良いノリ / Diary1425
31.7.2026

Planet Holltwood! Desneyland Paris!

 

 

Planet Holltwood! Desneyland Paris!

 

 

Planet Holltwood!! Desneyland Paris!!

 

 

SURRにおいて文字でファッションに触れる時に避けてきたほどでは無いもののなんとなし意識して舵を切ってこなかったのが“ノリ”という表現というか言い方でして、店頭でお客様と相対する時には用いることもあったのですが今になって考えてみると何故だか活字にはしてきませんでした。と書きながら考えてみたのですがどことなしに“ノリ”を用いることが自分の中で逃げの表現だったのだろうか?とも思ったりしましたがどうなんでしょう、掘り下げれば何かしらの底に辿り着くかもしれませんがまぁやめときます。でも今後もあまり用いらない気がするな、“ノリ”っていう活字表現。

 

 

 

でもこれに関しては素直に心から強く思います、“良いノリだぁ”。その表現でテンションで温度で角度で強烈に心から一目惚れました。1991年に多くのハリウッドスターから出資を募って設立されたレストラン企業,Planet Hollywoodが初めて実店舗を出したのがフロリダのDesneyland、でもって1996年にフランスのDesneyland Parisにも出店されたことを祝して製作されたオリジナルプロダクトであるこのジャケット、お土産品なのにリアルレザーでナイロンキルティングとのリバーシブルで着脱式の襟による個性で、そしてPlanet Holltwood!!! Desneyland Paris!!!の刺繍!刺繍!刺繍!このノリに惚れないでどうするってのさ。

きっとこういうノリって服飾の世界においても様々存在してきたししているのだと思いますが、私はあまり触れてきていない(おそらく)方向性なので新鮮だし、きっともっと沢山触れてきたら良くも悪くも今の自分とは異なる方向性に帰着していたのだろうなと思うのですが、あまり触れてきていない今だからこその楽しみ方もあるし、改めて観察してみるとそもそもにおいてモッチリと肉厚でヴィンテージらしさもある充分過ぎるほど良いレザーテクスチャーで、そもそもにおいて服飾的に王道なアヴィエイター的でありヴァーシティー的なスタイルバランスだし、そもそもにおいて90年代ならではの豊かなボンバーシルエットという純粋に惹かれる要素が揃っているし。でも本当に思いますよ、こういうノリを沢山触れる世界線もきっと楽しかっただろうなって。テンション的と言うか方向性的には今の空気感も多くはらんでいるとも思いますしね、引き続き良いと思うんですよ、自然体に今っぽいって。

 

 

 

 

 

New 90s Planet Hollywood×Disneyland Paris leather & nylon reversible bomber jacket

 

シルエットは強いしシンプルにデカいし(表記XLです)ヴィンテージらしいブラックレザーの迫力もあるし、本当に良いノリだぁ。旅のハイライトになったテンションが上がった嬉しい出逢いの一着です。

 

 

SURR 福留

Lunette Cartier 2026 / Diary1424
24.7.2026

顧客要望によって発足したと思ったら即座に世界最高峰に登り詰めて当時のアイウェアデザイナーやメーカーのテンションをダダ下げしたことで御馴染みの、即座に登り詰めたおかげで要望に対して職人の手が足りなくなり世界中のアイウェアデザイナーやメーカーに必要素材を送り同封の手紙に“○○の手順で作ってみて送り返してください、宜しければ私たちと一緒に仕事をしましょう”と書き職人スカウトを試みたものの返送された品々を検品すると世界中の誰もが求める技術力に達していなかったで御馴染みのCartierにおける最初期アイウェア部門,Lunette Cartierより、一説によるとシンプルに需要が低かった(人気がなかった)ため製作数が少なく自ずとヴィンテージとして滅多に出逢えない“眼鏡っぽさが強いモデル”を今年もじっくりとセレクション、六本の御披露目と相成りました。

どうやら当時の主戦力がサングラス系統のフォルムであったりタンクやロゴといった意匠性が高いモデルだったらしくやはりそれらに比べると素直に思います、地味だなって。でも言うまでもなく間違いなくその地味さこそ,眼鏡としての不変性こそ,アイキャッチが低いからこそ際立つ当時のCartierの職人しか産み出せなかった美しさこそ惹かれ続ける要因です。余談ではありますが当時のCartierの職人技術は産業の発展に伴って今のCartier職人に引き継がれなかったことはモデルがフルチェンジした以上に真の意味で最初期のLunette Cartierと現代のLunette Cartierが異なる存在価値であることを示しています。まぁ例によってどっちが良い悪い・偉い偉くないではありませんが人の手仕事による職人技術とクラッシック文化におけるロストテクノロジーを敬愛せずにはいられない派  ということで。

 

 

 

 

 

New 80-90s Lunette Cartier Selection

 

六本のセレクションは私にとって充分に芳醇で嬉しい数量、上からスクエア,パント,パントのハーフリム,ラウンドのハーフリム,そしてデザインオーヴァルが二本となりますので、サイズ感やデザインの個性など諸々の御縁ございましたらこの機会に是非に。

私は視力が悪いので長年眼鏡ですがずっと同じ眼鏡をかけ続ける派でVintage Lunette Cartierには本当にお世話になっています。本当は服や靴と同じくで眼鏡のことを考えると同じものをかけ続けない方が良いのでしょうがいかんせん気に入ってしまうとダメですねぇ、少し前はブリティッシュフレームを一定期間かけ続けていたのですが気付いたらまたCartierに戻っていました。なかなかどうして替えと出逢えないのは重々承知しているのですが“もし突然ミウッチャが来たら胸を張れるのは?”と思うとお気に入りに手を伸ばしてしまうのですよ。そういうのってありません?

 

 

SURR 福留

道具→ファッション / Diary1423
23.7.2026

元々は視力矯正を目的とした道具だった眼鏡にファッションという要素性を付与し存在価値をアップデートしたアイウェアデザイナー,ヴィクトール・ヴィチャッチィ、今では当たり前になった御洒落としての眼鏡やサングラスも彼の哲学があって生まれました。余談ですが時を同じくして英国でも道具の眼鏡にファッション性を付与するアイウェアデザイナーがいたのですが、時にこのような文化の進化は偶然かな異なる場所で同時多発的に興るようですね。

Yves Saint LaurentやChanelやChristian Diorといった名だたるフレンチメゾンのアイウェアデザインを手掛けるのと並行して活動した自身のアイウェアブランドVITO Parisの存在は前述ゆえそのカルチャーにおいて極めて重要な存在にも関わらず日本国内ではほとんど見かけることがないのは私にとって密やかなささやかながら確かな喜びですので、クラッシックSTYLEであると同時に数々のメゾンデザイナーを満足させた独自の装飾理論が詰まった良い意味で癖の強いヴィンテージフレームを以前よりひっそりと御推奨しておりますが、この度も僅か五本ではありますがデッドストックで御提案致します。ちなみに明るいブラウンのラウンドフレームはVITO Parisではなくフレンチフレームではありますが、同国のカルチャーということで差し込みましたこと御了承をば。

 

 

 

 

 

New 50-60s VITO Paris deadstock frame Selection

 

 

SURR 福留

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