夏のトップス / Diary1233
12.6.2024

アノニマス、

 

 

 

デザイナーズ、

 

 

 

ミリタリー、

 

 

 

ワーク、

 

 

 

サマーニット、

 

 

 

そしてマイケル。

 

迸らんばかりに半袖やサマープロダクトが下手くそな弊店ですが運良く例年以上に夏のトップスに出逢うことができました。コツコツ集めたいと頭の片隅で思っていたのですが、単純に運が良かったです。ちなみにサマーニットはもう数枚あったのですが御紹介する前にまとめて旅立ってしまっておりましてその方がおっしゃった一言、“こういうのって無いんだよねぇ“には1000%同意。全て同じコレクターさん(心の師)出身なのですが出会った瞬間に思いましたもん、“こういうのってマジで無いんだよなぁ“って。まぁ厳密には“素敵に思える“という枕詞が付きますが。

 

 

 

 

 

New arrival Vintage Summer Tops

 

ということではち切れんばかりに半袖とサマープロダクトが下手くそな弊店からの夏のトップスの御提案です。機会と御縁ございましたらアチーアチーって言いながらソフトドリンクしかりアルコールしかりガリガリ君然りを片手に(それにしても弊店はほとんどアルコール片手に入店される方おられないので本当に偉いなぁと常々思っております。あっそういえば一度某ミュージックカルチャーのお客様が両肩に女性を抱いて手にウイスキーのボトルを持って飲んだまま御入店されたことがありましてあれはマジで怖かったなぁ。顔にタトゥーも人生初遭遇でした)サッパリ爽やかな夏のトップスと出会って頂けましたら幸いです。

 

 

SURR 福留

フランス老舗料理人専門ワークウェア / Diary1232
7.6.2024

“例え100人がAと言おうと貴方がBと言うならば私はBと信じる“でお馴染みの心の師であるフレンチカルチャー専門家のスペシャリストコレクターが初見のプロダクトで解らないということなんて滅多にないものですから、こりゃ正体不明がファイナルアンサーだろうなと思いつつ一応ラベルの文言をGoogle先生に聞いてみたらすぐに正体判明、1933年代設立のフランス老舗料理人専門ワークウェアブランドの一着でした。

 

 

であればピュアホワイトカラーも合点がいくというものですが、なんですかこの胴体をグルリと囲む折り畳みの意匠は。ユニークで興味深くなんとも絶妙に格好良いのは40年代というアンティーク年代ならではの存在感とこれまたアンティーク年代特有の各所に潜むドレッシーな構築も相まっていることと思いますが、いやはやどうして個性と癖が強くて最高です。

あとプロダクトとしてどう捉えたら良いか分かりません。同カルチャーでお馴染みのカバーオールのバランスでテーラードジャケットの襟元なのですが袖付はシャツ、動きやすそうです。料理人だからサイドポケットいらないんでしょうね、お陰様で胸元一つポケットのバランスもまたシャツっぽさを演出しています。このようにコックジャケットとして合理的に構築されているからこそ折り畳みの意匠が改めて違和感MAX。イッセイミヤケ?

 

 

 

 

 

New arrival 40s French work cook jacket.

 

その道40年(くらいは確かやってるはず)のスペシャリストが初見かぁ、そういうのって今でもどれくらいあるんだろうか、今度聞いてみよう。イッセイミヤケ感溢れる癖も個性も堪らないのですがそもそもにおいてツルッとしたコットンのテクスチャーもまた良い感じでテクスチャーも軽めな物ですからサマージャケットにピッタリなんですよ、これまた。

 

 

SURR 福留

縦の繋がり / Diary1231
6.6.2024

新作より、鮮やかな発色ながら品良く落ち着いている(コットンのテクスチャーが良いのかな、やっぱり)イエローカラーに楽しくて美しいマルチストライプがドッキングしたこれまたミッソーニ夫妻らしいエネルギッシュなファッション性を眺めていたら(プレタポルテファッションにおいては)後輩であるミウッチャさんのクリエイションがふと頭をよぎりました。

 

 

軽い、柔らかい、着心地が良い、そして格好良い。この一着なんかまさしくそれでこういったプロダクトと出逢うたびに“なんだかんだでファッションデザイナーも我々と同じで楽チンが好きなんだなぁ“と勝手に親近感を抱いてしまいまして、そのアプローチがミッソーニ夫妻だったらこう,ミウッチャさんだったらこう,ヴェロニクさんだったらこう,ムッシュだったらこう,ヴァレンティノさんだったらこう,アルマーニさんだったらこうといった感じでいつの時代でも欠かさず提案されている次第ですが、その楽チンさをモードの目線でアップデートしたのはやはりミウッチャさんなんじゃなかなと思うとその前時代であり同国にあたるミッソーニ・クリエイションでこのようなプロダクトを目の前にすると否応がなしに脈々と受け継がれてきた服飾史の太い縦の繋がりを感じざるを得ないわけです、対比するかのようにここまでHAPPYなカラーリングであれば尚更ね。

これなんかは特に軽量。襟の内側に隠されたフードなんかも相まって雨の日に傘を差さずにガバッと羽織る姿が目に浮かびます。特出してオーヴァーサイズの構築ですので風抜けも良いだろうな、プロダクトの形状としてはカバーオールしかりスポーツジャケットなんですがオーヴァーサイズゆえに綺麗なハーフコートのバランス、色々着こなせそう。

 

 

 

 

 

New arrival 80s Missoni oversized half coat.

 

これに色系のポロシャツないしなんなら派手なアロハ、下はジーンズでもショーツでも。カジュアルな街着に落とし込むことでミッソーニ夫妻らしいスポーティーなエレガンスが際立つかと。私ごとですが今年は何故か今までにないくらい猛烈にカラフルな気分です。

 

 

SURR 福留

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