四個性 / Diary1121
7.4.2023



弊店では初めての御提案となるバブアー社のフライフィッシング用プロダクト。1stリリース時代ならではのどっしりとした身幅とキュッとした着丈のバランスは良い意味で同社における異端ですね。LARGEサイズがウレシイ。

 

 

 



先の旅順の中でも特にカッティングエッジなテーラードジャケットであったこちらはMissoni夫妻によるハイエナジーなクリエイション。シルク(おそらく)とウールの切り替えしが文字通り光るタキシードジャケット、渋さとエロさの具現化です。シルエットも絶妙にファッショナブルなBOX、このバランス感は他にないですね。

 

 

 



個人的にトップクラスに“洒落た”Vintageフレンチワークウェア、なんじゃそりゃな切り返しは滑走路での視認性を目的としています。フレンチワークカルチャーの中でも際立つ個性はエアプレーン・クルーという背景あってこそ。こういったレア職種計フレンチワークピースを収集しようと画策していた時期がありましたが、出逢えなさ過ぎて諦めました。フレンチワークジャケットくださいって言われてこれ出したら怒られそうな個性、堪りません。

 

 

 



後々のイタリアンモードデザイナーを彷彿とさせるアルマーニさんの先見の明的ミニマムクリエイションってあんまり出逢えない。徹底的に除外された様々なディティールにポリエステルモールスキンの実用美、そこに合わさるはどうしても隠せないアルマーニさんの力強い男性性の美意識で、このスパイスによって良い意味で後々のミニマムモードとは一線を画した自然体なマスキュリンを獲得しています。ふんわりと軽いハーフコート、良い。

 

以上、春ニットウェアに続いて今週の新作4点でした。機会ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

SURR 福留

03-5468-5966
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春も大好きニット / Diary1120
3.4.2023

12月にも秋冬のニットウェアを御提案させて頂きましたが、ポカポカ陽気が心地良い春も私にとっては引き続きウール、カシミア、シルク素材の旬。ウェイトを変えるだけで適合のベクトルが変わるそれらはやはり最高のパートナーです。これを書きながら私もカシミアシルクセーターをON素肌で着ています。SURRの窓は全開で風もなく雲一つない空模様、傍らには炭酸水、足元はお気に入りのコットンソックスと今一番気分なスニーカー。これを御機嫌と言わずなんと言う。あ、でも強いて言えば酒呑みたいかな。

 

New arrival,Vintage knit wear for spring.

 

 

 





様々なクリエイション背景による上質なウール,カシミア,シルク。様々なフィッティングコンセプトによるロングスリーヴ,ショートスリーヴ,スリーヴレズ。ヨーロピアンカルチャーらしい様々な色彩美。あーもう堪らない埋もれたい。好き過ぎるニット楽し過ぎるニット。個人的には引き続き半袖ニットをレコメンドです着る人全然いないかもしれないのですが。“いやいやニットなのに半袖って”って御思いのそことそことそこの貴方、ってことは爽やかにも暖かにも振れるということなのでインナーとして様々活用できますしTシャツとは異なるテクスチャーゆえ一枚でも絵になるんです。本当に騙されたと思って一度ワードローヴに組み込んで頂きたいなぁ。あとは引き続きON素肌も御推奨。春向けのテクスチャーゆえより一層心地良い肌触りですから、周囲には分らない“着る本人”にしか分からない心地良さを誰にも知らせずコッソリと半笑いでお楽しみ頂きたく。

 

 

 

 

 

今回は12点です。どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

SURR 福留

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Fashion jewelry / Diary1119
31.3.2023

金や貴石や天然石を用いたファインジュエリーの類を弊店ではパーソナル(な要素を主張しがちな)ジュエリーと捉えているのに対して、それ以外のほとんどをファッション(的な要素として楽しめる)ジュエリーと捉えてしばし御客様方に御案内することがあります。寿司とステーキ,中華とイタリアン,蕎麦とウドンなどと言ったように、双方それぞれ異なる磁力で惹かれて楽しめるのがパーソナルジュエリーとファッションジュエリーの関係性でして、そこには良し悪しの概念もどちらが偉いという指標は皆無なのは至極当然で、もちろんあくまで弊店の捉え方ゆえファッションジュエリーをパーソナルなジュエリーとしている方も多数居られることと存じます。そういえばいつも御世話になる特定区分における超絶スペシャリストであり私が勝手に心の師の一人としている彼は超ごついインディアンジュエリーをそれこそまさにパーソナルな結婚指輪にしているもんなぁ。
寿司も食べたいけどステーキも食べたい、中華も良いけどイタリアンもなぁ、そんな二択あってこそ人生というもの。引き続き皆様方には二択と言わず三択四択とカオティックに迷いまくるくらい幅広く様々な世界観とカルチャーを御査収頂き、様々な選択肢があって困っちゃうーと言いながら顔は半笑いみたいな日々を過ごして頂きたく存じます。

 

弊店らしいゆっくりとした空気と同じく本当に有難いことに1点1点とゆっくり旅立っていきケース内がだいぶと寂しくなってしまいましたので新作のジュエリーを御披露目させて頂きます。10あっても1旅立ったら明確に9に成ってしまい補充という概念が希薄なのがヴィンテージの若干切ないところであり、補充がない代わりに新たな出逢いという刺激を得られ続けるのがヴィンテージの最高に楽しいところ。弊店はごく一部を除いてRe-Stockの経験がありません。

 

 






個人的にファッションジュエリーの最筆頭株であるデンマークジュエリーを主にヴィンテージTiffanyが1点、PRADAのランウェイピースが1点となります。ソリッドなシルバーテクスチャーはやはり続々とゾクゾクさせてくれますし、個人的にはあの頃コレに出逢えていたらアレ買わなかったんだけどなー的な2本のブレスレットは是非手首寂しい貴方や貴方に御覧頂きたいです。まぁそういう自分用にいつまで経っても出逢えなかったから怒りの銀座ダッシュ即決がアレだったんですけどね。身に着け続ける→一切身に着けない→身に着けるの流れで今はたまに身に着けるのフェイズに突入しています。やっぱり楽しいですよね、ファッションジュエリー。

 

 

 

 

 

New arrival,Vintage fashion jewelry selection.

また身に着けたくなってきたな、アレ。
 

 

SURR 福留

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