極上のスペック / Diary303
5.9.2016

ご無沙汰しております。

平成の名探偵、小林です。
 
 
弊店ではすっかり秋冬が立ち上げり、店内ラインナップも充実しておりますが、
プレフォール時と同様、お客様へご提供する身でありながらも私自身楽しませて頂いております。

立ち上がり後のファーストエントリーですが、
やはり上質なミリタリーは外せません。
まずはここから。
 
 
 
 
 
R4279169
 
00s British royal airforce “MK3”
 
 
 
 
国は英国、所属は王室直属の空軍。
所謂、ロイヤルエアフォースと呼ばれる本品。
 
ブリティッシュミリタリーの中でも極上の仕立てとスペックを併せ持つロイヤルですが、
本品もまた「COLD WEATHER」というプロダクトラインでして、極寒の地でも人体の活動を可能にするプロダクションが施されております。
ハリ感のある上質なベンタイルコットンに、しっかり縫い込まれたライナー。
ご周知の通り、ベンタイルという生地は、打ち込みのよい高密度なコットンですので、水への耐性があり、都会の雨風は裕に凌げそうです。
 
ロイヤルのプロダクト自体、申し分ないパターンメイクなのですが、
あくまでミリタリーの特性を踏まえた”仕立て”であることは自明の通り、短めの着丈と腕の可動域を考慮した広めの身幅、アームとのバランスは、
着用頂くとどこかモダンさも感じられます。
 
 
R4279112
 
 
R4279114
 
 
R4279118
 
 
ヒップを覆うテールは中身頃に装着されておりまして、
背後からの突然の攻撃や、誰も助けてくれない都会の真ん中でHPが底を尽きそうなときは、固いコンクリートへお座り頂けます。
勿論、人体において最大の急所である首も守れます。
 
 
R4279136
 
ジップを開けて頂くと
 
R4279140
 
フードが備え付けられております。
 
 
R4279124
 
 
この最終形態は都会の台風も凌げそうです。
 
※実際は危険なので出歩かないように。
 
 
コンディションも申し分なく、そう出会えるお品ではございませんので、
御眼鏡にかなう方がいらっしゃいましたら大変嬉しく思います。
是非一度フィッティング頂きたい。
空は飛ばずとも、天に昇る気持ち、です。
 
 
R4279173

 

 

SURR by LAILA 小林

03-5468-5966
[email protected]

 

 

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“ Y ” / Diary302
2.9.2016

キルティングやツイード、モノグラムやシェリーライン、馬や南京錠などデザイナーやディレクター、時に体制そのものが変わろうとも受け継がれるシンボルたち。1970年代に登場したこちらもまた今なお象徴的で在り続ける、時代を越えて受け継がれる様がなんとも心地良いですが、そもそもとして純粋にエネルギッシュであり、単純に格好良い。

 

 

SDIM0237

late 70s Yves Saint Laurent , “ Y ” boston bag

メンズモデルはいったい何年ぶりでしょうか。御無沙汰致しております。

 

 

SURR by LAILA 福留

03-5468-5966
[email protected]

 

 

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“maker” / Diary301
26.8.2016

SDIM0237

以前も軽く触れましたが、今期から新たなアーティストのヴィンテージピースをお披露目させて頂いております。存在を意識して以降じっくりと時間をかけまして、 3 足のみという限られた数量からとなりますが、私としては “ ようやく ” な心持ちです。

老舗, ジョンロブで技術を学び1987年に自身の工房を構えた彼ほどの次元で、古き良き文化と職人技術に真摯に向き合い、生活に則したリアルピースでありながら芸術的であり、 “ 自身の個 ” を “ 人々の個 ” へとダイレクトに昇華させた人物はいないのではないかと思います。
ラベルに施された “ maker ” という刺繍とその言葉選びそのものに、自身が製作者を担っていること、職人という名の表現者であることへの自負と決意が秘められているように感じられ、私はなんとも愛おしくてたまりません。

 

 

 

 

 

SDIM0237
SDIM0237

 

 

SDIM0237
SDIM0237

 

 

SDIM0237
SDIM0237

他の追随を許さないほどに世界観が完成されているアーティストですので、そのヴィンテージピースと現代のピースには明確な共通項がございますが、この度一つのくくりで編集させて頂く時代のお品は、その実 “ 製作環境 ” が全く異なります。デビュー直後はロンドンで工房を構えていた彼ですが、翌々年に国を変え約10年という限られた期間のみその環境で製作を行っていたのです。

全行程を完全なる手仕事で行う事をポリシーとしている彼であり、今なお大きな魅力の一つですが、ことこの時代のシューズはそれらの気配と形跡が尋常ならざるものがあります。極限まで際に打ち込まれるステッチの、時に乱雑ささえも絵になるそれと、マッケイ製法によって成り立つフェミニンと形容できるほどの軽やかさ。革も驚くほどに滑らかで、時に木工彫刻のような幻想的かつ上質なものを用いておりまして、それと完全手仕事の構築が相まるフィッティングは、まるで “ 肌そのもの ” のよう。

究極的に繊細な履き心地とそれに伴うスタイルは、これまでレザーシューズに抱いてきた概念を覆すほどでして、アンティークの足型を原点とした独自性の高いフォルムも相まって、これまでに御紹介してきた様々なレザーシューズとは異なる新たな存在価値をお楽しみ頂けると信じております。

 

 

 

 

 

SDIM0237

2016 A/W new member

late 80s – late 90s Paul Harnden, shoemakers

 

偶然であり何より幸運なことに私自身も、以前に画像2番目と同モデルのレースアップシューズを手に入れる機会がございまして、それはたっぷりと楽しませて頂いております。様々なメンテナンスを時間をかけて施しましたので色調など変わっておりまして、ソール交換なども行っておりますが、引き続き My ベストシューズの一つとして愛してゆく腹積もり、しかございませんで。

 

 

SURR by LAILA 福留

03-5468-5966
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