今回はグッジオのとあるピースからエントリー。
今でこそミケーレに魅せられている方も多いかと思いますが、
1970年代はグッジオの真価が問われた時代。

70s GUCCI Tri-fold wallet
粗目のカーフレザーに色はブラウン、幅感のあるステッチは一見クラフトな面立ちですが、
是非一度触れて頂きたい。
驚く程にしっとりとしており、言葉通り「上質」そのもの。
初見と相俟ってラグジュアリーな程はグッジオグッチの本領かと。



横22cm
縦12cm
マチ2.5cm
仕様は、収まりの良い三つ折り。
収納は上部にコインコンパートメントと中央に3部屋、下部に2部屋とコンパクトながら多めの構造。

全ての収納内部は同じくレザーかと思いきや、
しっかりと貼られております。
ブラウンのボディに対し、グレージュの配慮は確かなセンス。

数字通りマチも確保されております。
下部は膨らむ設計は、容量多しの方には嬉しいところ。
嵩んでも全体の収まりが良い事由はここです。

最大のディテールは、ジップ付きのコンパートメント。
70年代のグッジオの仕様では、珍しい機能です。
フラップを開けた時のジップの直線的な位置付けは流石。
内部にも、しっかりと裏地が貼られているので、
滑りが良く、あくまで実用的。
コインは探しやすい出しやすいに越したことはありません。


本品に関しましては、デッドストックでのご用意となります。
ここまで条件が揃うこともそう滅多にあることでは当然ございませんので、
ひとつの作品として向き合って頂ければ幸いです。
お機会ございましたら、是非。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
SURR by LAILA 小林
03-5468-5966
[email protected]
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順次充実さ高まる A/W コレクション。本日は新作より一着のトレンチコートを御提案させて頂きます。
元はミリタリーピースとして命を受けましたが、そのスタイルは100年以上引き継がれ、今なお原点との共通項を数多く残す不変的な存在。ゆえに多様化・細分化し続けているアイテムですが、約40年前に生まれた本品は言うなれば、トレンチコートを発案したメーカーが近年に至ってから辿り着いたバランスとでも申しますか。
不変性をはっきりと残しつつ、限りなく現代的に研ぎ澄まし終えた。そんな印象の一着です。






明確な意思と確かな品質を根底に秘め、丁寧に力強く打ち付けられたステッチワーク。オリジナルと同じギャバジン素材でありながら、それとは一線を画すより美的で知的なテクスチャー。正確に読み解き的確に再解釈したからこその、不変的でありながら唯一なディティールバランス。
明らかなるダンディズムなれど、そこはかとない繊細な美しさも同居するスタイルはやはり、モードの歴史を牽引したムッシュの感性あってこそです。
お手本となるオリジナルピースの在り方に則っていながら全く異なる成り立ち。先日御紹介したミリタリースタイルジャケットと同じく、モードとして存在する意義を隅から隅にまで秘めた、現実的でありながらファッションの楽しさと夢に満ち溢れた一着ではないかと思います。

Newarrival 70s Yves Saint Laurent , trench coat
最も敬愛するデザイナーの一人によるものというのもありますが、モードやカルチャーの歴史を皆様に御紹介したいと切に願う私にとって、こういったピースとの出逢いは特別です。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
[email protected]


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7月30日より Pre AW コレクションを展開させて頂いておりますが、
皆様と同様、わたくしも純粋に楽しんでおります。
わたくしなりの視点で気になるお品をピックアップし、その内にでもご紹介させて頂ければと思います。
今回は、店内にひっそりと置かせて頂いている、とある3枚のシャツからエントリー。

Emilio Pucciからはテキスタイルが異なる3種のロングスリーブ。
年代は60年~70年代。
ご存知ない方も多いかと思いますが、Emilio Pucci氏はフィレンツェの侯爵家の生誕された後、政治家としてもご活躍。
イタリアは空軍でパイロットとして経験されていたのも驚きです。
博識家であり、政治に精通、ロマンチスト、そしてファッションデザイナー。
コナンドイルが生み出したご周知シャーロックホームズもまた、本業の探偵業の他に、剣術や武道、ヴァイオリンの腕も一流であります。
能ある鷹は爪を隠すではないですが、ふたつ、みっつ、才能を隠し持っておくのもまた紳士たるが故、なのでは、と、思うのです。
現在でこそEmilio Pucci氏のテキスタイルは復刻などされておりますが、
氏の確かな視覚によりつくられた当時のテキスタイルはやはり逸脱しております。
とはいえ、PUCCIのシャツに関しましては、初見ではどうも苦手意識を持たれる方もそう少なくないはず。
当然、肌のお色、所謂パーソナルカラーなるものは少なからず存在しており、
個々によりお似合いになる色や柄、又はその逆も当然にございます。
ですが、兎にも角にも、まず一度羽織って頂きたい。
タイドアップにジャケット、パーティーへ駆け出しそうなテキスタイルですが、
あくまで、デイリーに。



70s Emilio Pucci cotton shirt “Navy”
濃紺の上に配色されたテキスタイル。
トップボタンが絶妙に詰まったワイドスプレッドの襟型は、ボタンをひとつ外して頂いても。
裾の清しくフラットなカッティングに対し、サイドのやや短めなスリット。
技あり、と申すには恐れ多いほど、いや、やはり、技ありです。
意中の方とのデートに是非。



70s Emilio Pucci cotton shirt “Pink”
配色の割りに馴染みが良い事由は、隣り合うイエローとピンクの彩度が等しく落ち着いているからでは。
カーブを描くカットラインに、長めに設定された袖丈。
これでダブルカフならば少々決まりすぎでは、と思うのですが、ベーシックなまでのシングルカフ。
敢えて袖口のボタンを外し、捲らずどこか可愛らしい印象で如何でしょうか。
大人な男性がこのような余裕を持っていると、所謂ギャップに繋がるのでは。
年上の方とのデートに是非。



70s Emilio Pucci cotton shirt “Yellow”
袖口のカッティングにこれまた技あり。
たっぷりめのアームホールに対し、収まりのよいカフス。
空気を含んだような裾の緩やかなカットライン。
いつものブルージーンズとも相性は宜しいかと思います。
イエローは優しい印象ですので、年下の方とのデートに是非。
全種ともマテリアルはコットン100%
テキスタイルながら、自宅で気負いなく洗えるところが非常にデイリー。
いつもデートはベーシックな無地なシャツが多い方、
勇まずに一枚、ワードローブに差し込んで頂きたい。
能ある鷹を見習い、
紳士たるもの、奥の手は持っておくものです。
それでは、皆様のご来店を心よりお待ちしております。
SURR by LAILA 小林
03-5468-5966
[email protected]
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