先日のSNSにて一般的な取り組みですが弊店では極めて稀な 普通に撮る という撮影方法。初めての作業により正直な話、右往左往と正解とは何かと自問自答の中更新に辿り着きましたが、初めての行いが 想像をはるかに超える出来に なんて事は叶いませんでしたが工程の中で発見する画角や構成、撮られる側にもより自然体にあくまで普通にと弊店では非常に遠い 如何にわかりやすいか という一つの題材に頭を悩まされる結果となりましたがやはり直感的な行いより考える事を考える良い時間となりました。正直に当面は今まで通りの SURR らしい写真に戻るとは思いますが、基盤があっての挑戦が出来ると言う安心材料の反対にある種 挑戦 のみを繰り返して着た弊店の撮影手段とは真逆のやり方という天邪鬼な作り方は刺激を齎してくれたのは良い経験。基盤がどちらかにもよりますが、どちらが良し悪しでは無く逆説的に捉えた際にどちらも愉しむことが出来る思考の変換、嫌いなものを 1mm でも好きとまではいきませんが興味の対照に成り得る可能性とシンプルな物事に見方は今後活きていく側面だと頭の片隅に置いておこうと。

本日の福留のスタイル然り 色 は装いに必要不可欠な要素、より個人、アイデンティティを表現するのにその季節にしか愉しめないものと、まだ寒暖差のある日々が続きますが今が春と言うならそれらしい爽やかな装いに身を包みたいと。前回のDiaryをなぞるようですが今を着飾ることに重点をおいてお披露目させて頂きます。

70s Ballantyne cashmere sweater,pink.

late 90s Ballantyne ” Pure New wool ” sweater.

70s Ballatyne cashmere sweater,cream white.
柔らかな空気を纏う と大袈裟かも知れませんが強ち間違えでも無い、20世紀初頭に英国で発祥の生地の紡績から生まれた Ballantyne 社、天然素材を用いたニッティングは時代を超えても褪せることの無くそれは普遍的なものつくりとしても伺える点。夏にダウンジャケットを冬にタンクトップをと極端な御推奨する訳ではありませんが春先の装いにカシミアをと、一枚でこの気温差をコントロールの出来る優秀さ、取り入れやすいベーシックな日常着としてカシミア製品の中でも弊店で編みのと表皮の強さ、メンテナンスが不要な程にとメーカーのとして申し分の無い Ballantyne 社のプロダクトは高品質な純度の高い羊毛により気持ちを上げる着心地と色彩。また充分な程の製品に対する基盤から作られた遊び心あるカラーリングが挑戦的にも捉えられる、春にと申しますのもカラーリングが良い意味で いかにも と主張するスプリングカラーですので現状のご自宅で快適に過ごす、生活をする上で安心感のある着心地と装いを制限しない軽快な色合いを愉しんで頂ければ幸いです。
SURR by LAILA 鈴木
03-5468-5966
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正直なところ、気分転換をしたい。とある種不適切かもしれぬ言葉ですが意味合いとしては友人でしたり、先輩でしたりこのご時世に外で会う事の叶わない規制としての出来事の重大さは重々承知の上ですが、電話然りラインを通しての近況報告より実際合って顔を合わせて初めて出てくる言葉でしたり、何か題材でしたり、どうでもいい内容でしたり。どのようなかたちにせよ、やはり顔を合わせる・人と会うというコミュニケーションとしての強い意味合いを現状の深刻な問題を通して再確認しました。起床して仕事に行き帰宅し、夕飯を食べ映画を観て寝る。が最近のルーティンの今をより有意義に過ごすにはと考えても答えが未だに出ずに、そのサイクルもまた一つ答えなんだろうと考える頭も無い私ですが衣・食・住と考えた際に欲求としてこんな状況下にも関わらずなのかこの状況下だからなのかは年中を通して洋服しか頭に無いので実際は関係無い事柄なんだろうと。本来なら是非にと顔を合わせゆっくりとコミュニケーションを図りですが、御身体が絶対的に一番大切ですので昨日の福留の Diary もそうですがお暇が御座いましたら、ほんの暇つぶしに Online を御覧頂けたら幸いで御座います。
と言っても今着たい、今付けたい、今履きたいとこの状況だからこそ今一度自分のクローゼットの中を見直したり、新たにこんな装いを又はこんな装いがしたいと家で考えるのも愉しい時間。気持ちを高めることは他人に迷惑を掛ける事は無く、気持ち良く生活するのが何よりも大切なんではと家と職場の行き来だけでも自分の満足いく装いに身を包みたいです。洋服を買い溜める必要性は有りませんが、一つでも二つでも新たに気持ちを切り替えるツールとしてお役に立てればと現在充実としたラインナップに身を置かせて頂いていると自負しています。
 

2004s Gucci by Tom Ford 70s style leather shirt jacket.
SURR by LAILA 鈴木
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先の 28日(土)・29日(日) と弊社各店が臨時休店を頂き、大変に失礼致しました。状況を刻一刻と見守る日々、自身と周囲の人々と取り巻く環境を何よりも優先して守るべき日々が続いており、どなた様におきましても予断を許さないことと想います。皆様いかが御過ごしでしょうか。御機嫌いかがでしょうか?御愛顧くださる皆様方と皆様方の御家族, ご友人, お仕事に関わる方々などがまずは御元気で在られること、“ 良き ” で在られることを陰ながら願っております。
弊店におけるこれら Diary や Online の “ 読む” や “ 視る” それぞれの項目に関しまして、弊店はかねてより 僅かでも御暇つぶしに成りましたら と心から想っており、これまで幾人もの御客様方に直接言葉として告げさせて頂いておりますが、より一層僅かでも、ほんの一匙でも御暇つぶしとして役に立てたらと, 僭越ながら立ちたいと想わずには居られず、かつ恥も外聞も捨てて欲を晒させて頂きますと、ほんの僅かでも愉しいと思って頂けたり, その瞬間が豊かに成って頂きたい と想わずには居られません。
そのような勝手ながらの想いもあって先日ひっそりと Online 先行で御披露目と成りました新作群ですが、御問い合わせくださった皆様に御礼を申しあげますと共に内容によっては返信までに御時間を頂戴してしまった御方に御詫び申しあげます。今後も休店に成ったとて御問い合わせに返信叶うこともございますので、引き続き御気軽にお申し付け頂けたらと想います。
このように、既に御披露目させて頂いております新作のアンティーク・ファインジュエリー。この度の Diary ではそれらに関しまして, 装身具に関しまして綴らせて頂きますので、皆様方の僅かでも御暇つぶしに成れましたら幸いです。

昨年末の雑記でほんの少しだけ撫でました “ スタイルとライフスタイル ” という極めて重大な題目について考えた時、まず頭の中に薄ぼんやりながら高い確率で太い支柱のように想い挙がったのは装身具という存在でした。そもそもライフスタイルによっては不要であるどころか 邪魔だよ と成る存在にも関わらず、いや、人と場合によっては邪魔にすら成るからこそ “ 身に着けることを軸とした装い ” と “ 人生を軸とした装い ” のそれぞれに想いを馳せた時に、装身具が在ったのならば後者の論点においてそれ相応の存在価値を有するのではないか と想いました。
人生の節目で自発的にバンジージャンプをする人も居れば一億円積まれてもバンジーなんてしないという人も居るのはどちらが正しい・正しくないということではございませんが、事実としてバンジージャンプは存在し一回〇〇円のように生業として成立しておりますので、やはり大切なのは飛ぶか・飛ばないかを自身でしっかりと判断するということ、そして飛ぶを選んだ際にはどう飛ぶかを考えるということなのではないかと想うのです。もし装身具を身に着けるとしたら、どのような物質をどのように身に着けるか?

別にワイシャツでもパーカーでもTシャツでも、テーラードジャケットでもスポーツジャケットでもコートでもダウンジャケットでも構わないのです。人それぞれ好みございますので。そのうえで空想の個を思い浮かべて, その人のライフスタイルを経たうえで装身具を身に着けているとしたら、なにをどのように身に着けるのだろうか。  十人が十人等しく身に着ける存在ではないからこそ弊店にとっては大切に感じられまして、ゆえに 2020 という期が始まる際にはしっかりとその想いを御披露目という形で表したい気持ちはあったのですが、間に合わず叶いませんでした。
そして先日御披露目させて頂きました新作の装身具。今期は人生を軸とした装いを論点としたうえで身に着けるか着けないかの御判断を踏まえたうえで、改めてアンティーク・ファインジュエリーという御提案からまずは始めさせて頂きましたが、私にとってこの度のファインジュエリーにもまた、結果的にそろい踏みになったことで芽生えた自覚ですがある種の ( 勝手ながら、な ) “ 気分の流れ ” のようなものを感じます。仮に世の中にファインジュエリーの印象というような一定的な認識が在ったとして、それに則した特有の線の細さなどによる繊細さを備えながらも強烈な個性というか独善性というか “ 点 ” 的な爆発力的要素を備えた面々と申しますか。どっちつかずなようで結果的には非常に我が儘な個性を備えているような気分の流れが私の中に在ったようなのです。





New arrival. Antique fine jewelry collection.
僅かでも琴線に触れるなにかがございましたら、御気軽にお申し付けくださいませ。それでは皆々様、御機嫌よう。
SURR by LAILA 福留
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