『 一度手にすると手放さない 』 一種の中毒性を秘めたアイテムは様々ございますが、ことオリバーゴールドスミスのヴィンテージに関しましても、それが言えるのではないでしょうか。
Victoria and Albert Museum 収蔵という事実が物語る通り英国にとって極めて重要な存在で、ゆえにヴィンテージ市場になかなか姿を現しませんが、その中でも一層の希少性を誇るのがオプティカル ( 眼鏡 ) タイプ。やはり “ 個 ” をより明確に濃厚に、直線的に示すアイテムとして、所有者が滅多に手放してくれないのです。
しかしながらこの度、私達が認識している最古年代のオプティカルに出会う事が出来ました。なんと販売当時のラベルが完備したデッドストック ( 未使用品 ) にて。


素材生成からフォルム形成に至るまでの全過程に注がれた職人の技術と熱意による “ 説得力 ” こそ、ヴィンテージ・オリバーゴールドスミス最大の魅力です。
際立つ限りに際立ったエッジと、とろけるようなカッティングは英国らしい重厚感を保持していますが、フレームラインは英国らしくない繊細さ。この “ らしさ ” と “ らしくなさ ” の共存こそ本品の特異性で、王道的なスクエアフォルムを静かかつ危険なほど妖艶に仕上げています。



喋れないのではなく喋らないだけ。真の実力を秘めているからこそ黙っていられる。そんな器の大きさと無限のポテンシャルを感じてなりません。
初代オリバーゴールドスミス氏は元々眼鏡のセールスマンでしたが、良いと思えるフレームが無かったために自らのオプティカルブランドを設立しました。そんな彼の理想の一つが本品であれば、完敗と乾杯の心持ちで素直に感服するしかないと思います。
人の好みは様々ですが、御人によっては相対するにあたって完敗を御覚悟頂く必要があるかもしれません。少なくとも私にとってはオリバーゴールドスミスの本質である “ 寡黙で芳醇な圧倒的説得力 ” をマニアックなベクトルで示してくれる、興奮するアイウェアです。
そう、私はオリバーゴールドスミスに完敗した人間なのだ。




early 60s Oliver Goldsmith 『 Mayfair 』 , deadstock
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
[email protected]
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先行のお披露目品を見にいらしてくださった皆様、ありがとうございます。
early 1900s から 1990s にかけて時代性が反映されたスタイルの数々。イギリス , アメリカ , フランス、それぞれの特性が投影されたデザインの数々。千差万別のそれらから何を選択するかは十人十色で、皆様の根幹に在るパーソナリティを垣間見させて頂けるのは、私にとって何よりかけがえのない時間です。
本日も新たなラインナップを店頭に御用意させて頂きました。今回でまとまった数になりましたので、抜粋にて簡単に御紹介させて頂きます。

名立たる芸術家を連想させる40年代フランスのアノニマス・オプティカル。構築的でありながら自然な流線は過分も不足も無い完成度で、その出で立ちが詩的だからこそ現代的な調和をお楽しみ頂きたく、ブライトなイエローレンズセレクトさせて頂きました。

デビュー以降、アイウェアの世界で高い地位に居続ける Oliver Peoples ですが、初期の品質とデザイン性は説明不要なほど明白ではないでしょうか。現代にリプロダクトされた名作に近しくありながら一味異なるフレームデザインは、よりサングラスらしいオリーヴレンズが心地良いかと思いまして。

老舗オプティシャンの下で修行を積んだデザイナーが1969年に設立した Cutler & Gross のヴィンテージには、面白いほどに出逢えません。英国紳士像の基盤を後世に伝える職人技術はもちろん見事ですが、何よりアモール・スタイルが知的かつエロティック。これは相当に危険です。

こちらも英国、老舗の Savile Row から60年代のオプティカル。厳粛なシルバーカラーは14Kのホワイトゴールドという驚異的なスペックで、その存在感には純粋で圧倒的な美しさが秘められています。レンズのベージュカラーはおそらくほとんど周囲に気付かれないと思われますが、この潜在意識感、私は粋だと思います。
他にも様々な “ 個の可能性 ” を取り揃えておりますので、機会ございましたら。
SURR by LAILA 福留
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