SURR by LAILA
  • Online
  • Dialy
  • Access
  • Facebook Instagram
  • LAILA TOKIO
  • LAILA TOKIO
  • LAILA VINTAGE OSAKA
  • LAILA ATELIER
  • 7X7
  • Copyright(c) SUR All Rights Rserved
comming soon / Diary485
18.1.2018

 
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
 
 
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
 
 
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
 
 
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
 
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

SURR by LAILA 小林

03-5468-5966
info@surr.co.jp

 

 

//

純粋無垢な道具 / Diary484
12.1.2018

 
 
相反する特質を極めて極端なカタチで持ち合わせる美しさは、AとZを簡単に引き合わせれば表出するものではなく、蛇口をひねってコップに注げるような種類のものでもないでしょう。それをヒトの頭脳の中に降臨させ、または実際的に目の前に出現させるには、永い永い時間を必要とするかもしれませんし、雨乞いの踊りさえ必要とするように精神的な我慢強さを通して誕生する種類のものかもしれません。あるいは、偶発的奇跡により3秒で成立するものかもしれません。
 
いずれにせよ、渾身的もしくは自然的エネルギーを必要とする作業であり、行程であり、何より慎重なものなのでしょう。
 
 
 
 
 
例えば、
 
 
 
 
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
肉厚で頑丈な「革」と、
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
無機質で感情のない「部品」
 
 
 
 
驚くべきことに、肉厚で頑丈な「革」と無機質で感情のない「部品」により構築された其れは、日常的な道具として見事にマリアージュされ、あまりにも自然に完結しており、習慣的なデバイスとしてきちんと機能しておりました。こうすればこうなります、と教科書には綴られていない、的外れな美しさを持って。
 
そして「驚くべきことに」とは単に文章の構成上、必要だからキーボートを押したのではなく、本当に驚いたから、と申し上げねばなりませんし、次に、無機質で感情のない部品の “ 正体 ” を明かさねばなりません。
 
 
 
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
50s ski boots buckle
 
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
50s overall buckle
 
 
 
相反する特質を極めて極端なカタチで持ち合わせる美しさを実現させるにあたり、もしくは実現させるベクトルは存在しないにせよ、結果として見事に表出させた基盤には、無目的に終わるはずのアンティークパーツを点検し、検証し、そして綿密に計算した後、有益物としてリコンストラクションする “ 再構築 ” という全的な要素が存在しており、それを成立させた彼の才質にとってさえすれば、AとZを引き合わせることを容易に行えたかもしれませんが、少なからず、蛇口をひねってコップに注げたわけでも、偶発的奇跡により3秒で成立したはずは決してなく、部品の位置は完璧なポジションを捉え、様々な種類のウエストにフィットが可能なのは緻密な計算式が存在していたはずであり、雨乞いの代わりにナイフで鉛筆を削ったかもしれませんし、その鉛筆で描かれた設計図は満杯のゴミ箱へ投げ込まれる末路を繰り返したかもしれません。
 
 
“ 再構築 ” という手法/手段を実践した内容は、作為的であるにもかかわらず、無国籍でどこにも属さない、純粋にも日常的かつ男性的な道具であり、何よりその “ 意外性 ” のみで他の其れらとの完璧な差別化を計るため存在している種類のものでもなく、質素だが肉厚で簡潔的である頑丈な革は、寿命という概念を現実的に当て嵌めることはできず、無機質で感情のない部品の正体は、物珍しさなどむしろ副次的で、あまりにも頑強で、あまりにも現実的な部品であり、それら要素を踏まえたうえで全体像を慎重に省察しましても、人を腰から支える純粋無垢な道具に尽きましょう。
 
 
 
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
New arrival late90s leather belt
50s ski boots buckle & 50s overall buckle
 
 
 
1/13(土)より。
どうぞ、御賢察のほどを。
 
 
 

 

SURR by LAILA 小林

03-5468-5966
info@surr.co.jp

 

 

//

余談と理想の話 / Diary483
8.1.2018

 
 
 
 
余談と理想の話
 
 
 
 
私事にて恐縮ですが、感覚更新を繰り返した先に辿り着いた理想的なコットンシャツ、即ち、コットンというお素材は、幾重にも洗いと乾燥を繰り返されたアンティークコットン(少なくとも50年以上経過している綿をそう呼ばせて頂きます)で御座いまして、おそらくそれは水という酸素と水素により成り立つ液体と吹き抜ける天然乾燥、何より蓄積された目眩がするほどの膨大で莫大な “ 時間 ” これら3つの要素が条件として満たされることが必要であるように思えます。そうでなくてはならない、と思うに至ったきっかけは、先シーズンの2月頃に店内でひっそりお披露目となった1930年代前後のフレンチコットンシャツに触れてから。そうでなくてはならない、とはあくまで其のシャツとの出逢いによる後付けで御座いますが、そんなことはどちらでも構わないと、確実なる感覚更新を実現させた驚異的な対面で御座いました。(因みに其のシャツは現在1枚のみひっそりと置かせて頂いております。)
 
そうでなくてはならない、というロジックやら条件やらは、お洋服を愛してやまない皆様又は、この分かりにくいDiaryをいつもご一読下さっている皆様ならば、きっとマニアックでディープな内容をお心に持たれているだろうとお察し致します。そもそも俺はシルクシャツしか着ない、とか。1980年代米国の粗粗しい綿織りじゃないと肌が喜ばない、とか。アイラブフランネル、とか。私の場合は漠然とした理想条件をあくまで漠然と保有しておりましたので、そうでなくてはならない、を事前に明確に言葉で表出することが叶わず、「触れてはじめて」の感覚を何より大切にしてまいりました。きっと頼らざるを得なかったという表現が大方正しいのでしょう。導き出された例えばの回答が、“ 水 ” “ 乾燥 ” “ 時間 ” でしたが、その条件や触れた実際的な感覚は、今後何十年もの間私の中に漠然とそして確実に形成されていくある種の「体制」へと化けるものと、まるで決まりきった事柄のように。
 
“ こうでなくてはならない ” と。
 
 
 
 
しかしながら“ 水 ” “ 乾燥 ” “ 時間 ” という抽象的でありますが確かな条件を獲得した私は、いとも簡単にその方程式を崩される結末を迎えたのがその数ヶ月後。積み上げた法則やら摂理やらが、ワンクリックでオーバーライトセーブされる程の威力をもった其の1着。おそらくは手が触れるまで、3つの確かな条件を方程式として確保し続けたであろうと微かに思いながら、隅々まで検分する必要がまるでないように素直でイノセンスに溢れた1着との対面は、純粋にもタイミングと、そして私が知っていたはずの世界の狭さが露呈した瞬間で御座いました。
 
 
ハリはありません。艶もない。
しかしながら、驚くほど物柔らかで軽やか、マイルド、そして、柔軟。決して大袈裟に申し上げてるお話では御座いません。まるで天然のカシミア毛をフランネル地に織り上げたよう。それにもかかわらず、立派にスプレッドされたカラーはドレスシャツであることを全的にディスプレイされ、高度に、専門的に、驚くほど正確に仕立て上げられたこの1枚に、習慣的な強さを現実的に期待してしまうポテンシャルを、たった一度の対面と、触れるという行いのみで、肌から克明に感じ取れる種類のシャツで御座いました。 “ 水 ” “ 乾燥 ” “ 時間 ” という抽象的でありますが確かな条件は三位一体とまで満たされず、おそらく1980年代にたまごから割れて生まれた瞬間からずっとこの資質であるでしょうし、“ 水 ” と “ 乾燥 ” に関しては「高級素材と完璧な仕上がり、洗うたびにしなやかになる感触が特徴で」と何とも分かりやすくオフィシャルペイジにて綴られていたのできっとそうなのでしょう。いずれにしましても、今後何十年もの間私の中に漠然とそして確実に形成されていくある種の「体制」へと化けるはずの “ そうでなくてはならない ” は、粉々に吹き飛ばされたものではないにしろ、既存のプログラムは書き換えられ、「体制」へと構えるにはまだまだ先の話で、世界は狭く、知っている以上に広く、そしてここまで約1500文字程を綴らせたその1枚、少なくとも確実なる感覚更新を実現させた驚異的な対面で御座いました。
 
“ こうでなくてはならない ” と。
 
 
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
80s Thomas Pink natural cotton dress shirt
 
 
 

 

 

SURR by LAILA 小林

03-5468-5966
info@surr.co.jp

 

 

//

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 167