Denim Blue / Diary1165
1.11.2023

いつぞやにネットニュースかファッションサイトかその両方かでどんどんジーンズを穿く人が減っている的な記事を目にしてから少し経ちますが、私の生活環境だとジーンズを御洒落に穿く人が如実に増えていて嬉しい限り。フレッシュな女性なんかも特に多いように思います、自然体で実用的なプロダクトであり馴染みの美しいカラーコントラストですから皆様素敵です。私もDiary1110で書いたようにデニム穿きたい欲MAXどころかその頃よりも高まっています。おかげでかねてから愛用する1軍の二本が揃って要修繕となってしまい悲しい限りで、じゃあ戻ってくるまでの補填として新たなメンバーでも迎えるかと思ってはいようこそとできるわけでもなくひたすら耐えています。早くセーターにジーンズでサッパリと過ごしたいぜ。

 

私なぜだか前回の旅順で国民性と言えるレベルでPARISのレッグライン=テーパードではないかと切に強く感じたんですよね、これまでにそんなこと思ったことが無いのに。テーパードパンツで気持ち丈短めをデフォルトにしたくなる空気と言うかムードがなんだか猛烈に心地良くて、元々パンツの丈は長くない方が好きだったのでより一層になりましたしテーパードパンツをより意識して好むようになってしまいました。あーだからオードリーヘップバーンのあの感じとサブリナパンツなのかーと現地で思っていたのですがよくよく考えたらオードリーはイギリス人だし麗しのサブリナはアメリカ映画でした、まぁオードリーの映画観たこと無いんですけどね。

 

 

 

 

フランスで出逢ったアメリカのジーンズとイタリアで出逢ったイタリアのジーンズ、共に個人的に最良な美しいテーパードシルエットでデニムテクスチャーも含めて最高の仕上がり、The Denim Blueな発色、これだからオリジンヴィンテージもデザイナーズヴィンテージも辞められない止まらない。

 

 

 

 

 

 

New arrival Denim Blue,70s LEVIS 606 and 80s Armani Jeans

 

共に個人的に高い希少性を感じるしっかりとしたサイズ感、ちょっとゆったりめに穿いてほしいですがこれも私の気分ですから御自由に。異常、Denim Blue / Diary1165でした。明日は***** / Diary1166を更新致しますのでまた隙間時間の暇つぶしにでもして頂けましたら幸いです。

 

 

SURR 福留

Black Leather Bomber / Diary1163
27.10.2023

見てくださいポケットの意匠性が全部違うんです、こういうシンプルだけど在りそうで無かったデザインアプローチ本当に刺さります。なんというか変な言い方なのですが、ハッとし過ぎて涙が出る感じというかなんというか。

 

グググイっと迫りくるようなモードデザインの迫力と驚くと同時に口角がクイと上がるのを抑えるのが困難な圧倒的レザークオリティとファッションデザイナーとしての業が詰まりに詰まった劇的で芸術的なデザインシルエットに魅了されまくっているので、本当に様々な角度から捉えるのが本当に興味深くじっくりと時間をかけてシャッターを切り続けたのですが、結果的に世界観は捉えきれませんでした。迫力も驚きも芸術性も肉眼で捉えるのが最良で最強、この生業において定期的に感じていますが本物の魅力は写真にも動画にも収めきることはできず、いずれにせよ実物が最も魅力的。この一着はそのコントラストが特に強いです。

 

 

 

 

 

New arrival 80s Gianni Versace lamb leather bomber jacket.

 

鳴々親愛なるジャンニさん、ジャン兄さん。貴方が産み出したモードデザインはかくも私を魅了するのでしょうか、特にクラッシックが際立つ個体が特に私の心の奥底にズシンズシンと響いてなりません。彼が愛したレザーボンバーの創意的でありながらクラッシックでスタンダードでもあり、でもやっぱりモードとしてのオリジナリティを存分に感じさせてくれる絶妙な構築に、フロントポケットが全て異なる意匠性という独創的なデザイン性でありながらヴィンテージカルチャーとの繋がりを強く感じさせるスタンダードな仕上がりに、驚くほどに軽やかなラムレザーのテクスチャー。これと出逢った帰り道の特急電車1時間半の間だけ我慢できずに着たことの告白と、これ以外にも2着のブラックレザープロダクトを御披露目した御報告にてこのDiaryを〆させて頂きます。

 

 

SURR 福留

 

Burberry Saddle Tweed / Diary1162
26.10.2023

 

出逢った瞬間に心の中でやったと叫びましたね。ヴィンテージバーバリーにおける王道スタイルの一つであり最上位個体の一つであり王道でありながら滅多に出逢えない要素性が詰まった一着、このバランス感はいつもぞくぞくします。

 

 

 

ヴィンテージバーバリーにおいて時たま出逢える正々堂々なSPECIALITYの表記、これ以外に何を求めるというのでしょうか。英国式における最上質な高密度ツイードなSaddle Tweedの特徴的なテクスチャーゆえ着用時の動きが一定時間生地に乗り移るほどの立体感を誇りますがにしても立体的過ぎる、そうこの一着はまだ糊の付着を感じさせるほどにフレッシュなコンディション、なんと未着用と推測される一着なのです。

 

 

 

しっかりと古めな70sピース,王道のバルカラー,SPECIALITYなSaddle Tweed,そして未着用推測個体、なんということでしょう。色合い本当に洒落ていますねぇ、この時代はファッションブランドというよりコートメーカーと呼ぶべきでよりクラッシックな世界観が軸となりますが、その上でこの明るいファッション性には感嘆します。個人的にこのベースカラーに赤系のラインが走るカラーコントラストにフィービーさんのCelineクリエイションを即座に連想してしまったので抜群のモダンモード目線でしか見れません。やはりフレッシュなコンディションも明るい印象に拍車をかけてくれているんでしょうねぇ。

 

 

 

ちなみに弊店はツイードの御提案が少ないです、それこそ英国老舗のアチラさん生地の純正個体は一度もセレクションしたことがありません。着こなす姿や世界観は心から好きなのですが硬さと重さから手が伸びないというのが本音でして、三代着られるなんて慣用句は伊達じゃねぇぜぇと触れる度に思います、格好良いんですけどね本格的ツイード…でもこういったメーカー/ブランドの解釈系だと重過ぎないし硬過ぎないし無理なく受け入れられるのは私だけ?なんなら着用感皆無にも関わらず滑らかですらあります、まぁこれは高密度なSaddle Tweedゆえですが。

 

 

 

New arrival 70s Burberry saddle tweed bal collar coat.

 

とやかく言いましたがとにかく最高ということで今期のウィンターコートはこちらで封切らせて頂きました。今後もウィンターコートを順次御提案させて頂きますが良い意味で他とは異なる世界観をお楽しみ頂ける一着です、まぁそれは他の品々にも言えるのですが。千差万別で全然違くて全て良い、生き物と一緒ですね。

 

 

SURR 福留

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