丁度良い快適さ / Diary1122
14.4.2023

これでもう〇〇は終わり(あがり) なんて思ったり言ったりすることありますが、なかなかどうしてそう簡単にはいきませんよねぇ鳴々人間ってなんて欲深なんでしょう。

 

 

 

まぁテーラードジャケットは好きなんで終わらせるつもりはなくてシーズンに応じたそれぞれが一つずつ増えるのはコレクション欲が程好く刺激されてた楽しいし、セーターは純粋に必需品だし私が素肌に着ていることもあって消耗しますからこれまたシーズンに応じたそれぞれが必要。ちなみに今一番のお気に入りセーターは真っピンクのカシミア×シルクで着る時この界隈で一番真っピンクが似合っているぞ俺はって気分で超ご機嫌。本当に良いですよね、これは良いな似合うなではなくこれは俺のために存在しているんだって思えるレベルで心身にフィットする服って。個人的には年に一回出逢えればラッキーってレベルの希少種です。

New arrival,1994s Hermes small leather bag.

 

 

 

ジュエリーはもう大丈夫です願望落ち着きました。数年前に増やすタイミングを自分の中で明確に設定できて、それに則って向き合っているので大丈夫。ファッションブレスレットとパーソナルブレスレット一本ずつ在るしね。時計は興味無くなったに近くて最後にこれ買おうって一本をどこかのタイミングでGETしたらそれこそ終わりです。ヴィンテージウォッチの世界も本当に凄いですねぇ、元々よく分かっていませんでしたが一層よく分かりませんよー。盛り上がることで考え方の切り口が増えまくって必要以上に情報が入ってきて混乱するのはしんどい。学生時代にヴィンテージ時計屋さんで理由もなく気に入った時計がロンジンでそこの店主に“おっ分かってますねぇ”と褒められたのが懐かしい。おかげで今でもロンジンが好きですよ、店主。

New arrival,00s Hermes peachskin cap.

 

 

 

鞄なんてまさしくそれで、10年くらい前に様々考えてバッグ貯金なるものまでして買ったそれを使いに使いまくることでまた感じることが増えて新たな欲望が湧いてきました。私本当に鞄苦手なんだなぁってつくづく思いますよ、苦手だから意識しちゃって終わらせたいとか思うんだろうなぁ、終わらせられるはずもないのに。だって生きてたら生活様式だったりスタイルだったり必要な要素だったりって変わっていきますもんねぇ。昔は大きい鞄とか使ってたんですけど本質的にガサツなので大きければ大きいだけ無駄にものを入れっぱなしにしちゃったりゴミをそのままにしちゃったりで諸々と良くなかったので、バッグ貯金でまずPCと御弁当と水筒に丁度良いクロスボディバッグを買いました。当時はいろんな店舗に立っていたのでPC持ち運びがマストだったんですよ、両手が空くのも仕事上都合が良かったし。

New arrival,2002s Hermes leather tote bag.

 

 

 

でも使い続けることで本当に色々と分かってきますね、あぁ両手は空くけど身体への負荷がかかるなぁとかちょっと荷物多い時に微妙に困るなぁとか、あぁハンドルバッグって片手が塞がるけどパッと持ててパッと置ける機動力は相当に有利だなぁ とか。BESTもMUSTも本当に変わっていくしTPOに応じる必要もあるし、それこそ御客様とかから年齢的にちゃんとしたバッグがなんて御言葉も頂いたりします。私その加齢に伴って上質さを求めるマインド本当に本当に大好きなんですよね、生物的に極めて正しい心境とすら思います。これだから月齢が重なるのは楽しい楽しい。

New arrival,80s Hermes pile bucket hat.

 

 

 

もうSURRにしかいないしルーティーンも在る程度整ってきたことでマインド的により無駄のない容量の鞄を求めるようになりました。もう一切の隙間無しレベルで少しでも荷物増えたら鞄に入れたエコバッグか手持ちで対応みたいな感じがベストOFベスト。それこそパッと持ててパッと置ける機動力もマインド的にベストOFベストだったので数年前に御提案したマチの広いスモールバッグをずっと求めていまして、やっとプライベートで出逢えたので自分への誕生日プレゼントとして買っちゃいましたよ私、これ↓の色違い!

New arrival,2005s Hermes small leather bag.

 

 

 

私はこれ↑に弁当、水筒、鍵、オーディオ機器、時に折り畳み傘をピッタリ入れているのですが、丁度良さが快適ったらありません。私基本的に適当なんですがところどころでピッタリスッキリ丁度良くできることに相当の快感を得るみたいで約10年ぶりの鞄、最高に楽しんでいます。貴方のベストOFベストはなんでしょうか、丁度良い快適さはなんでしょうか。なかなかどうして諸々終わらせるのは難しいかもしれませんが、だからこそ是非お楽しみくださいませね!

 

 

SURR 福留

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四個性 / Diary1121
7.4.2023



弊店では初めての御提案となるバブアー社のフライフィッシング用プロダクト。1stリリース時代ならではのどっしりとした身幅とキュッとした着丈のバランスは良い意味で同社における異端ですね。LARGEサイズがウレシイ。

 

 

 



先の旅順の中でも特にカッティングエッジなテーラードジャケットであったこちらはMissoni夫妻によるハイエナジーなクリエイション。シルク(おそらく)とウールの切り替えしが文字通り光るタキシードジャケット、渋さとエロさの具現化です。シルエットも絶妙にファッショナブルなBOX、このバランス感は他にないですね。

 

 

 



個人的にトップクラスに“洒落た”Vintageフレンチワークウェア、なんじゃそりゃな切り返しは滑走路での視認性を目的としています。フレンチワークカルチャーの中でも際立つ個性はエアプレーン・クルーという背景あってこそ。こういったレア職種計フレンチワークピースを収集しようと画策していた時期がありましたが、出逢えなさ過ぎて諦めました。フレンチワークジャケットくださいって言われてこれ出したら怒られそうな個性、堪りません。

 

 

 



後々のイタリアンモードデザイナーを彷彿とさせるアルマーニさんの先見の明的ミニマムクリエイションってあんまり出逢えない。徹底的に除外された様々なディティールにポリエステルモールスキンの実用美、そこに合わさるはどうしても隠せないアルマーニさんの力強い男性性の美意識で、このスパイスによって良い意味で後々のミニマムモードとは一線を画した自然体なマスキュリンを獲得しています。ふんわりと軽いハーフコート、良い。

 

以上、春ニットウェアに続いて今週の新作4点でした。機会ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

SURR 福留

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春も大好きニット / Diary1120
3.4.2023

12月にも秋冬のニットウェアを御提案させて頂きましたが、ポカポカ陽気が心地良い春も私にとっては引き続きウール、カシミア、シルク素材の旬。ウェイトを変えるだけで適合のベクトルが変わるそれらはやはり最高のパートナーです。これを書きながら私もカシミアシルクセーターをON素肌で着ています。SURRの窓は全開で風もなく雲一つない空模様、傍らには炭酸水、足元はお気に入りのコットンソックスと今一番気分なスニーカー。これを御機嫌と言わずなんと言う。あ、でも強いて言えば酒呑みたいかな。

 

New arrival,Vintage knit wear for spring.

 

 

 





様々なクリエイション背景による上質なウール,カシミア,シルク。様々なフィッティングコンセプトによるロングスリーヴ,ショートスリーヴ,スリーヴレズ。ヨーロピアンカルチャーらしい様々な色彩美。あーもう堪らない埋もれたい。好き過ぎるニット楽し過ぎるニット。個人的には引き続き半袖ニットをレコメンドです着る人全然いないかもしれないのですが。“いやいやニットなのに半袖って”って御思いのそことそことそこの貴方、ってことは爽やかにも暖かにも振れるということなのでインナーとして様々活用できますしTシャツとは異なるテクスチャーゆえ一枚でも絵になるんです。本当に騙されたと思って一度ワードローヴに組み込んで頂きたいなぁ。あとは引き続きON素肌も御推奨。春向けのテクスチャーゆえより一層心地良い肌触りですから、周囲には分らない“着る本人”にしか分からない心地良さを誰にも知らせずコッソリと半笑いでお楽しみ頂きたく。

 

 

 

 

 

今回は12点です。どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

SURR 福留

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