Ermenegildo Zegna
Dolce&Gabbana
Valentino Garavani
U.S.Army
Italian anonymouse
Gianni Versace
New arrival,Midsummer selection #2
ショーツを筆頭になかなかどうして出逢えない真夏のパンツ、こと真冬のパンツその希少性は尋常ならざるもので、やはり生地が軽いからこそ寿命が短くなりがちだからでしょうか。御恥ずかしながらたかだか数年前ではあるものの今では真夏のショーツ大好き人間になってしまったのでしっかり御提案したいのですが、そう簡単には出逢えません。上記の4本は先の旅順で出逢えたのですが4本“だけ…”ではなく4本“も!”な気分。リゾートライクでスポーティーでカジュアルでありながら根底に品があるそれらって、私にとって貴重です。そういえば一昨日は赤いショーツを御機嫌に履いていたのですが仕事終わりにコンビニの列で後ろに並んでいるエレガントな御夫妻が“良いわね短パン、若いから似合うわねぇ”という御言葉をくださいました。いやぁ、嬉しかったなぁ。
フルレングスも同じく。真夏に適合できるのはやはりリネンやスーパーライトコットンになってしまいますでしょうか、出逢えません。特にホワイトカラーなんてリゾート感MAXで真夏のパンツとしては特にグッときてしまいますねぇ、私なんだか昔から好きなんです真っ白のパンツ。
なお今回から先行AWというわけではないのですが、とはいえその想いが一ミリも無いかといったら嘘になる品も新作に少しづつ織り交ぜさせて頂こうかと思っています。と言っても今回は2点のみですが、まぁ徐々にっていうことで。
2001SS PRADA Uomo。言ってもこれは私にとって立派なMidsummer selection。シャツのごとく軽い裏地無しのこの時代のミウッチャさんらしい構築的オーヴァーサイズのサマーテーラードジャケット、猛の烈に良い個性と抜の群に上質なクリエイションなので、夏場はもちろん春秋、そして冬にはインナーにもなるフォーシーズンピースです。
私はヴィンテージを専門に扱っているにも関わらずアメリカンカルチャーを極端に知りませんで、ことラルフ・ローレンさんのことも全く知らないのですが、“ごくごく一部のクリエイション”だけが好きで、ひっそりと個人的に収集してきました。時流によって産まれてごく一時代のみ製作されていたのですが、当時においてはラルフ・ローレンの本筋ではない(本意ではない?)、デザイナーが意図していないクリエイションだったとか。だからというわけではないのですが、好きなんです。今回イタリアにて嬉しいボタンダウン個体に出逢えました。
機会ございましたら宜しくお願い致します。
SURR 福留
03-5468-5966
[email protected]
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夏楽しんでいますか、心をリゾートを据えていますか。困っちゃうくらいに暑いのは参りますが昼日中から呑むビールは格別ですよねどんだけ飲んでも水分補給としてしか機能しないで全く酔わない感じ、いつも以上に炭酸が効く感じ、猛の烈に好きです。私、自転車通勤なんですけど先日買付けの旅順から帰ってきて久しぶりに乗ったら、やっぱりとっても気持ち良かった。以前知人に通勤姿を目撃されて“滅茶苦茶ちんたら走ってた”と笑われたのですが、そもそもにおいて私はちんたらMYペースで走ることを目的に自転車に乗っているんです。電車の発車時刻にも左右されず徒歩でのタイムラグもなく座った状態で荷物を手持ちしないで済んだうえで周囲の迷惑にならないレベルで可能な限りMYペースでちんたら自転車を漕ぐのが好きなんです。帰り道はいつもランダムに適当に走ったりして、確実に遠回りなんかしちゃったりして、それも楽しい。今も暑いけど乗っちゃえば風を感じられて気持ち良いですねぇ。
楽しまないと夏、据えないと心にリゾート。真夏の御提案#3、おそらくは今年はこれで最後になると思います。
デザイナーズヴィンテージの本国クリエイション系においてスポーツやカジュアルに徹して、かつ軽いプロダクトは特に貴重。TEEシャツなんかほっ っとんど出逢えません。
モードカルチャーによるリゾート解釈は本当に本当に大好物。エスニック香るVネックでカラーレスの半袖シャツなんて最高で生地感もエレガントなスタイル性も流石唸らずにはいられません。
こちらはアノニマスな存在ですが現状で最も創造性が高いジョーカーのような存在。とっても素敵なMIDSUMMERピースの一つです。
トム・フォードさんのGucci最初期クリエイションらしい抜群にストイックでエロティックだけどヒロイックな世界観なので、半袖ポロシャツでもギリえぐいです。“俺のクリエイションを楽しみたい?じゃあ身体作ってこいよ”のクリエイティブマインド、惚れます。
今年の真夏の御提案シリーズで幾つか御披露目できたことで気付きました、モードの気配が色濃いデザイナーが創る半袖シャツはクラッシックでありながらも独自の構築でしっかりとファッションに成ってくれると。あのスタイル提案と味わいは貴重ですねぇ本当に。これもそう、アルマーニ先生のブルーグレーシャンブレーの半袖シャツ、抜群です。
New arrival,Midsummer selection #3
もっともっと夏を楽しんで、夏を楽しんでいる感を出したい。
それとは別にこのヴィンテージバーバリー、リバーシブルってもうずるいですよね。ライトツイードとバーバリークロスの二面性なんて、格好良くて便利に決まっています。こちらは60年代と抜群に古い時代にブリュッセルの老舗ブティックのために製作された一着、だからこんなにも御洒落なのかぁ…。ところでもう本当に本っ っ当ヴィンテージバーバリーという区分がもうあれです。ここに記すことは控えますが本当にあれになっています、前回の旅順でバチコーンってなりました。
こちらの80年代Valentinoの-Rain-クリエイションはかなり構築的で創造的。レインコートでありオーヴァーコートのコンセプトながらしっかりとパターンを聞かせた設計で、ゆったり感があるもののある程度的確なフィットを目的としたこの時代においては若干珍しい独特な構築バランスのレインコートに仕上がっています。この世界観から何かを感じる方、きっと居られるでしょう。ちなみにフラップの上から手が入れられるマルチポケットの設計ってそういえば新鮮よね。
SURR 福留
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小さいものや細かいものを自分が思うように並べるのが好きなのでジュエリーケースや棚などのディスプレイすることが好きなのですが昔居たスタッフにそのことを伝えると共感を得られなくて、その時にふと自分が昔から,それこそ幼少期の頃から細かいものが好きでガチャポンで得た小さい人形なんかを自己満足で並べたりお気に入りの一体をポケットに入れて持ち運んでいた子供だったことを想い出しました。立体物が好きな物質主義者,マテリアルKIDSだった自分、腑に落ちます。
だから今でも好きなんです小さいものや細かいもの、欲を言えば持ち歩きたい。と言っても流石に必要ではないものをポケットに入れて悦に入ることはしなくなったので例えば特にお気に入りのMyヴィンテージTiffanyポケットナイフは実用品兼自己満でSURRに置いてありますが、もしそれにホルダーリングが付いていたらほぼ間違いなく持ち運ぶことでしょう、重いのに。なのでずっと考えていたんですヴィンテージのキーホルダー御提案、実用性有り無し関係なくそもそもにおいてキーホルダーって取り付けることが前提な物質なので私の中のマテリアルKIDSも大満足だなって。でも度々見かけるチープシックなヨーロピアンヴィンテージ・スーベニア系のキーホルダーはなんか自分の中でしっくりこなくて、かといってジュエリーメーカーの品と存在感は抜群に素敵だけど滅多に出逢えないし、そもそもブローチ以上に御要望頂けるか不明瞭なんですけどずっといつか御提案したいなぁって心の片隅にあったSURRらしいヴィンテージキーホルダー、前回の旅順にて出逢えました。私にとって“ついに”な気分です。
フランスで製作されたもの、イタリアで製作されたもの、国籍不明なもの。全てがSilverで含有率は800/1000(Silver800)から925/1000(Silver925)にまで分布するのですがはっきり申しあげますといずれも年代不明です。“いつ製作されたか”を全く重要視せずデザインや存在価値のみに重きを置いた専門家ってさほど珍しくなくて、今回もそのタイプのアンティーク~ヴィンテージ年代に製作された銀工芸品収集家から譲ってもらいました。弊店の目線においても素材性・意匠性・造詣性などを鑑みて40年代よりも古いのではないか,50-60年代以前,70-80年代以前といったふり幅の広い御案内になりまして、その辺に重きを置く(だって年代などの情報含めて大切な御提案ですもの)私ですが、今回はそれでも構わないと思いました連れて帰ってきました。だってこんなに素敵なアンティーク/ヴィンテージのシルバーキーホルダーなんて無い、見たことが無いんですもの。個人的にはチープシック感20%×ジュエリーメーカーのエレガント感80%で構成された理想的なキーホルダー達です。
New arrival,Antique-vintage European silver800-925 key holder selection.
私感としてはヴィンテージアイウェアよりもアンティークファインジュエリーよりも出逢えない、というか次の予想が付かない12個、御興味頂けましたら是非に。是非御自宅の鍵などと共に鞄ないし今の季節だったらベルトループに引っ掛けて頂きたいです。私は今年の6月1日からTEEシャツ修行中ということもあって御馴染みの“夏になったらアクセサリー付けたくなるよねメソッド”を今までの人生で一番感じておりまして、旬要素が一つ増えたようで切に嬉しい限り。リング,ブレスレット,時に腕時計,時にスカーフに+でキーホルダーという新しい飾り、じっくり楽しみます。
SURR 福留
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