今週よりエントリーさせて頂いております、90s Dries Van Noten コレクションですが、
本日も引き続き、数あるアーカイブスより至高の1着をご紹介。
90s Dries Van Noten oversized Jacket “window pane”
90sのドリスですが、オーバーサイジングの仕立てが多いように感じます。
とはいえ、着用者の体系を問わず、着れてしまうパターンメイキングに魅了されている方もいらっしゃるのでは。
実は、わたくし小林もその1人。
前回は極上のマテリアルを主軸にご紹介致しましたが、
お察しが宜しいようで、特記すべきはウィンドーペーン調のチェック地。
今でこそ、巷ではめっきり見なくなりましたパターン(柄)、ですので、今回のエントリーです。
裾はフラットなカッティング。
本切羽にしない辺りが彼らしい遊びです。
ドリスではテーラード然り、ブラウス然り、かなり短めのセンターベントをよく見ますが、
本品はノーベント。粋です。
襟裏も同生地ですので、立てて頂いても宜しいかと思います。
裏返してみました。
裏地は敢えて取り付けず、仕立ての良さが伺えます。
パイピングもベージュで統一されている辺りが流石。
このまま着用頂いても面白いのでは。
4つボタン上まで留めて頂くとコンパクトなVラインが形成されますので、
タイドアップはお薦めですが、
各所ディテールがそれは気張っておりませんので、
カットソーに、スウェットに、羽織って頂くのも正解です。
肩も抜いてございますので、小柄な方が落としてご着用頂いても、格好は宜しいかと。
先日は、涼しくなってきた気もしなくはないですが、と記載しましたが、
ここ数日やや肌寒いのでは、と感じております。
秋はそう遠からずで。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
SURR by LAILA 小林
03-5468-5966
[email protected]
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先日より、URBAN RESEARCH 表参道店 様にて、弊店のポップアップストアを開催させて頂いております。
ディレクター様方、店頭スタッフ様方の御協力により実現した今回のエキシビジョンにおきましては、僭越ながら凝縮した “ SURR by LAILA そのもの ” を表現させて頂きました。ありがたい限りの空間をご用意くださったアーバンリサーチ様のお心遣いに今一度御礼を申し上げます。
旧 LAILA VINTAGE 時代にはメンズ要素のエキシビジョンを何度か行わせて頂きましたが、SURR に改まってからは今回が初めての試みです。お馴染みのピースを従来に通じる編集にて表現したとて、空間が異なることで現れる今までに見たことのないヴィンテージの表情に、やはり驚かされ、楽しませてもらい、何より刺激と勉強になりました。
期間は 9/25 ( 日 ) まで。初お披露目を含む様々なラインナップにて、定期的な新作のご用意にて皆様の御来店をお待ち申し上げております。
フロントのショーケースには開催記念と、着用者さまによって異なるヴィンテージの姿= “ 変化 ” の意にて生花を飾らせて頂きました。ちょうど終了頃にドライへ仕上がってくれたらと目論んでいたのですが、もしかしたらそれよりも早く仕上がってしまうかもしれませんね。それもまた、楽しみです。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
[email protected]
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漸く、涼しくなってきた気もしなくはないですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、福留よりNewarrivalのお披露目をさせて頂きましたが、
やはり目玉は90s Dries Van Noten。
言葉通り、豊作です。
早速のご紹介で浮足立ってはおりますが、
今回のエントリーはその中でも圧巻の1着。
90s Dries Van Noten oversized cardigan “Baby Alpaca”
ご周知の通りかと存じますが、ドリスのクリエイションの中でも”Knit”というカテゴリーは特別なものでして、
彼が織り成すパターンメイク、素材への深い拘り、変幻自在な編み方、
ドリスといえばニット、を世に広めたクリエイションが90sのピース、特にこの1着には感じられるかと思います。
まず、マテリアルの話からしましょう。
高級素材として知られているアルパカの毛糸ですが、
ベビーアルパカとは生後3ヵ月以内の非常に繊細かつ柔らかな毛糸だけを櫛ですいて取った、大変貴重な素材。
アルパカの毛糸自体、その保温性はウールに勝り格別と言われておりますが、
ベビーアルパカの毛糸はその保湿性は勿論、柔らかな肌触りはカシミアに似ていながらも、確かな張りと弾力があり、
あらゆる毛糸の中でも極上と称されております。
本品は、そのベビーアルパカの毛糸のみで編まれた逸品。
贅沢にもローゲージ編みときましたら、
彼がニットに持つプライドを確かに感じられます。
マテリアルの素晴らしさを最大限に生かす意図があってか、リブがございません。
主張しすぎない釦のセレクトも然ることながら、繋ぐ糸までも、同素材。
細部までの拘りを感じます。
Vラインのかけて、編み方を変えております。
大振りの身幅と絞りを利かせていないアーム幅に対して短くとられた着丈。
素材感と相俟って野暮ったさは感じさせないパターンメイクは見事。
シャツには勿論のことですが、
その極上の質感をご体感頂くために、カットソーの上からのご着用を推奨致します。
肌寒くなれば毎年袖を通す1着となりますので。
そうです、秋が待ち遠しい。
SURR by LAILA 小林
03-5468-5966
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