













寒いけど寒いけどもっと春を感じたいからきっともう少ししたら寒波も収まる冬の最終局面だからそう信じたいから、ヴィンテージデニムを一挙に御披露目です。
基本ドレススタイルおよびスーツスタイルの数年間を経てから改めて勉強すべくカジュアルと向き合い、そういう身体をつくりたかったので十年間意識的にレザーシューズしか履かなかったのですがスニーカーに目を向けてみたり一切仕事着にしていなかったジーンズを職場で穿いてみたり(よくよく考えてみたらジーンズの起源は仕事着なのに仕事着にしていなかったなんて変な話、うふ)テーラードジャケット以外のジャケットを積極的に着てみたり。そのおかげでスニーカーを履くと足の形が変わる(広がると言うか膨らむと言うか)ことが分かったりやっぱレザーシューズが好きだなってことが改めて自覚できたり、カジュアルジャケットのおかげでテーラードジャケットの格好良さと楽しさがより濃厚になったりと再発見・再確認ができました。
何よりジーンズおよびファイヴポケットパンツの存在がかなり大きいですね。元々好きだったしよく穿いていたのですが意識的なドレススタイルおよびスーツスタイルを経るとこれがまた最っっ高、正直言ってここ数ヶ月の仕事着パンツは9割ジーンズおよびファイヴポケットパンツで5本ほどをローテーションしていますが不満もストレスもゼロ、ましてや毎日御機嫌です。どんどん自分が御洒落ではないファッションの在り方に近付いているのが分かりますがそれが自分らしく心身共に快適なので致し方ありません、都合良くこれもグロウだと解釈します、決してスポイルなんかじゃなくてね。まぁどこかでまたドレス回帰するかもですし長いスパンでの気分の変遷を楽しみますよ引き続き。


ということでヴィンテージデニムです。王道なムード,絶妙なムード,待ってましたなムード,何これなムード,形容できないムードなど。ヨーロッパ各地でハントしてきた品々、ヴィンテージデニムLOVERファイヴポケットLOVERとして心から御推奨させて頂きます。
SURR 福留
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稚拙かもしれませんが言わせて頂きます、今無いデザインってのが惹かれる。結局のところ私は人と被りたくないからヴィンテージカルチャーが好きになったのです。稚拙かもしれませんが歴とした純然たる事実を改めて想い出させてくれた80年代J.M.Westonのジョッパーブーツ。


ブルーとイエローの鮮やかな千鳥格子が上質なピュアカシミアで特級サルトリアによるハンドクリエイション。素敵過ぎる楽し過ぎる。

70年代当時の無名メーカーによるイタリークリエイションですがGー2を模してなおかつオリジナルの意匠も盛り込んだハイレベルなレザープロダクト、セブンティーズらしい上品ですっきりとしたシルエットもまたNICE。


ピュアナイロンパデッドトレンチコートというナインティーズらしい知的で実用的でエレガントなヴェロニク・クリエイション。


前も書いたと思うのですがミウッチャ・クリエイションでタックトラウザーって本当に無いので、出逢えると彼女らしい完成された洗練性とクラッシックなタックとの融合感にキュンキュンしちゃいます。ちなみにすっきりしているのですが肉厚のウール×ポリエステル素材なのでかなり暖かいかと。


メンズクリエイションの最初期。世界観はもちろん、この時代だからこその特出して上質なクオリティに驚かされます。引くくらい綺麗です。

テキスタイルデザイン名、“風の装飾品”。

しっかりとした縦横比に長めのハンドル、そして着脱式ショルダーストラップと日常に向けての有用性に満ち溢れた一品。


Hermesバッグプロダクトの中でも代表的かつクラッシックなモデルを大胆にもサコッシュに変換した一品。1980年代後期から90年代初頭の数年間のみしか存在しなかったリミテッドモデルですがその感性はまさしく“現代”なオーパーツ的ヴィンテージHermesバッグです。これはバッグを視野に入れている方には是非御覧頂きたいなぁ…
以上、今週の新作群でした。寒波ですね寒い寒いですね、冬なので仕方がありませんがついに来たかって感じでいかんせん身体がビックリしちゃいます。でも少し耐えれば春の気配も少しずつ漂ってくれると思いますので、それまで我慢ですよ!
SURR 福留
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こんなMIXカラー見たことない。

大人のゆとりのグレー。

最上質カシミアでこんな個体個性見たことがない。

私がまだ辿り着けていないブラックカシミア。

これからも“ヴィンテージ”ブルネロ・クチネリという区分は浸透しないんだろうなぁしなくて構わないけど。

タートルネックなんて嬉し過ぎ。

Hermes以外でデザイナーズヴィンテージのピュアカシミアセーターって私初めて。

“これぞ”

可愛いフランス製。

こんなボタンもあるんですねぇ。

どこかの誰かの手作り。
はてさて、2025年もSURRのヴィンテージニットセレクションをどうぞ宜しくお願い致しますと言ったところではあるものの、正直に申しあげまして前回の買い付け旅順にて相当に,目が眩んでドキドキが止まらない程,ある程度の計画を白紙に戻さざるを得ないほどに,緊急事態的な電話をかけなくてはいけないほどに喜ばしい大量の弊店にとっては垂涎のヴィンテージニットの数々と出逢うことができましたのでここ数ヶ月で弊店にとってはかなりのボリュームを御提案することが叶っており、かつそれらのほぼ全てを大変に有難いことに様々な御客様方に御認め頂けたことで今回も17着という芳醇な振り幅を御提案するに至ったのですが、紛れもなく勝負(最近買い付けの旅順でのヴィンテージとの出会い=ハンティングという感覚が強まっています)は時の運ですので2025年も数回赴くであろう旅順でどんな面々と出逢えるかは分かりませんし考えても仕方ありません。前回のように目が眩むような面々に出逢えるかもしれないし全く出逢えないかもしれませんが、考えるのと願うのは別なので電車で座ったとしたら手元の機械の板を眺めるのではなく席を譲るべき人はいないか周りを見渡したり階段の前でベビーカーを押した人が逡巡していないか見渡したり道端で困った人がいた時に突然声をかけても怖がらせないよう常に喉を潤したりと可能な限り一日一善に努め、次の旅順でも可能な限り沢山の弊店にとって垂涎のヴィンテージニットに出逢えるよう私は願います。


New Vintage Knit Selection
でも一先ずは目の前にあるこれらを介した皆様方との交流を心から楽しむつもりです。
SURR 福留
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