いやはや朝夜は寒くて日中は日差し抜群のSURRなんか汗ばむくらいに暖かいナイスな気候が続いていますね、スーパーの野菜コーナーも徐々に変わってきて冬場は毎晩鍋で問題ないところか毎日鍋が食べたい派なので嬉しいったらありません。昨晩自宅にて御秋刀魚の初物を頂かせて頂きましたが抜の群に美味しゅうございました、皆様も引き続き冬の気配を御存分にお楽しみくださいませね。
旅順を終えてから2度の週末を過ごすことで余波のように続いていたバタバタとした気配もやっとこさ消えてくれ、鳴っているか鳴っていないか分からないくらいのBGMがやっとこさ聴こえるくらいの気分に成れましたので今週は意識的に感覚的にセレクションした新作群を毎日Diaryで1点づつ御提案させて頂きますね。 まずは目が覚めるようなヴィヴィットカラーのヴィンテージバーバリーコートをば。
振り返ってみたらちょうど半年前のDiaryでした、とあるヴィンテージバーバリーコートを御披露目したのは。そこにも書いたのですが南イタリアのとある地にて憔悴気味だった私の面の前に現れたそれは、その後私を悩ませて苦しめて最終的にまたもやMYヴィンテージバーバリーコートとの出逢いが遠のく要因と成ってくれ、事実その通り出逢えていない因縁のような存在だったのですが、その一着は有難いことに即座に旅立ってくれただけでなく幾人かの御客様の心に留まってくれたようだったのでコレクターに素敵な一着を譲ってくれた礼の一報を入れたからか否かは解かりませんが、なんとなんと先日訪ねた際になんと色違い個体を改めて提案してくれたのです。
本国クリエイションのヴィンテージバーバリーにおいて極めて新鮮なコーディングバーバリークロス、マフ,スリット,フラップの3種混合ポケット仕様(ゆえに表面だけで6pocket)、ジッパー×スナップボタンの前立て、そして艶やかなグリーンカラーと雛形はいわゆる超王道のバルカラーコートでありながら注がれる超非王道の要素性たち。止めはステキ過ぎる襟裏のバーバリーチェックと要素性がしっかりと揃っていながらも結果的に落ち着いた不変性をしっかりと感じさせてくれるのは、“御散歩”をテーマに設計された軽やかでボリューミーで正々堂々とカジュアルなバルカラーコートが徹底的に完成されているからではないでしょうか。
New arrival,1988s Burberry 6pocket bal collar coat.
前回と同じく1988年に製作された同じく54REGサイズで御丁寧にエイジングの具合まで似ています。昨今一層の混沌を極めるヴィンテージバーバリーの世界においてこれらユニークピースは私にとって必然的に最高な最適解ではありますが、昨今うんぬん関係なく出逢おうと願って出逢えない存在ですのでこれからも特別な存在です。この6ポケットコーティング個体って南イタリア限定のデザインだったのでしょうか?かねてから度々口にしているのですが昨今のヴィンテージカルチャーの盛り上がりと再評価があったとて過去バーバリー作品を網羅したアーカイヴBOOKが販売されることはないと思っています、社内にすら記録が残っておらず全容を理解しているのは世界に一人もないだろうと想像できるほどにバリエーションが豊富だからですヴィンテージバーバリーの世界は。万が一販売されたとしてもこの6ポケットは載っていなさそう。
SURR 福留
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先日のニットセレクション御披露目を目指して御来店くださった皆様,御興味くださった皆様,そして何より御認めくださました皆々様に心から御礼を申しあげます。引き続き朝夜はだいぶと涼しいながら日中は日差しを浴びる際はなんならTEEシャツでもいけちゃうくらい暖かく気持ち良い気候で仕上げのバランスによってはまだ早いかな なニットプロダクトもありましたが、偏愛者としてはニットを介した様々な交流が叶い幸せでした。真に御陰様で幾着の旅立ちをハンケチの端っこを噛みしめながら見送らせて頂きましたが、壁一面を埋め尽くすほどにたっぷりと御披露目したこともあってまだまだ濃密な品が揃っておりますので、引き続き機会がございましたら御気軽にお立ち寄りくださいませ。
私は旅の余波か少々ばかしバタバタ気味な一週間で久しぶりに終電間際の電車に乗っちゃったりなんかして、“おうおうやっぱりどいつもこいつも面構えが違うねぇ”と一晩のアバンチュールを期待したりなんかしちゃったりして、これはこれで刺激的で楽しい一週間を過ごさせて頂きましたがようやく余波も落ち着く(はず)ので来週あたりから(火曜日くらいから)また新規一転楽しめたらと思っています。そういえばバタバタ乗り越え記念に前から欲しかった椅子を買いました。だってパリの美術館行ったら丁度展示されていたんですもの、気持ち高まっちゃいますよね?たまには自分への御褒美も良いですよね?ね?
ニットに続きましてこの度の新作にてテーラードジャケットをこれまたたっぷりと御披露目させて頂きます。SURR設立に留まらず旧体制のLAILA VINTAGEの時代から欠かさずに御提案してきた存在、かねてより存在していた“テーラードジャケットを着る人と着ない人の垣根”がどんどん低くなっている気配もあって数年前より一層明確な“顔”という意識にて向き合い御提案している存在です。となるヴィンテージという大海原にいかに様々な個性が存在しているかが分かり一層楽しさがましているここ最近です。










New arrival,Vintage tailored jacket selection
どんどんどんどんスタンダードスタイル最高,ベタ最高,コンサバティヴ最高な気分になっているのは私の中の濃い目な本音であり、それにテーラードジャケットが欠かせないこと,そしてそもそもにおいて私の生活様式においては最も機能的で丁度良いのがテーラードジャケットであることは私の中の特に濃い目な本音です。
これまた一着一着じっくりゆっくりと確かな良縁を結びたい品々、機会ございましたら。
SURR 福留
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まず初めに。9月末頃からのシステムメンテナンスに伴いサイト表示に一部不具合が生じており失礼致しました。追ってONLINEも表示されますが、取り急ぎDiaryは正常表示及び正常更新が叶う状況となりましたので引き続き機会ございましたら御目通し頂けましたら幸いです。宜しくお願い致します。
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さて、昨晩買付の旅順から帰国しました。
パリを夜発ということもあって今までのフライトで一番うたた寝することができたし羽田着だったので飛行機から降りた時はルンルンだったにも関わらず今朝は4時に起きてしまいましたが時差ボケなんかじゃないさ今日が楽しみだっただけさと自分に言い聞かせ、単語が出てこないのは旅をしていたからさ更新がちょいとばかり久しぶりだからさと独り言ちながら気付いたらコーヒーが空っぽになっていることに目を背けつつこのDiaryを書いております。今は17時45分、すっかり日が暮れています。陽の下はポカポカですが日陰はだいぶと涼しい一日でしたね、SURRの窓を前回で丁度良い感じ、貴重な季節です。
でも今日が楽しみだったことは本当に本当。旅の途中で思ったのです“よし、帰国したらすぐに大好きなニットプロダクトをたっぷりと御披露目しよう” と。
New arrival,Vintage knit selection.
帰国翌日御披露目は過去最速、これぞARRIVALですねぇ。季節に応じて常に追い求めてしまう自分に飽きれてしまうほど好き過ぎるニットプロダクト、やはりこれからの季節が最も楽しいと言っても過言ではありません。仮に今月からだとして物によってはスタイリングによってはおおよそ4月頃まで楽しめるとしたら半年間“旬”であり続けてくれると考えるとやはり相当に優秀だぞ、ニットプロダクト。
3月のデニムに続いて壁一面を埋め尽くすことができ大満足です。ウール万歳シルク万歳カシミア万歳!機会ございましたら。
SURR 福留
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