不良なシャツ / Diary1406
15.5.2026

 

先々に春夏のトップスとして弊店なりの各種を準備中ですが一先ずはなんだかんだ夏になったら半袖でも暑いし、なんだったら徹底的な冷房環境だったり陽射し避けだったりで逆に着るのよね で御馴染みの長袖シャツセレクションを御披露目です。今期もヨーロッパ各所を巡って文字通り(本当に文字通り)コツコツ集めましたが結果的にはプレーンな装いが多めとなりました、これは偶然かな?必然かな?プレーンとは言えミニマムとは言えデザイナーズヴィンテージ・カルチャー、真面目なようで不真面目=不良なシャツばかりですからスーツのインナーで真面目に着たいという御要望には御応え致しかねる個体ばかりですが御了承くださいませ。まぁ正確に言うと着れないことはないけどやはり“ファッション“に成ってしまうという捉え方が正しいです、弊店としてはそれが最高なのですが。

個人的には今年も不良なデザイナーズヴィンテージのシャツを特に不真面目に、徹底的にラフに気楽に羽織って,そう文字通り羽織るくらいの感覚でボタンも適当に留めてな着こなしを御推奨したい心持ちですが言うまでもなくお任せします、徹底的に不真面目にも徹底的に真面目にもちょうどその中間くらいでも着られるのが良いシャツの証であり未来永劫格好良いシンプルなシャツスタイルの証ですもんね。

今期はこれまでにポツポツと長袖シャツを御披露目してきましたがなんとなく例年以上に早い時期から涼しい着こなしを求める方が多いように感じられました、確か4月のふとしたタイミングでとっても暑い日があったんでしたっけ?ちょうど買い付けの旅順中だったので体感していなくて少し置いてけぼりな気分なんです。例によって早めに夏の装いしたら夏本番で飽きちゃうぜマインドなので着られる限りはジャケットも羽織りたいしセーターも着たいしなもので、昨晩と今朝が冷え込んだこともあって今日なんかはピュアカシミアフランネルシャツを楽しく羽織っています。慣れもあるでしょうが私は平気。なので今回のようなシャツセレクションを着るのもちょっと先の楽しみにしています。

 

 

 

 

 

New Designers Vintage Shirt Selection

 

SURR 福留

色々な新作 / Diary1405
8.5.2026

TEEシャツが下手っぴな弊店の今期初ヴィンテージTEEは70年代フランスの中小企業オリジナルプロダクトと相成りました。コンランドリーショップ(向かって左)とレジャー用品メーカー(右)の自社フットボールチーム用のオリジナルユニフォームで文字は全て手刺繍というグッとこずにはいられない個性、同雛型なのでJSCチームのコインランドリー店メンバー用とレジャー用品メーカーメンバー用でしょうか、もしくはJSCという大会用なのでしょうか。サイズ的にティーンというより大人向けなのでこれを着ていた人たちが当時20歳だとしたら今70歳くらい?マジで弊店にとって最高のヴィンテージTEEです。ちなみにシルエットもTHEセブンティーズなのでいわゆる今っぽいヴィンテージTEEのバランス感と全然違いまして、端的に言うと好みを滅茶苦茶に選びます。そこも最高。

 

 

これもTEEシャツに続いて弊店にとっては一足も二足も早いサマープロダクト、これ系のニットプロダクトは今年も可能な限りしっかりと御提案したい所存ですがまずはこれが第一歩です。90年代のValentinoによるコットン×ヴィスコース×シルクの蕩けるようなテクスチャーで過去に一着だけセレクションすることができた構築、当時も超欲しかったのでこれも超欲しいです、だって文句無し過ぎるのだもの。ガンガン汗かいてガンガン吸わせてガンガン洗濯機で洗ってゆるりと自然体なエレガンスでどうぞ、シルエットもやはり気が効いてるんだ。

 

 

これも一足も二足も早いサマープロダクトかつ弊店において特段に稀有な“普通のトラウザー”的バランスの一本、透けるほど軽いヴァージンウールでチャコールグレーでタック構築でCeline hommeで。大当たり。

 

 

上ほどではありませんが十分に軽やかなサマーウールトラウザー、チャコールグレーに対してこちらはランプブラックですから同じく特段に稀有な“普通のトラウザー”的一本。でもこちらはヴェルサーチェのクリエイションなのでエグ味出ちゃうかもですが、それでも弊店だと十分に普通,スタンダードです。

 

 

超色褪せ加工のブラックジーンズ、この個性もモードデザイナーによるジーンズの始祖であるヴァレンティノにおいて大変に貴重です。存在価値以上にメンズスタイルとして抜群に格好良いからねヴァレンティノのスタイルバランスにブラック(これはライトグレーだけど)ジーンズって。この格好良さが自分の普通に成る人生って強いと思います。

 

 

新潟県産コシヒカリの新米に福岡の辛子明太子に豚汁というわけではありませんが、見ていて心が落ち着く癒されるイタリアンクリエイションにおけるアヴィエイターSTYLE設計、なのでナインティーズのボンバーシルエット哲学にピュアシルクの迫力が加わるとまた良きです。帰り辛子明太子買って帰ろうっと、良い感じの売ってるといいなぁ。

 

 

個人的に源流であるニットプロダクトに次いでブランド哲学を的確に現していると思える、そしてきっと当人がフェチズム的に好きなんじゃないかしらと妄想しているブルネロ・クチネリのレザープロダクト。2000年代中期のこちらは良い意味で時代性を反映させた良い意味で今とは異なるスタイルバランスと“らしい”クラッシックで屈強なバイカーデザインが光ります。あと裏地がゼロ、この特に軽量な構築は嬉しいです。ちなみに正確に表現すると海松色(みるいろ)っていうグリーン系統の色名なんですけど写真では全く表現できていないので実物で宜しくお願いします。緑のレザーにキュン。

 

 

ピュアリネン、裏地ゼロ、ポケットいっぱい、WORKのバランス、綺麗なシルエット。2004 Hermes hommeの大々々傑作。

 

 

以上、色々な新作でした。

 

SURR 福留

二度目の1985s Hermes / Diary1404
1.5.2026

ちょっと久しぶりとなった大好き過ぎるHermesバッグモデル、毎回ではないものの積極的にDiaryでも取り上げているのですが御認め頂くタイミングが本当に有難いことにいつも早いので実物を手に取って頂けていない御方がまだまだいらっしゃってもどかしい限りです。とは言え鞄の必要性は人によって人生によって,人生のフェイズによって異なりますのでこのプロダクトを“全て”の御客様が要しているとは思いませんが、要されるのであればひと匙でも御興味頂けるのであればとっても強く背中を押したい気持ちはこれからも変わりません。はてさて今回はどんな御客様の元へと辿り着くのでしょうか。そういえば昨晩スタッフと御飯を食べている時に私はファッションプロダクトに対して“お迎え”という表現を用いるのがどうも苦手という話をしました、だって無機物だぜ?と。今考えるともっと実のある話をすれば良かったかなとも思うのですが仕事が終わって真面目な話をするのはあまり得意ではないタイプなのでしゃあなしですね。真面目な話は仕事中にしましょうぜ、と。

 

 

 

 

 

New 1985s Hermes bicolor leather boston bag

 

二度目となる1985年個体、今回はサイズ50。改めて冷静に思うとちょっと感動するくらいしっかりと古い時代の嬉しい嬉しい大容量でヘヴィーユーズに相応しい型押し牛革ですから引き続き気を使わずガンガン御活用頂きたいと個人的には思いますがもちろん大切に向き合って頂いてもOKですよ、御自身の性格に則ってくださいまし。

 

 

SURR 福留

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