本年も残すところわずかで、今年の最後のDiaryとなります。 平素より弊店をご愛顧いただいている皆さま、そして今年新たに足をお運びくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。

長く通ってくださっているお客様、新しくご縁をいただいたお客様、その時間の中で、私は多くの「人の優しさ」に触れさせていただきました。 遠方へ行かれた際に、わざわざお土産を持ってきてくださったり、お洋服の話にとどまらず、新しい価値観や考え方、日々の中で大切にされていることを教えてくださったり、接客という時間を通して、服以上に大切なことをたくさん学ばせていただいた一年だったと感じています。改めて、心より感謝申し上げます。

私自身、入社してから今日に至るまで、服に対してさまざまな想いを抱いてきましたが、その中のひとつを、少しだけお話しさせてください。 知識が増えることで、これまで気づかなかったものを好きになったり、時には以前とは違った見え方をすることもあります。 深く知れば知るほど、今まで見えていなかったものが見えるようになり、逆に、はっきり見えていたと思っていたものが、少し違って見えることもあります。 そしてまた、元々見えていたものが、より一層美しく、価値あるものとして感じられる瞬間もあります。 服は不思議なもので、知識や経験、人との対話によって、その表情を変えていくものだと、日々の接客を通して実感しています。


最後はお気に入りの5着で締めたいと思います。
来年も、皆さまと服を通して向き合い、語り合い、少しでも心に残る時間をご提供できるよう努めてまいります。 本年は誠にありがとうございました。どうぞ良い年末年始をお過ごしください。
SURR 古川
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10月の初旬にパート1をお披露目し、さてパート2はいつにしようかなーと薄ぼんやり考えていたらなんやとかんやの積み重なりで気付いたら年の瀬。しっかり寒くなりましたね、今夜も寒夜ですよ。ちゃんと暖かくして過ごしていますか?首、守ってますか?今年はなんだか去年より寒く感じるなーなんてふと思ったりしていませんか?私は思っていますよ。

薄いブルーであり柔らかいグレーです。

カシミアシルクです。

フワッフワです。

Niceボンバーシルエットです。

Niceパープルです

10着欲しいです。

ナンダコレです。

今回も最高強度です。

嬉しいジッパーネックです。
などなど。
ということでヴィンテージニットセレクション・パート2。今年も有難いことに御陰様で幾人もの御客様方とカシミアやシルクにウールに関して,それらの強度や機能に関して,メーカーの個性差に関して,プロダクト構築の個性と有用性と時に希少性に関して,インナーの意義に関して,そして新たにプルオーヴァーセーターの重ね着に関して,さらに新たに肩掛けという概念に関してなど交流させて頂き、有難いことに幾人かの御客様方の(あくまで一旦、一旦ではありますが)セーターコンプリートのゴールに向けての御手伝いをさせて頂きましたが、まだまだ暖かくて心地良くて着るとその日のデートが猛烈に充実したりその日の仕事がちょっと上手くいったり、そして何よりファッションとして楽しい楽し過ぎる“最上質”なニットプロダクトを御提案したい気持ちが止まりません。去年より寒さに弱くなったとしてもニット愛は全く衰えることはないなぁー。

New Vintage Knit Selection 25-26AW Pt.2
取り急ぎ上段はセーター専門メーカーの品々、下段はデザイナーズプロダクトと一部アノニマスにて配置しております。
そういえばトルソーのカット、例によって店内の窓際にて例によって自然光万々歳で撮ったのですが、後々モニターで確認してみるとアレ?フラッシュ炊いたっけ?いや炊いてないよな ってな写真になってて一瞬混乱しましたがなるほど自然光でカシミアが輝いて自己発光してんのかとちょっとびっくり。改めて“最上質”ってすげーな って。
SURR 福留

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レザージャケットを選ぶ際の基準は何でしょうか。生産国や背景、日常使いに耐えうる強度、着込むほどに表情が深まる経年変化、あるいは着用時のシルエットや軽さなど、レザーに求める要素は決して一つではなく、使う人のライフスタイルや着用シーンによって大きく変わるものだと考えています。たとえば私は、大雨の日を除けば基本的に自転車での通勤が中心となるため、移動中の負担にならない軽量感に加え、日常の摩擦や動きにしっかり耐えられる強度、そして着続けることで表情が増していく経年変化といった点を、自然と重視するようになりました。そうした視点で選び抜いた結果、これらの条件を高い次元でバランス良く満たし、日常の動きや環境に無理なく馴染みながら、長く着続けられる一着がございますので、是非ご紹介させてください。




エルメスなど、トップメゾンに素材を提供してきたロロ・ピアーナは、デザイン以前に「素材の完成度」を何より重視してきた存在ですが、その視点で見てもバッファーレザーは非常に説得力のある素材で、最大の特徴は、均一ではない深く立体的なシボ感で、一点一点異なる表情を生み出し、重厚感と奥行きを与えてくれますし、このシボは見た目の迫力だけでなく、細かな傷や擦れを目立たせにくいという実用面での利点も持ち合わせています。加えて、バッファーレザーは、繊維が太く密度が高いため摩耗に非常に強く、日常的に負荷がかかるシーンでも安心して使える耐久性を備えていますし、使い込むほど、色味やシボがより深くなるという、経年変化を楽しめるのも魅力です。強度・表情・エイジングという三点を高い次元で兼ね備えた個体です。

表記サイズはXLですが、収まりがよく、細身の私でも扱いやすいサイズ感でしたし、大きめにざっくり羽織っても雰囲気がありますし、勿論ジャストサイズでの着用も素敵です。
レザーに自然な重みと柔らかさがあるので、サイズ以上に主張せず、着る人の体に馴染んでくれます。
SURR 古川
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