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Comming soon French maison, ただ単純に良い服 / Diary615
31.10.2018

弊店では様々な区分の品を御提案致しておりますが、それらも各々の中で細分化が図れます。モードの世界に属しており、かつ歴史的に視て長い存在を Maison vintage と称しておりますが、その中には一般的な認識度の高い看板とそうでない看板がありまして、前者を Popular maison 、後者を Maniac maison と称した時、モードの歴史には数えきれないほどの Maniac maison が存在することを私は旅の時間で随時実感しておりまして、そもそもの文化性を鑑みるとそれは改めて言葉にするのが野暮なほど至極当然であり、沢山の本当に沢山の先人達が熱意と勇気と運と実行力を駆使して文化に属してきた証であるヴィンテージの歴史・モードの歴史の厚みと重み面白みは、元来無才能のちっぽけな私如きが全てを知ることなど到底叶わないことは分かっていながらも、この生業に就いてそれなりの時間を自分になりに真面目に向き合ってきた ( はず ) うえで今なお新しい出逢いや驚きを体感できるという現実と今後もそれが尽きないであろうという確信に近い想像が叶うというのは私にとって心から幸せなことだと想いつつ、ある日の何がしがきっかけとなり Maniac が Popular に替わるという時流の面白さとある種の危うさ・怖さを考えずにはいられません。

追って御披露目させて頂く編集, French maison におけるとある一着はどちらかと言えば前述で言うところの Maniac maison に属されるのだと想いますが、そもそもその認識基準自体が私の独善であり、そもそもそのメゾンは決してマニアックではないモードの文化と歴史に明確な功績を残してきた・残している存在であることをここに明言させてくださいませ。しかしながらモードの世界においてマニアックではない王道の存在看板でありながらも、私はその HOMME コレクションピースを目にしたことがありませんでした。

 

 

 


オートクチュールの時代を経てプレタポルテが本格的に始まった頃を私は現代におけるモードが始動した頃と捉えているのですが、ギ・ラロッシュ氏による Guy Laroche が産声を上げたのもその頃でした。モードの創始者 ( と私は想っています ) クリストバル・バレンシアガ氏やクリスチャン・ディオール氏の作品、さらに当時の社会における女性の存在位置や国外での活動などの様々な刺激を経て氏が打ち出したのは、構築的であり活動的であり何より品位に溢れる女性像でした。余談ですが氏は独立前にディオールのアトリエに在籍しており、同期にサンローラン氏, カルダン氏が居たのですが、世間はその若手3人に当時から大きな期待を寄せていたそう。髙い水準で世界観を表現し続けながら、平行して紳士服の世界にも進出したのが 1966 年のことでしたが、残念ながら当時の作品実物には触れ合う機会が未だありませんでして、そんな中ついに出逢えた一着は氏本人が手掛けた時代であるという求心力以上に、背景を全て差し引いて捉えたとて圧倒的に惹かれる以外の選択肢が無い ただ単純に良い服 だったのです。

 


さりげなく豪奢なラペル、小さじ少々よりもささやかに主張するステッチワークなど基本構築の中で男性的な強さを軸しながらもモード特有の女性的な美しさ根底に匂わせる紳士像表現は、まさにモードの始動と発展を担ったフレンチメゾン特有の世界であり、“ シャンデリアの下で黒よりも美しい黒に見える ” として社交界で高貴な色とされるミッドナイトブルーの色合いと、それを文字通り輝かせる Ermenegildo Zegna によるカシミアの顔立ちが混ざり合って調和するセットインスリーヴとダブルブレストの不変的なチェスターフィールドコートとなれば、いったいどうすれば否定することが出来るのでしょう。私にはその手段、未だありません。

 

 

 

 

 

Comming soon French maison

early80s Guy Laroche cashmere 100% chesterfield coat, fabric by Ermenegildo Zegna

その分野において, 品において “ 終わりに出来る ” という存在にはなかなか出逢えませんし、店頭販売至上主義者の私にとってそれはある意味あってはならない類ではありますが、と同時に一人の漢としてそういった品との出逢い極めて大切に感じておりますので、僅かでも御興味頂けましたら是非にと想います。御披露目は 11/3 ( 土 ) 12:00 。心より宜しくお願いを申し上げます。

 

 

SURR by LAILA 福留

03-5468-5966
info@surr.co.jp

 

 

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Comming soon / Diary614
30.10.2018

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が当店に携わらせて頂いてから最初の編集点が Maison で御座いました。
時も経過し早2年、揺り起しとなる此のエディットも とある個体 と とある個体 との出逢い / 邂逅がきっかけである事、其の再会を果たした御縁は、まさに2年と23日前、御披露目とさせて頂いたファントムピースで御座いまして、厳密には同個体ではなく、しかしながら70年代以前の個体との御縁は 再会 と呼ばざるを得ない程,願望も実らない日々と,切望も泡と消える日々とで、それ故に、幸運 だとか 強運 だとか 日々の行いが宜しいので神からの粋な計らい だとかそういう種類の俄に信じ難い御縁か、もしくは実のところバタフライ効果なみの迂遠で壮大なプロジェクトが密かに実行された並々成らぬ自然連鎖の着地点か、あるいはライフポイントすれすれまで攻め続けた福留の所業か。なんだっていいのですが。次いで、弊店においては初の御披露目が叶う仏メゾンの表現者。同氏表現においては是程の純然たる紳士服が存在したのか、が、率直でシンプルな感想で御座いました。生産域も量も極,限定的と推測も容易ですので理解はしながらも同氏表現の其の姿を過去4年、いえ、旧LAILA VINTAGE時代から数えても約10年一度も獲得したことがなかったという事で、いよいよどのように御伝えしたら宜しいか頭悩ませながらも行き着くところは常に純粋な洋服である事実のみですので、信条は変えずに参りたいと憶います。順次情報公開とさせて頂きますので、引き続き,宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Comming soon 60-90s French maison

 

 

 

 

 

 

 

 

SURR by LAILA 小林

03-5468-5966
info@surr.co.jp

 

 



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KARIM HADJAB, couture / Diary613
26.10.2018

 

 

カリーム・アジャブ氏が手掛けるKARIM HADJABについては小林,福留共に、それぞれ11回ずつDiaryにおいて綴らせて頂いておりました。ここで考え,文章に起す作業は、事務的というよりなにかの儀式のようなもので、もしくは言葉通りの対話であり、あるいは対象個体に隠された秘密を暴こうとする邪心や親密な関係を築こうとする好奇心に支配されているもので、いずれにせよ書き終わった際はより一層と愛情が増しているもので、ここで申し上げる事では当然御座いませんが、お客様へ金銭と引き換えにお渡しするだけの運びに留まらない「商品からの超越」を獲得するための一手段であります。ある意味においては。少なからず、わたくしにとっては。
 

 

そのように限定同区分に向けた綴りを11回行わせて頂きましたカリーム・アジャブ氏が手掛けるKARIM HADJABについて。視覚的魅力や明快な出立ちは扨措き、概念性や意味性のほうが専ら強烈なもので、強烈なまでに、強烈なほど、心の奥底に注がれるものですから、カリーム・アジャブ氏が手掛けるKARIM HADJABと向き合い続けた約3年の間に「対話」を成したそれぞれは、過ごした時間を得て感じた今現在は、ワークピースやヴィンテージやスタイルやクリエイションやその他色々をもって向き合う事を辞めたそれぞれと成り得まして、もっと深く、もっと密接で、もっと宿命的な、純然たる 衣 であり、同氏はそこに 命 があると堅固な信念を抱いております。其処に関しては未だ未だ,対話が足りず、おそらく3年という月日では到底辿り着けぬ領域のように憶っております。

 

KARIM HADJABを手掛けるカリーム・アジャブ氏に、「クリエイター」「アーティスト」「表現者」というより、ひとりの男性として,ひとりの人間としての魅力を憶えたのも半年前。衣服1着への汚れのない情熱や、濁りのない愛情が注がれている事実、熱意と強さが入り交じった 鋭気 すら感取する有り様は、【作り手の心の通っていない服作りはとても嫌なんだ。着て美しいだけの服には興味がない。いつも着る人に寄り添い、風に揺られて、鳥の声を聞いて、たまには雨にさらされて。そのようなあり方がとても大事なんだ】というインタビューでボソッと語られた日本語句96文字に凝縮していると、わたくしも大切にさせて頂いているセンテンスです。すべてに通ずるとも憶いますので。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

この度、ご用意させて頂いたカリーム・アジャブ氏が手掛けるKARIM HADJABの衣服は、2点のみの御披露目で御座いまして、2点のみしか向き合えなかったKARIM HADJABを手掛けるカリーム・アジャブ氏より大切に御譲り頂いた衣服でありますが、カリーム・アジャブ氏が手掛けるKARIM HADJABの中で特異的にポジションする実相と詳細で御座いますので、2点それぞれは簡潔的な詳細事実を記したいと思い、いづれも1からの御仕立てと、極稀少の生地をもって向き合ったKARIM HADJABを手掛けるカリーム・アジャブ氏の不可測かつ突然の予測できない衝動に駆られた 【Body Couture】と【Couture】の2着である事、先ずは前置きとしまして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10/27(土)12:00より、御披露目と致します。

 


KARIM HADJAB
location : France / Atelier
creation : Couture / 4Saison
fabric : 1930s cotton herringbone dead stock
idea base : early1900s French work coverall jacket

 

1930年代コットンヘリンボーンのファブリックを用いて製作された個体。1900年代初頭のフレンチワークカバーオールを資料に構築され、立体的なパターンメイクとそれ以降は排除された脇下の可動域生地(2等辺三角形のもの。形状から同氏はこのパーツをナイフと呼んでる)が特徴。随所に手縫いを施し、また補強として裏側各所にアンティークインディゴリネンの生地も配置している。後、1年間自然界へ投下。生物との共存、天水や自然光の恩恵、あるいは自然の猛威という厳しい環境直下での洗礼を受け、1年後に収穫。全体としてマッシュルームトーンからコルク色を確認できるクリーミーな実相。整合的な4つ釦、手作業の行程が多い当時の時代背景を踏襲したショートスリーブレングス。

 

 

 

 

 


KARIM HADJAB
location : France / Atelier
creation : Body Couture / Overdye / 4Saison
fabric : 1930s cotton herringbone dead stock
idea base : 1910s French work double-breasted jacket

 

1930年代コットンヘリンボーンのファブリックを用いて製作された個体。1910年のフレンチワークダブルブレストジャケットを資料に構築され、カリーム・アジャブ氏の身体に併せて設計されたボディクチュールピース。釦ホールや生地端の折り返し部分をすべて手縫い仕上げ、脇下のプリーツも上記資料を精密に表現。染色後、1年間自然界へ投下。生物との共存、天水や自然光の恩恵、あるいは自然の猛威という厳しい環境直下での洗礼を受け、1年後に収穫。同氏表現唯一の深いボルドー色に昇華された本作は、フレンチ・シックとしてのシンボリズムを感取できる素晴らしき実相。絶品です。

 

 

 

 

 

 

SURR by LAILA 小林

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