久しぶりのTHEヴィンテージなアメリカンジーンズ。まぁ何を持ってしてTHEとするかは私にもよく解っていませんがとにかく弊店にとっては特出して“定番”ではない存在で偶然Parisのコレクターの下にひっそりと在ってくれたからこうして御提案が叶っているだけで(変な言い方になってしまいますが,でも本当にそうなので)基本的に探していないプロダクト。でも大好きよ、66前期。
サマーセーターって色々となんかとにかく良いですよねぇ、早く夏が訪れてほしいと思える存在の一つです。
古典Adidas、そしてスタイル性も古典です。だからセレクションしました。
フリースウールってご存知ですか?私はミウッチャのヴィンテージクリエイションで初めて知りました。へぇー化繊じゃないんだーって。
TEEシャツ下手なりに精一杯選んだうちの一枚、偉人でかフェイスシリーズ。
極端にコンパクトなサイズのブルーストライプ,というか純正女性用、滅多に出逢えないので迷わずセレクションしました。でも“女性女性”し過ぎていなくてちゃんと老舗Charvetの凛々しさと威厳が在るのでこれをサラッと羽織って腕まくってブルージーンズなんて理想ですという私のフェチズム全開な一着。対して白は男性用のだいぶと大きめな個体で純ドレス用というこれまた結果論的癖に満ち溢れた一着。
これは本当に痺れました90年代後期,1997sと推測されるナイロンセットアップスーツ。各所のジッパーコントラストにテーラーの様式ながらそれだけじゃない各所のアレンジ、そしてなんと言ってもパンツとスカートを融合させたトラウザーが素晴らしい。パンツとスカートの融合ってなに?って感じですが本当にそうなのでそう書くしかありません。足をあそこに入れてもう片方の足をあそこに入れて横の生地をグーっと持ってきてジッパーUP、そんで必要ならばベルトをONと穿き方も最高に変態的。足をあそこやらと言われてもって感じですが本当にそうなのでこう書くしかないんですよ。
以上、今週の新作。また気温が下がりましたがまた来週から徐々に暖かく暑くなるのかな?とりあえず今日はライトレザージャケットを全くもって無理せずに羽織れてなんだかラッキーな気分でした雨は嫌いですが。でも帰り道は雨止んでいるかも、でもそれはそれで傘を片手に歩かなきゃなのでコンニャロウですが特にお気に入りの傘なので我慢できます。ステッキのように御機嫌な歩幅で帰るさ。
SURR 福留
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最近は過ごしやすい気温が続いてますが、そろそろ夏っぽさも出てきたな~って感じる今日この頃。そんな季節の変わり目にピッタリな音楽をご紹介します。 それは、90年代を代表するR&BグループのTLCです。
彼女たちのサウンドは、爽やかさと力強さが同居していて、夏の始まりにちょうどいい温度感。自分の中では定番なのですが「Waterfalls」は、緩めのビートと涼しげなコーラスが、夏の始まりにすごく合う。ちょっと気分を変えたいときや、窓を開けて風を感じながら聴くのにお勧めです。
これから夏本番に向けて、物は試しと思いTLCの曲をお聞きになってみてください。懐かしさもありつつ、今聞いても新鮮な魅力がありますよ。
後最近、カメラを買いました。
経緯としましては、前からずっと気にはなっていたのですが、「スマホで十分かも」と後回しにしており。でも、お店で、なんとなく触った瞬間に「やっぱり欲しい」って感情が高ぶり購入しました。電源を入れて、シャッターを切るだけなのに少し感動してしまいました。
最初に撮ったのは家の周辺に生えている植物。後は店内の鮮やかな色のお花も。
光の入り方とか全然わかっていないですが、それでもちょっと嬉しくなるくらい、それっぽく撮れました。
とにかくいろんなものを撮ってみたいです。日常が面白く見えるようになった気がします。
以上なのですが、個人的な趣味の話になってしまいましたが、同じ趣味の方、興味を持った方が居られたらいいなと思います。
後、カメラに詳しい方是非お勉強させてください。
SURR 古川
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直感に寄り添ったらそういえば初めてのセレクションとなったエディ・スリマンによるDior hommeはこれまたアメリカンカルチャーを正面から感じさせながら純真無垢なフレンチモードクリエイションという結局のところ自分がただ単純にツボなだけという楽しさでした。軽やかなスウェットで各所のデストロイ、2025年の今はどう見えるのか受け入れられるのか楽しみ。
ヴィスコース&リネン個体とコットン個体、文句無しに涼しくて華やかで艶やかで時に怪しげなミッソーニのゆるっとカーディガンは今回の出逢いも抜群の美しさでした。
“THEアルマーニ”なリネンブレザー。この上質な目線の感性と感度によって当たり前のように行われていた上質さによる迫力と存在感にはいつも感服と敬服で、だからこそ大胆なパワーショルダーにも新たな可能性と価値観を感じることができるというもの。良いものや文化や人々と触れ合ってきたからこそ培えたその感性と感度、これからも追いかけなくてはいけません私は。
二種のエッジィなイタリーリーバイス。スタッフが羽織って複雑な表情を浮かべての“ヤバイっすね”が出たので、鳴々これは良い買い付けができたなと思いました。いわゆるなリーバイスデザインに注がれるさりげない個性と時代を経ることで結果的に攻めた印象となったスタイル性、初見で解りきらせてくれないプロダクトってとても大切だと思う。あとこの写真で思ったけどポケット部分、口をキュッとすぼめたサイクロプスみたいじゃない?
2000年初頭にアメリカ海軍から派生して設立された特殊な警備部隊のジャケットには古過ぎない=モダンエイジだからこそのファッションを連想せずにはいられないカラーリングの楽しさとサマージャケットに相応しい涼しげな素材感にミリタリーカルチャーらしいCOOLなアイキャッチと惚れさせ要素が各所に満載でした。The Maritime Expeditionary Security Force、この一着に出逢わなければほぼ間違い無く知らずに過ごしていた存在だな。
よくよく考えたら純粋に服二着分ってよくよく考えなくても異常に贅沢じゃね?でお馴染みの無双仕立てによる1980年のバーバリーは今回も良いシルエットバランス。ここ数回連続で肩の落ち感が綺麗でモダンでスタイリッシュなヴィンテージバーバリーを御提案できているのですが、そういえば全て英国“外”での出逢いでした。ヨーロッパにはこんな感じで本国にはこんな感じでーといった何かしらの傾向があったのかしら?
魚の口の形に似ているからフィッシュマウス、コレクターから教えてもらった時に秒で思いました“カーワイイッ”って。おかげさまでそれ以降魚の口にしか見えなくてその度に心の中でニコニコしてしまいます。御愛顧くださる皆様、夏もやっぱり良いもんですから是非に思い切り楽しんで、かついつも通り素敵に粋にいなせに装ってくださいね!とARNYS側が思っていたんだろうなぁって夢想できちゃうくらいサマープロダクトも抜群ですよねARNYSって。あーそう思っていてほしいなー、私も猛烈にそう思うもん御愛顧くださる皆様方に。ということでARNYSの美学と仕立ての文化が融合した純真無垢な涼しい涼しいシアサッカーサマーテーラードジャケットです。
New 様々。
ここまでが新作の御披露目、そしてここからが御挨拶。
既に幾人もの顧客様方には直接御挨拶させて頂いております通りSURRおよびCHIRICOに新たな人材が加わりましたことをここでも御報告させてください。名は古川 華維(フルカワ カイ)、初めて目にした時なんて素敵な名前だろうと,なんて素敵な名前を付ける御家族のもとで育ったんだろうと即思いましたし直接伝えたと思います@喫茶室ルノアール青山花茂店。
言うなれば彼は獅子,未来を育む若獅子ですので私も色々なことを古川から学びながら改めて切磋琢磨できたらと思います、事実彼との交流で感じていたことや考えていたことでそういえば理論家や言語化できていなかったことが数々浮かんだりして、それはそれで有意義というもの。さて、様々多角的に複合的にまずはどの牙から爪から研ぎ上げていこうかね。
それでは以下、本人コメントです。
はじめまして。古川 華維と申します。こうしてご縁があって、この場に身を置かせていただくことになりました。 この新しい環境に足を踏み入れるのは、正直に申しますと、少しばかりの緊張もあります。ですが、それ以上に、胸を躍らせる期待と感謝の想いで満ちています。
この空間で出会う方々から多くを学び、自分にしか出せない色を添えられるように努力してまいります。私はファッションの柔軟性を伝えていきたいと考えておりますので、ネームに縛られず、その人がその人らしく見える服を御提案させてくださいませ。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
以上、本人のコメントでした。最後に一点だけ。古川には私がこれまでに見たことがないとある物理的な個性がありまして、人体を司る要素性なので私は素晴らしいと感じたのですがそれはいったいどこでしょうか?正解者には自宅近所のとっても美味しいマカロンを贈呈致しますのでインスタグラムアカウント@surr_fukudomeまで御回答くださいませ。
SURR 福留
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