2014年最後の暦の一番乗りはとても興奮する精鋭陣。
white / 90s Lieve Van Gorp
gray / 90s Gries Van Noten , oversized collection
Brown / 70s Gucci
silver & gold / 60s Georg Jensen
khaki / 40s French military
black / 90s Chanel homme
and more.
【 本当にちょっとしたお知らせ 】
私がアイテムをご紹介するにあたって、そのほとんどが少なくない文字数にて構成させて頂いておりますが、
これから先、おそらく数回に渡っては
写真をメインに文字数を限りなく削ぎ落としたエントリーを書こうと思います。
これは前から考えていた事なのですが、
ヴィンテージショップと銘打っていながらその事を頭から無くして頂きたいと申しますか、
よりフラットな目線でご覧頂きたいと申しますか。
今は簡単に可視化する事が出来ず恐縮ですが、
一先ず、自分自身とヴィンテージに対しての実験的挑戦という事で。
温かい目で見守って頂けますと嬉しいです。
以上、本当にちょっとしたお知らせでした。
SURR by LAILA 福留
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数日前には生い茂っていたヴァージニア・クリーパーがすっかり落葉していました。
寒さのみならず加速する冬を感じます。皆様も防寒対策しっかりでお過ごしくださいませ。
さて今回のエントリーは前回のご推奨その二 “ 奇策 ”に関しまして、再度掘り下げさせて頂きます。
女性に読んで頂けているか分かりませんが勇気を出して、クリスマスプレゼントにも是非な品々をご紹介。
“ 自分ではなかなか選ばないが、貰ったら嬉しい選択肢 ”
この感覚が自分自身に沸き立って以降、年を重ねる毎に想いが強くなっています。
ファッションとライフスタイルはリンクする点が在りますので、
だからこそ様々なファッションブランドから兼ね合う品々が提案されていますが、
メゾン・クオリティはそこでも遺憾無く発揮されます。
時代や国を問わず、(人によって大小あれど)日常生活で活躍してくれるプロダクトは
SURR として生まれ変わるにおいて欠かせない要素の一つでした。
頻繁に使わないアイテムでも、お気に入りであればある程それと関わる時間そのものが特別に成ります。
そして上質であれば言う事無しで、プロダクトとして魅力的であればそれはもう。
その物を目の前にグラスを傾けたくなるほどです。
例えば、
帰宅したら玄関のプレートに鍵を置いて、
届いた封書をレタースタンドに収め、
大切な友人からの手紙をペーパーナイフで開ける。
こんな何気ない動作も、特別な時間になります。
これらは主に 90s Gucci による逸品。
トム・フォードが関わっていた時代のプロダクトは物質的な魅力のみならず、どこからか物語の匂いすら漂います。
映画でも素晴らしいライフスタイルを表現した彼ならではといったところでしょうか。
ちなみに、他にも少量ながらラインナップがあるのですが
個人的に最も衝撃を受けたのは靴用ブラシ。
天然毛は言わずもがな、持ち手を全てシルバーで構築するこだわりと妖艶なフォルムには感動しました。
そう、私は時折お客様が履かれている靴も磨いてしまうほどシューケアを重んじるタイプなのです。
誤解を恐れずに申し上げますと、これらは手元に無くても支障ありません。
しかしながら、ただ其処にあるだけで得られる満足感と、自分の物であるという充足心。
それで日常が豊かになるのであれば、大きな大きな意義があるはず。
そう、私は同じ飲み物でも容器によって味わいが違うと思っているタイプであり、
コーラは缶より瓶派なのだ。
SURR by LAILA 福留
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窓から見える景色のおかげで、私は移ろい行く季節を明確に把握する事が出来ます。
今年も相変わらず立派で、道行く人に写真を撮られるヴァージニア・クリーパーが色付くこの季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。
旧 LAILA VINTAGE 時代はもちろんの事、SURR になっても引き続きご案内させて頂く贈り物選び。
月並みな表現ですが、『 誰かを想って選ぶ 』という行為はなんとまぁ美しい事か。友人、同僚、恋人など相手は様々ですが、その瞬間に立ち会わせて頂き、時に一緒に想いを練らせて頂けるという瞬間は何にも替えられません。これも私が販売という業種を愛して止まない大きな理由の一つです。
今更ながらあえて言わせて頂きますが、手前どもはこのマンションに店を構えてからずっとヴィンテージショップです。立地はもとよりヴィンテージというアイテムゆえか、ほとんどのお客様が “ 目指して ” くださってのご来店となり、光栄な事に足を運んで頂いております。
そんな前提があってか、性別・年齢問わずこだわりをお持ちの方が多いのですが、そんな方々が度々口にされるのは「 ( 相手への ) 贈り物選びが、とても悩ましい 」 というお言葉。
『 スタイルを持っていればいるほど衣服以外に気を配る確率が上がり、年を重ねるごとに “ 手持ち ” は強化される傾向にあるため贈り物選びには一層の熟考を要す 』 というのが大まかなロジックですが、だからこそサポートさせて頂く私は奮い立ちます。渡す相手が成熟したスタイルとこだわりを持っていればいるほど、一層お喜び頂きたく心のねじり鉢巻きを締め直すのです。
“ 欲しがっていたもの ” これは行動を共にしていれば自ずと見えてきます。
“ 自分が贈りたいと想うもの ” この場合は相手と好みがシンクロしているほど合致しますね。
ここまではある種のセオリー。さて、ここからが私のご推奨となります。
ご推奨その一 “ 密偵 ”
密偵者は何を隠そう私です。これは相手が一人でお越しになられるという条件が必要になりますが(時に例外あり)、その際にご覧頂いたお品やお気に召して頂けたお品をこっそりと耳打ちさせて頂くご提案となります。これによって相手にはきっと、驚きを伴う充足心を味わって頂けるのではないでしょうか。「何故これを!?」と問われても知らぬ存ぜぬを貫き通すとなお良しです。
ちなみに、驚きを少しでも増長すべくのお包みアレンジを幾つかご用意しております。
ご推奨その二 “ 奇策 ”
簡単に申し上げますと、 パン派に高級炊飯器を。です。
これは私の主観を過分に含みますが、 “ 人は( 男性においては特に )自分ではなかなか選ばないが、貰ったら嬉しい ” という選択肢が幾つかあるのではないか、と。それは活用頻度に比例せず、時にただ持っているだけで満足する事も珍しくないのでは、と。
そうなると選択史は縦横無尽に広がりますね。その中から好みに配慮したうえでの逸品を選べば、きっと形と心に残る贈り物になるのではないでしょうか。
弊店のラインナップには区切りがございません。
現段階で定める SURR にとってのヴィンテージ定義に沿って、アイテムやカテゴリーを問わず世界中からセレクションしております。
ヴィンテージショップとして有って然るべきものから有るのが不思議なものまで、全てはお越しの皆様に楽しんで頂くため編集ですので、ご迷惑でなければご案内させて頂けますと幸いです。
ちなみに今時期の晴れた日は、13~16時頃存分に陽が注ぎます。
少し眩しいかもしれませんが本当に心地良く、ヴァージニア・クリーパーも一層綺麗ですので宜しければ。
SURR by LAILA 福留
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