュールでもない1970年代に研ぎ澄ませた業と業は第一義的に広量で向き合わずとも確、で御座いますし第一線から身を引き約15年ばかり経ちますが願わくば、今最もクリエイションとディレクションを拝見したい創造主のひとりであります。

 

 

 

 

 


70s Valentino uomo navy blazer

 

 

 

SURR by LAILA 小林

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