日常 /Diary837
28.2.2020

 

 

 

 

 

 

 

 

明日 2 月 28 日 ( 土 ) より上記 Jean Paul Gaultier を御披露目させて頂きます。

上記3点どれ一つ普通ではありません。

そもそも普通とは、日常とは。

なんか面白いこと最近あった?との日々の過ごす上でその問い掛けに満足のいく答えなど余程な事柄が無いと出ないとしても

切り取って非日常を纏うことでそれを日常へ迎えいれるのもまた一つ日々の生活を豊かに、より濃厚にしてくれる。

良い事ばかりは勿論続かないですし、逆またそうですし。

そのバランスに対しての幸福度を人それぞれ違う訳ですし。

慢性的な日常(衣類)になりがちな2月、今時期に刺激と言う名のスパイスはと御推奨叶えば幸いで御座います。

装うことで優しく見られたいのか、怖がらせたいのか、変わってみられたいのか、異性を振り向かせたいのか、

いずれにしても今回の3点はごく一部の異性しか振り向かないにしても氏の過去のクリエーションに目を通しても男性的な繊細な力強さ、福留の言うエナジーと言う言葉が突き刺さるような。

非日常的日常。

 

New arrival , 1995s Jean Paul Gaultier homme knit coat.

 

 

SURR by LAILA 鈴木

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選択肢 /Diary836
22.2.2020

 

 


 

 

今朝いつも通り身支度を済ませ家の脇に乱雑に置いていた愛車が消え去っていました。およそ8年間連れ添い真っ赤なフレームも日に焼け、薄ピンク色に退色しチェーンは触れれば手が茶色に染まる程汚れ、友人達に合えば「 今日もダサいチャリ乗ってるね 」 と罵倒され続けましたが自分ではこれ以上に格好の良い自転車は無いと信じ、映画 ” Stand by me ” の少年達が乗っていた姿に憧れを持ち乗り続けていた訳です。まあメンテナンスは重要にしろ最早手元に無い事実とあそこまで汚く・汚れた自転車を盗もうと想う方がいるだけでなんだか安心と申しますか、まだ需要があったのねと苛立ちを通り越して謎の安堵感に陥っている本日。この際新しい愛車を買えと言うお告げ的な意味かななんて前向き捉え、届けを出すのもなんかなぁと。まあまあ盗んだ方捕まらずに大事に乗って怪我などしない様祈っています。もし、ボロボロの薄く退色し、貼っていたステッカーも汚く剥がれ、後輪のワイヤーが一つ捻じ曲がっている BMX を見掛たら鼻で笑って頂けたら幸いです。少なからず傷心中の私に友人の幸せな知らせと御客様から頂いたエナジードリンクがとても身に沁みました、御気遣い有難う御座います。
 

 

さて悔やんでも仕方の無いので前向きに新しいものをと考えますと、もう 自転車 と言う形は決まっているのですから、餅は餅屋なメーカーものか、デザインを専攻したものか、将又ヴィンテージなのか、振り切ってマウンテンバイクなのかと頭を悩ませるのですが単純に前回の自転車が小振りでタイヤも小さかった為、次は普通のサイズにしようか。次は赤では無く他の色にしようか。今までに選択支に無かった発想が生まれることはポジティブにとても愉しいことなのですが、無数にある中から選択をせざる負えない、メーカー専門店では無く様々なセレクションの中で粒沿いなものがまとめて実際に見れたらと欲深さが露骨に出てしまう訳です。

 

 


New arrival , Vintage tailored jackets
.

 

テーラードジャケットを盗まれ買い替えることは稀でしょうが、これからの季節テーラードジャケットを御探しの方でしたら満足頂けると選択支だと勝手ながら自負しております。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

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良きに計らえ / Diary835
18.2.2020


前述の通り必要であればポケットを造作し留め具を付けてしまいますし、テーラードジャケットやトラウザーの仕付け糸なんかも即時外してしまいますし、ポケットがあれば存分に物を入れたい人間ですのでどんだけ着飾ろうと気取ろうと所詮アッシは、短パンにランニングが一番格好良いと真に心から強く想い一年中その装いで居ただけでなく、バレンタインデイにはそれらから特にお気に入りの組み合わせを厳選して意気揚々と登校していた幼少期と何ら変わらない、肴を荒らさなければなんでも良いよ のごとく生きているうえで絶対に譲れないことがさほど無い無粋で粗野で粗忽な人間ですから、様々な天才鬼才変人奇人鬼人が積み重ねてきた服飾史の芳醇さ自由さや、それら人々による天才的変態的な品々の在り方や、そもそもにおいて新旧問わず見渡した時に純粋に惹かれるそれらヴィンテージやアンティークが愉しく、特段そのうちの上質な目線の品々における懐の深さが、あり得ないほどに自分勝手な組み合わせや真面目な職人であったら卒倒するような着こなしを受け入れてくれる懐の深さが、呼吸ですら遠慮してしまうほどに繊細な存在を産むのと並行して十日連続着続けることができるような存在を産む懐の深さが、好きなのであります。

 

 

 

 

 


これならどんな環境にも対応できるし耐久力も高いし、何よりポケットの造作も留め具の取り付けも必要ねぇな と無粋で粗野で粗忽な私は想いましたが、何よりも素晴らしいのは、その後の 1988 年から現在進行形で一人の創造者によって受け継がれ続ける表現の根幹と成ったのは、はっきりと明確な姿形による世界観の方向性を示しながらも様々な装いの方向性を予感させ実現させる、それこそ紳士の装いとしての, 服という物質としての懐の深さであると、

 

 

early80s Hermes homme wool trench coat.

猫も杓子も客も取りながら決して媚びず、時代がどれほど変わろうとも変わらずに居続けてくれるこのような物質もまた、共に齢を重ねるに相応しい存在ではないかと、アッシは想うのです。

 

 

SURR by LAILA 福留

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