緑 / Diary1199
22.2.2024

皆様緑色は好きですか、私は好きです。と言うか緑に限らず色ものが好きでして元々はSURRの空間がLAILA VINTAGEの名称であった時代は55%ほどがWOMENSクリエイションでモード史におけるそれらは特出して色彩が豊かなものですから、様々な美しい色と触れ合い続けることで色が好きになったことは必然であると思いますし、お陰様で自分が着る服も色合いの制限が無くなったことはとても楽しく思います。と言うか黒い服はほとんど持っていないな。

しかしながら気付いたら仕事用のペン、財布、直感的に気に入ってSURRに飾っている写真の一つが緑色だったので、そういえば植物も緑だし自然の景観を“豊かな緑“と表現したりとポジティヴな色だなと思っていつからか少しだけ特別な色になりました。皆様緑色は好きですか、私は好きです。

 

 

 

とか言っておきながらこちらの1998AWライトナイロンパデッドハーフコートと1995−1997sポコノパデッドコート、私のモニター環境ではほとんど緑に見えません。ちょっと不思議なグレートーンで贔屓目に捉えて前者がほんの少し緑がかって見えるかな程度、出ましたね写真に収められないシリーズ、改めて人の目ってすげーなシリーズ。皆様の環境だといかがでしょうか。

でも実物は緑です、特にハーフコートはしっかりと緑でもしかしたらコートはお人によってはほとんど緑を感じられないかもしれませんが私はしっかりと緑みを感じます。なんだ、緑みって。でもグレーかと言われたら違うんですよ、あるんです緑み。

 

 

 

New arrival,1998AW PRADA Uomo light nylon padded half coat and 1995-1997s PRADA Uomo pocono padded coat.

 

ライトナイロンでパデッドという絶妙な個性と1998YEAR特有の特に構築的なオーヴァーサイズのフィッティングでテーラードジャケットの襟バランスだけどテーラードジャケットじゃないハーフコートと、ポコノの屈強さ+パデッドという近年(特に2018年以降)特に定番的かつ象徴的にリリースされる構築の最初期オリジナルクリエイションでオーヴァーサイズながらやり過ぎていないあくまでクラッシックで自然体なスタイル性のコート。今回もいかにミウッチャさんが初期から完成されていたか、その才覚を存分にご体感頂けるそれぞれです。

 

 

明日はクリーム、当初は二着あったのですが既に一着旅立った(PARISで出逢った一着がPARISの方の下へ、有難い)ので一着です。

 

 

SURR 福留

赤(とマルチカラー、かつ紺)/ Diary1198
21.2.2024

昨日は終日窓全開で過ごせたのですが一転して天気予報通り小雨模様&冬の寒さ、三寒四温とはまさにことじゃんと言わんばかりな急上昇急降下で自律神経四苦八苦ですが、ことファッションにおいてももうちょっとWINTERプロダクト楽しめるじゃんな自分ともう春が良いなな自分が見事に同居しています。まぁ日々着る服に迷ったら“もしミウッチャさん(ここは不定)がフラリと遊びに来た時として、思い切り胸を張れる格好か?“と自問自答すれば大体解決するのですが。だいぶと昔に尊敬するファッションスタイリストさんとの会話を経て辿り着いた,と言うか導いてもらった複数の80点スタイルより一つの120点スタイルというマインド、私にとっては最良なんです。

なお余談ではありますが元々使っていたパソコンが気付いたら10年経っていて内臓電池を交換できないモデルということもあってMY仕事用ガジェットを完全に一新しまして、キーボード配列や本体スペックなどが更新されてからからこれが初めてのDiaryなのですが、ここ数年頭の中で喋っている言葉をダイレクトにタイピング出来ていたのですが環境変わるとこうもフィーリング変わるかねって感じでまだ舌が回っていません、慣れるまで時間かかりそうな予感。いずれにせよ技術力で様々が進化してゆき様々が洗練されるのは個人的に凄く有難いし好みです、持ち物の質量と重量が無理なく減っていくところが特に。今の私の仕事用ガジェットはコートのサイドポケットとか例えばカーゴパンツのポケットとかだったら無理なくスッキリと収納でき持ち運べます。MY FAVORITEなスモールレザーバッグの側面にピッタリと収まった時は痺れたな,ブラヴォー。

 

 

 

さて、今回のDiaryでは6点の新作の中から赤を抽出して御提案します。とは言え一方はマルチカラー(かつ紺)なのですがその中から赤を拾えるので、まぁヨシ。

 

 

 

New arrival,90s Loro Piana pure cashmere plain sweater.

春だけどカシミアセーター?ノンノン春だからカシミアセーターで弊店はこれからもいかせて頂きますよ。ウェイトと仕上げをせんべつすれば逆にちょうど良いですから春カシミア、一枚ないし軽いアウターでサラリと着こなすとしたら明るいけど落ち着いてもいる絶妙な赤は最高だし、なんでもないようなプレーンVネックですが至宝(と言うかイッチャってて最高)なロロピアーナ社のカシミアエナジーはそれこそ誰と相対しても思い切り胸が張れちゃいます。時代とメーカーフィロソフィーを反映させたミニマムスタンダードなフィッティングは今回もまた“ちょうど良い“。

 

 

 

New arrival,1992s Hermes homme reversible bomber jacket.

今年も何着か御提案できるかな、可能な限り頑張りたいな。御愛顧くださる皆様方全員のクローゼットに一着づつ入れて頂きたいファッションプロダクト全体における最高傑作の一つがこの90s Hermes hommeにおけるリバーシブルボンバーであると真に思い目をギラつかせてしまうものだから御客様が引きがちな最近ですが、その思いはこれからも変わりません。スタイルとしてもライフスタイルとしても最高かつ優秀なボンバージャケットにおける最適解、こちらです。今回は1992年のリミテッドCARREデザインが用いられた一着でして、個人的にはシリーズの中でも着易いマルチカラー。私は今期仕事で外に出る時はマルチカラー私用で外に出る時は無地カラーという活用方法一択なので、あら今の私は華が欲しいのかしらなんてと客観的に思えるのがまた楽しい。

 

 

 

明日は緑の二着です。

 

 

SURR 福留

まだまだLeather / Diary1197
16.2.2024

先日御披露目して以降一着一着と御縁結ばせて頂いておりますレザーウェア、 中にはファーストピースとして頂ける方もいらして引き続き大変に喜ばしい限りなのですが、春気分とはいえやはり二月はなんだかんだ冷えるなぁなんて独り言ちていたら最高気温気温15℃オーヴァーになったと思ったら数日後にまた一桁台に逆戻りするとかしないとかな寒いけど暖かくて暖かいと思ったら寒くてな今の時期にもインナーとその他防寒具で調整できるしもっとサッパリしたい先々の季節にも無理なく羽織れてテクスチャーとしても旬であり続けてくれるレザーウェアってやっぱり優秀だし万能だし、なんと言っても引き続き最高に格好良いぜ!と言うことで、御陰様でコツコツと旅立ってくれたましたがまだまだ御提案したい個人的に最も気分なレザーウェア、改めて御披露目です。

 

 

愛すべきフレンチワークGovernment Workerシリーズ。一昨年から幸運にも御提案が叶っているプロダクトですが御客様と交流していて改めて思いました、このレザークオリティはもはや異次元で比較対象として存在してはいけないレベルだと。それほどまでに美しさと強さのゲージがパンパンな“本物のヴィンテージレザー“、今回はコルビュジエ先生の近似個体とファイヤーマンの一着を。

 

 

敬愛なるセラフィンより親切心満載のラベルが縫い付けられた一着。様々なハイクリエイションへの技術提供でも知られる同社ですので、アチラさんを思わせるレザーの迫力は相も変わらず見事です。ディーアスキンのカーコートスタイルのデザインレザーハーフコートって、堪らんよなぁ。

 

 

こちらもセラフィンより、デザイナー本人の頭文字が刻まれたよりクリエイティヴィティな一着で、呆気にとられてしまうほどに上質なラムレザーのダービージャケットってだいぶと刺さります。純フレンチ感性による西海岸不良STYLE、素敵過ぎますって。

 

 

男らしさとWEMENSモード概念、異なる二つの味わいが見事に調和したアルマーニ先生の80sクリエイション。クラシックだけどしっかりと造形的でモダンで普遍的であると同時にデザインSTYLEでもあるなんて、今回も見事過ぎます。これで良いと言うかこれが良いと言うか、デザイナーズヴィンテージにおける上質なレザーウェアのど真ん中な一着です。

 

 

かたやこちらはど真ん中から外れると言うか外れてしまうと言うか外れて然るべきと言うか。デビュー直後からイタリアンモードシーンで認められ当時“アルマーニの服は奥様に、ヴェルサーチェの服は愛人に是非”なんて売り言葉があったのも大いに納得なジャン兄による創造美に満ち溢れた最初期クリエイションであるこちらは、60年代後期にモードシーンでも定着したジャポニズムを取り入れたKIMONOな襟元に相も変わらず最高なボンバージャケットSTYLEをルッフォリサーチ社の技術提供によって具現化したど真ん中ではないもののモードの世界観においては最上位なデザインレザージャケットです。

 

 

New arrival,Vintage Leather Wear Selection

 

まだまだLeather。抜群にガンガンにLeather。

 

 

SURR 福留

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