社会に属していると往々にして胸を特に張らなきゃいけない時,踏ん張らなきゃいけない時,自分一人の力でなんとかしなきゃいけない時,心もしくは身体もしくはその両方を武装しなくてはいけない時、ありますね。皆々様におきましても毎日本当に御疲れ様でございます。
なのでたまにはこんな一着でどうぞ心身共にリラックスしながらも格好良いという一挙両得にて心身を安らがせてあげてくださいませませ。




オッタヴィオ・ミッソーニさんもロジータ・ミッソーニさんも時に心身の休息を必要としていたのでしょうか。“色の魔術師“と称賛されるほどモードシーンに影響を与えた存在ですもんね、そりゃ並大抵な胸張り踏ん張り武装ではなかったことと存じますし、一族運営と言えど,いや一族運営だからこそ大変だったことも多々あられたことでしょう。
色の魔術師の異名に相応しいかつリラックスを具現化したかのようなこれらのプロダクトを目の前にすると“才覚に満ち溢れたミッソーニ夫妻も人間なんだなぁ“と勝手に一人で心温まってしまいます。オープンカラー,カバーオールスタイル,シャツ構築とファッションにおいてもスタイルにおいても心身においてもポジティヴな要素しかないサマープロダクト、これもまた良い意味で様々な方に御推薦が叶うファッションピースの垣根を越えたライフスタイルピースです。

New arrivl 90s Missoni open collar shirt jacket
ただ袖を通すだけでスタイルが定まりこの時期に嬉しい実用性も兼ね備えたうえで心と身体が満たされる。これを羽織ったサマースタイルはきっと周囲をも楽しい気分にさせてくれるでしょう。
SURR 福留
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様々なラグジュアリーカルチャーがある中でも頭が一つ抜けているというか誤解を恐れずに言うと頭がぶっ飛んでいるほどにラグジュアリーを極めまくったロロ・ピアーナ社、私はこれまた大好きで定期的にオフィシャルONLINEを尋ねてはソートを高い順に変更して眺め英気を養っています。ある時期なんか1000万円越えのサルトリアトラベルコートなんかがあったりしてまぁテンション上がった上がった。佐川急便で来るのかしらヤマト運輸かしら、それともタキシード着たロロ・ピアーナ社のスタッフが直接届けに来るのかしら。やっぱりファッションには“夢“の要素も必要ですよね、キラキラとした存在価値だったりドキドキする存在感であったり。




なのでそんな“1000万円のコートをネットで買う人“を顧客として抱える頭がぶっ飛んでいるほどのラグジュアリー目線を有したロロ・ピアーナ社による夢とは逆のド現実なようでしっかりと夢を内包した超絶プレーンなファイヴポケットジーンズなんかは、逆に逆に猛烈に堪りません。愛も変わらず美しくも儚いこの世の中には王道ほど出逢えないメソッドが存在しますのでこの究極的ラグジュアリーと究極的スタンダードが同居するこのバランス感なんて変な意味合いではなく世界中の誰にでも御提案が叶う=世界中で求められるというもの。探そうとして出逢えるものではないのが私観です。
各所に潜む究極的ラグジュアリー目線による美しい設計と構築と意匠、各所に散りばめられる究極的スタンダードの要素性、トップボタンとヒップの小さなメタルタブだけでしかブランドの看板を主張しないところ、そして太くもなく細くもないナチュラルテーパードのレッグラインにオリジンのアチラさんに対する愛と敬意を感じずにはいられません。そしてこれが約20年ほど時間を経たリアルヴィンテージというのが、何にも変え難い個性であり求心力。


New arrivl early00s Loro Piana plain minimum blue jeans
私、友人が色々と教えてくれたこともあってかなり昔ではあるんですけどジーンズ育てていた一時期がありまして、彼曰く色々と調べた結果ガス式の乾燥機が良いとのことなのでわざわざ近所のコインランドリーでガス式が置いてあるところを探して仕事終わりに100円×6回とかやってたりしたんです、もちろん色落ちをくっきりさせるために最初に洗うまでの期間を長く穿き続けたりなんかして。でもすぐに辞めちゃいました、理由は面倒臭いから。
でもこれだったら久しぶりにやりたいですジーンズ育て。頭がぶっ飛んでいるほどにラグジュアリー目線によるジーンズは一体どんな風に育つのか、ガス式乾燥機探しと100円×6回の複数回の労力と時間は決して無駄にならないはず。
SURR 福留
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お客様と交流する接客という時間はこれまでもこれからもいつもいつでも私にとって最も楽しく喜ばしく時に特級に興奮しますが、まだ50点にも満たない機会ではありますもののヴィンテージARNYSが関わると特に印象的というか思うところが多い接客時間になります。ふとお客様が“これ以上良い生地ってあるんですかね…“って呟かれたりとかしたらハッとドキッとしませんか。私はしました、本当にそうかもしれないな…と。
先日もとあるヴィンテージARNYSと向き合ったお客様がおっしゃられました、“こんなにも格好良いのになんで無くなって(廃業)しまったんだ…“と。きっと何度も呟かれた,嘆かれた言葉なのだと思いますが時を越え実物を目の前にしながらだと改めて感じてしまいハッとしましたね。でもそれと同時に思ったんです、





“こんなにも格好良いから無くなってしまったんだろうな“と。ここでも書きましたが抜群過ぎる色彩感覚は私にとっては垂涎の的ですが裏を返せば独特さが毒になる場合もありますし様々なプロダクトがある中で例えば大人気なあのジャケットなんかは基本真ん丸と物によっては猛烈に着用者の身体付きを選びますし(だからハマると猛 っ烈に格好良い)、時に“これ以上があるのか…“と唸らせてしまうほどに上質な素材をさも当たり前のように用いますし。もちろん言うまでもなくこれら全てが最高の魅力ですが、だからこそ終焉を迎えてしまったのではないでしょうか。
このジャケットも本当に素晴らしいですよ。個人的にバトルドレスジャケットにずっと難易度の高さを感じていまして過去に一度もセレクションしたことがない(はず)こともあって“そこいきますか“ボルテージMAXですし、でも再解釈されたシルエットとスタイル性によって猛烈に格好良い,それこそ格好良すぎる仕上がりですし、お馴染みARNYSサマークロスのリネン×シルクも美し過ぎるしハーフライニング仕様も最高だし、あとなんですかこのツートーン?もう一回言いますけど格好良過ぎるって。

90s ARNYS linen silk battle dress-style summer jacket.
ちなみに先日のその時は最終的に“まぁ無くなってしまったからこそ惹かれる部分もあるんですけどねー“という本能あるあるで終話しました、存続していたとしても今と同じく惹かれていると思いますが“もう存在しない“はかなり効くスパイスです、ズバリ正直に言って。
引き続きこれからの人生にARNYSという存在をコツコツと加えて頂くお手伝いができましたら幸いです。
SURR 福留
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