トレンチコートの原型として知られるバンド(=タイ)でフロントを留める(=ロック)仕様の
タイロッケンスタイルを採用した70年代のフレンチワークは、夏場の着用を目的としたメディカルコート。
特有の芳醇なデザインディティールは勿論のこと、
デッドストックという条件下によるナイロン特有のテクスチャーによって “ 古さ ” を微塵も匂わせないアイキャッチは
服飾のカテゴライズを悠々と越えてくれる、私の求めるヴィンテージ像の一つです。
袖を通せば第六感にまで及ぶ力を秘めておりますので、言語は不要。
後は自身と色調,サイズを同期させるのみです。
70s French work tielocken nylon coat
感覚器官を広げて、じっくり腰を据えてどうぞ。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
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2015 S/S より。
追ってどこまで掘り下げられるか予測付きませんが、
まずこの形式だけでもご紹介を。な面々。
名が冠されていれば良いというわけではありませんが、それには大いなる意義と同じに一種の重圧が存在します。
オーセンティックに潜むテクスチャー,フォルム,佇まいたるや
流石のムッシュ・サンローラン。
本当に美味しいものを食べた時、思わず笑ってしまった事はありませんか?
ファッションに関してもその脊髄反射は存在すると私は思います。
大きく着るため計算されつくした設計と、何より驚天動地な 2way
笑ってしまいますよ、凄い。
英国王室直属部隊のためのワークコート。その呼称はやはり伊達じゃない。
最大の特徴は側面。
鰻重を食べていたら中から焼肉が出てきた、的な感覚的旨味ディティール。
今で無いのに今で有る。
ハイ・テクノロジーと言うよりハイ・テクニカルと称したい
久しぶりに筆が進みそうな一足。
ジョージジェンセンとは全く異なるベクトルのデンマーク・アート・ジュエリスト。
強さと繊細さが同居するコレクタブルなミュージアム・ピースを、是非現代のスタイルで。
フランスを代表するオプティカルブランドは、その認知度ゆえヴィンテージでは稀有な存在。
抒情的でありながらそこはかとなく漂うエスプリは、相変わらず御見事。
SURR by LAILA 福留
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この度の 2015S/S 立ち上がりに御来店くださいました皆様、本当にありがとうございました。
混雑にも関わらず快くお待ちくださった方々、差し入れや優しいお言葉などなど
沢山のご配慮、心より御礼申し上げます。
想いを挙げればきりがありませんので簡単ではありますが
謝意は今後の展開にて表現させて頂きますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
では、帰って一杯頂きます。
SURR by LAILA 福留
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