通常、月曜定休ですが明日7月21日は祝日ですので、営業致します。
翌火曜日が振替休日となりますので、お間違いございませんようお願い申し上げます。
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トレンド的にテンション的に、スニーカーの足元をよく見かけるからこそ、
“ レザーを足元に配する意義 ” を強く感じる事が出来ます。
Leatherというマテリアルが秘める表情や空気は身体のどの部分に充てても際立ってくれますが
文字通り根幹となる足元にそれがある事での、心地良く重厚な存在感は
いつでも楽しんでしかるべきではないかと。
そしてそれは、良質なヴィンテージであればなお力強く、
装いがライトになる時期であればなお、効果的。
現代にも受け継がれつつも、繊細ながら確実に今とは異なる王道スタイル。
その当時にしか作られなかったロスト・デザイン。
そして、王者の風格。
伝統や格式等、紳士にとっての全エレメントがミニマムに集約された
シューズというアート・プロダクト。
是非さりげないリスペクトと多大なる愛着を持って
末永くお楽しみください。
New Arrival, vintage shoes
P.S.
Diaryをご覧くださり沢山のお問い合わせ誠にありがとうございます。
しかしながら既に完売のため諦めざるえなかった方々、本当に申し訳ありません。
弊店のアイテムは全て1点ものとなりますので、僅かでも琴線に触れられましたら
お気軽に [email protected] もしくは 03-5468-5966 までご一報頂ければと思います。
世界中から選りすぐった逸品と皆様が結び付くお手伝いをさせて頂けましたら、光栄の至りです。
SURR by LAILA 福留
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シルバースミスとは銀細工職人を示すのですが、
“ 月光のような美しさ ” とデンマーク・シルバーにこだわり続けたジョージ・ジェンセンは
そう形容される事が多いです。
そんな作品達は、何度向き合っても底が計り知れません。
手にした時の質感、銀の輝き、フォルムの繋がり、
どれもが奥深く心を揺さぶります。
世界中には『力』を秘めたファッションアイテムが数多く存在しますが、
ジョージ・ジェンセンもその一つである事は確実。
そして経験上、それらの底力は写真に収めきれない事を知っています。
何度シャッターを切っても切っても100%満足ゆくカットは撮れず
その魅力はピクセルの限界値を楽に越えてくるのです。
向き合う必要のないツールが増える一方ですが、結局は対話に勝るものはないと思っているタイプですので
それはそれで良いと思っている反面、どうやったら魅力をしっかりお伝えできるかを考える毎日。
「この300年間で最も偉大なシルバースミス」
1935年に彼がこの世を去った時、NYヘラルドトリビューン紙に載せられた一言は、
簡潔かつ色濃くジョージ・ジェンセンの魅力を表現しています。
私も頑張らねば。
SURR by LAILA 福留
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皆様は、ジョージ・ジェンセンという人物をご存知でしょうか。
1904年にデンマークで設立され、本人の名が冠された Georg Jensen 。
シルバーを専門的に細工する会社として始まった同社は、カトラリーなどのテーブルウェア、ジュエリー、時計など
様々な分野に発展し、デンマークやスウェーデンの王室御用達とされる等、
名実ともにヨーロッパを代表する存在として今も世界中で愛されています。
創始者である彼が愛したエレメントの一つは『自然』。
デンマークの小さな村で生まれたジェンセンは、まるで絵画のように美しい森や湖畔の近くで育ち
類稀なる芸術的素養を育んできました。
もう一つのエレメントは『アールデコ』。
自然と共に育まれた感性が描く、自然にしかない曲線や直線をオブジェクトで表現する方法として
アールデコが最も適切だったのでしょう。
いや、もしかしたら、彼自身が素直に生み出したフォルムを人々がそう呼んだのかもしれません。
それほどに “ ミニマムかつ際立つ ” という驚異的な着地点を秘めています。
そして『シルバー』。
デンマークで製作されたものは欧米のものとは配合が異なり、圧倒的に資産価値が高いとされていますが
そういった予備知識がなくとも、圧倒的な “ 違い ” を感覚で認識させてくれます。
彼はそんな輝きを “ 月光のような美しさ ” と愛しました。
この度、世界中からじっくりとセレクションしたジョージ・ジェンセンのヴィンテージジュエリーをご紹介。
企業方針によってデザインリニューアルが図られたため、現在は見る事の出来ない品々や
何より、1つを完成させる為にかけられる時間が圧倒的に異なる時代のジュエリーには
細部に至るまで、静かな自然と芸術が敷き詰められています。
偉大なシルバースミス、ジョージ・ジェンセン。
「ブランド」としてくくるのはピンと来ず、「企業」というのもちと違う。
どちらも内包しながら、それ以上が在る存在だと
私は思います。
SURR by LAILA 福留
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