豊富なバリエーションから、季節を問わずお探しの方が多いヴィンテージTシャツ。
元々は肌着として活用されていたそれは、1960年頃から飛躍的に発展し
現在ではファッションアイテムの一つとして愛されています。
音楽、アート、映画、スポーツ、企業、イベント etc.
様々なカテゴリーが存在し、それらの流通は作られた意図や規模によって異なりますが
ことアートTシャツに関しては数が少ない傾向にあり、すべからく出会いも稀。
今回は Pop art の巨匠 による、心躍る品々をご紹介させて頂きます。
上から
「 Marilyn Monroe I Love Your Kiss Forever Forever (1964年作品) 」
「Say “Pepsi please” (1962年作品) 」
「Be a Somebody with a Body (1985年作品)」
アンディー・ウォーホルのアート作品がプリントされた、これらのTシャツは
ヨーロッパで活躍するアートプリント専門メーカー「 teNeues 」によって
1993年に作られたお品。
テヌースは活動範囲が広いため、詳細は推測の域を出ませんが
アートとの兼ね合いで生まれたTシャツである事は確かです。
書籍なども展開するメーカーとあって、Tシャツを一つのキャンバスとして捉えるプリントは申し分無く、
サイズ、配色、色彩、などウォーホルの持ち味を遺憾なく表現しています。
アートTシャツと言えど様々御座いますが
いずれにせよ鑑賞して楽しむ存在がプリントされる意義は格別で
希少性の高さも、Tシャツとしてシンプルに魅力的であるからこそ素直に納得。
どんなジャンルにせよ、なかなか出会えない一枚は背景を知らずとも格好良い。という事は
これまで見てきた数多くのヴィンテージTシャツから学んだのですが。
そんなシンプルな成り立ちも、同アイテムが『面白い』と思える大きな所以であり
いつまでも人々を惹きつける要素なのだと思います。
そして、今回の品々にはもう一つ大きなスペシャリティが。
当時のパッケージが付属したデッドストック(未着用品)なのです。
Tシャツ型に切り抜かれた外箱に、作品がプリントされた台紙をセットする事で
内容物をそのまま示す見事なパッケージデザインからも、テヌースの感度が伺えます。
このように、販売当時そのままを把握出来る機会は滅多にないため、
心の踊り具合もひとしお。
もちろん、一度も水が通っていない繊維状況ですので
コットンの表情変化をこれから思う存分お楽しみ頂けます。
サイズ表記は全て XL。
OVER SIZE のコクーンシルエットはまさに “ 今 ” のテンションでご愛用頂ける事と存じます。
1993s Andy Warhol, Art T-shirt by teNeues
Tシャツは着る人のアイデンティティーを現すのに有益なコンテンツの一つです。
是非、お好みのデザインやスタイルをお選びくださいませ。
様々なヴィンテージTシャツの中から本日は
Art な3枚をご紹介でした。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
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一枚革で足を包む、特徴的な造形美。
今回ご紹介する新入荷は、ドレスシューズにおいての最高峰と言って差し支えないブランドからの逸品です。
元々撮るのが楽しいプロダクトですが、今回は特に 撮りごたえ が。
それはもう、しとどに溢れていましたので夢中でシャッターを切ってしまいました。
一貫して最高品質を保ち続ける職人賛歌の姿勢から生み出される『 足を包む芸術 』の数々は、
品質に見合った正当対価によって人々の手に渡り、対価以上の満足感を与え続けています。
ドレスシューズを楽しむ人々にとっては最上に位置する John Lobb
そのローファーにおいて最高傑作と称えられるのが
今回ご紹介する「Lopez」となります。
“ 迫力 ” と言っても誇張でない、驚異的なレザークオリティ。
表情、色、質感、全てにおいて違いを感じます。
愛着を注いだ際には、まるで光を反射するかの如くダイレクトにレスポンスが返ってくる為
一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、顔立ちに円熟味が増すことは間違い無し。
充実の先々をお約束させて頂きます。
スタイル、ディティール、フォルム
文句の付けようがありません。
80-90s John Lobb, Lopez
全てにおいてオーセンティックでありながら、最上級。
この美を愛でながら呑む酒は、最高に旨いことでしょう。
呑み過ぎ注意。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
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かねてよりお問い合わせの多い 90s Martin Margiela ですが
中には特定のコレクションをお探しの方も少なくはありません。
シーズン毎にコンセプティブかつ独創的な作品を創っていた時代だけに、それも納得ですが
今回は、その中でも最もお声掛けの多い Doll collection の新入荷がございましたので
ご案内させて頂きます。
1995年と1999年の2度にわたって展開されたドールコレクションは
“ 人形の着衣を人間サイズまで拡大する ” というコンセプト。
人形の洋服は通常、一般的なミシンで縫製されるため
縫い目のピッチが普通の洋服と同じになっているのですが、
その部分を精密に再現。
そればかりか、パーツ類も人間用のものが使われていることから
それも同比率にて拡大しています。
解れもデザインの一つとは、なんたる『濃さ』
Dollという愛らしい形容詞とはうって変わって、細部にまで秘められた服飾的こだわり。
それを素直なデザインとして魅せる Martin Margiela の独自的発想力。
この驚きを伴う愉しさと、不変と独創のコントラストが
Maison Martin Margiela が強く幅広く支持される、オンリーワンたる所以です。
彼の初期作品が発する信号は
今の時代だからこそ、心の奥底に響きます。
Maison Martin Margiela, 1999s Doll collection denim trousers.
男性にフィットする、貴重なサイジング。
コレクタブルなピースである事は間違いありませんが、
そもそも、リアルクローズとしてただ純粋に秀逸である事を前提に
対話して頂けましたら、幸いです。
着た時の “ あー、やられた ” 感。
これが 90s Martin Margiela の真髄だと私は思います。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
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