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強者 / Diary 764
11.9.2019

久しぶりにテレビを見てみると、とあるお笑い番組で漫画を題材とした内容の話が。
40年続いたその漫画の中を抜粋して見所を紹介していたのですが、一つ共感した御話がありました。

それは「描けない」と名のタイトル。

その話は物語が思い浮かばず描けなくなった作者に漫画の主人公が手助けする内容でして、誠に恥かしながらほんの少し羨ましさを感じてしまいました。

長年休まずに描き続けてきた方と私とは比較対象にならない事位判ります。
毎日期限の中取り組み、試行錯誤の上より良いものを作るには覚悟して取り掛かかるのがプロフェッショナルな訳で、私のような新参者が既に書けないなんて弱音を吐くのも烏滸がましく、福留にこれを見られたらどんな酷い仕打ちに合うかと。

洋服が一着助けてくれる訳でもなく、話し掛けてくれる訳でもなく。

元々、読書も定期的に愉しむ程で活字に触れ合う事と離れていた私ですが、毎日アンテナを貼り、物事にあーでもとこーでもと俯瞰で見る癖は昔から持合せていたものの、実際に執筆となるとどうも頭が硬くなり「今日は9時に起きてシャワーを浴びて、朝ごはんを食べて~」なんてつまらない、どうでも良い日記のような事が頭を過ぎり、これは書けないし、勿論書かないしと考え過ぎて論点の合わず結果、深く溜息をつくのです。訪れたバーに梨でもあっても私には書けないし、先日のように友人が本でも買って来れば話は別ですが。

しかし毎日何かを書く=考える習慣はとても理に叶い、一つの題材や洋服に対して向き合えるはとても有意義で、時間が気付けば夕日が沈むなんて日も度々御座います。年月を経て、思い返してこれを見た時どんな感情が沸き上がるのかを一つの愉しみに綴らせて頂く、今回は自慰行為のようなものなので御読みの方々には大変大変失礼致します。

 

と綴りながらも勝手に訴えかけてくる強者も弊店にはをおりまして、個人的な好みも御座いますが是非御紹介されて頂きます。

 

90s Gucci by Tom Ford peak lapel wool taylored

 

お国によってはタキシード、モーニング、将又ディーナーと名称の代わる格式高いジャケットの一種。一説によるとアメリカで最初のフィルター付き煙草を売り出した煙草会社の子孫が発明し、郊外のタキシード・パークという市域のクラブにてその井出達を広めたと由来もまあ素敵。GUCCIの礎を築いた彼の存在は恐らく、弊店のDiaryを読まれる方々でしたら御存知だと存じますが、言うまでもなく ” ダンディズムの象徴 ”
完成品の為、本当に言うことが無いのですが御素材はヴァージンウールとサイズもこれもまた言うこと無いゴールデンサイズ。
御素材が美しいあまり、異なるウールトラウザーズと合わせてもそれに優ってしまう強さが御座いますので、デニムやチノ素材との組み合わたカジュアルダウンを私的には御推奨致します。

 

これを身に纏い葛飾区亀有辺りをふらふらと愉しんで頂いくのも一つ選択肢に如何でしょうか。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

03-5468-5966
info@surr.co.jp

 

 

癪 / Diary 763
6.9.2019

昨日、友人から遅めの誕生日プレゼントだと一冊の本を頂きました。

それは私のリクエストでも無ければ、彼の趣味でも無い、お互いに言葉の詰まる一冊。

 

内容は 80 年代初頭に出版された ” IVY ” に纏わる著書でして、それもアメリカンカルチャーど真ん中では無く ” British Ivy ” という私としては馴染みの無いカテゴリー、内容は英国の洋服と当時のカルチャーを絡めたライフスタイル誌と言えばわかりやすいでしょうか。

私にとって英国は 14 歳の頃通っていた学校のカリキュラムにより2か月程ホームステイの経験があり、マンチェスター近郊からスコットランドのダーラムまで授業内容によって転々としていました。当時の記憶を辿るとホストファミリーに「 私は疲れた。 」と帰宅する度にそれしか無く話していた事や、コミュニケーションツールはサッカーしかない、取敢えず「 中田 」か「 中村 」と言えば何とかなると、その時から捻くれいたのか、只の馬鹿なのか、今思い返すと寒気がする程とても恥ずかしく身に為ら無い時間を送っていました。

さて、なんとなしにそれを帰宅後読み始めてみまして、当時販売されたばかりであろう英国の洋服と注釈が半数で残りは一つの題目に丸々 1 ページ。バーバリーから自転車、犬、コナン・ドイルの話まで良い意味でなんでもそうと言わんばかりの内容に愉しみながら読み耽って、気付けば朝方と本日は眠気と戦いながらに彼はなぜこの一冊を選んだのか、彼はベンジャミンという名のフランスと日本のハーフだったよな、と只々疑問に考えながら綴らせて頂いております。

 

 

この英国に纏わる文脈からバーバリーのバルマカーンコートについての御説明は何故か 癪 ( しゃく ) なのでまた良きタイミングで御提案させて頂ければと。

 

詳細不明ですが 50 年代英国で恐らくある地域で生産を営んでいた仕事服メーカーの一着。

バスドライバー用に作られたジャケットとなりますが、テーラードであり、ユニフォームであり、ワークウェアである様々な要素が混在した一品で御座います。

コットンツイル生地を用いて仕立てられたとても雰囲気があるマテリアル、そのバス会社は皆上衿が緑色で統一されていたのかと想像が膨らみます。色味もまた巧い。色調もこれまたミリタリーのエッセンスを取り入れたような穏やかなグリーンとベージュの中間色とでも言えば伝わりますでしょうか?先日の Diary 同様、是非実際に目で確かめて頂きたく願います。

着丈の長さは運転時邪魔ならないように短めである配慮と、袖口も当時の持ち主の為に設計された実用的な長さとライトウェイト且つボックスシルエットですので、是非これを着てバスの運転手になんて口が裂けても言いませんが仮に運転の際は理に叶うかと。

 

50s British work bus driver cotton tailored

 

余談ですが、彼から頂いた ” British Ivy ” にはバスの運転手やワークウェアに関する記述は一切無いのです。

 

友人に感謝

 

 

SURR by LAILA 鈴木

03-5468-5966
info@surr.co.jp

 

 

BC / Diary762
4.9.2019

弊店を御愛顧頂いている御客様方なら一度は御覧頂いているとと存知ますが、今シーズンも Best Company の御提案がございます。

 

ものづくりにおいて一貫して Made in ITALY に拘る性質の利口さと反比例するよう “いなたい” 面持ち。

 

“外す” という言葉が御座いますが、恐らく “外す” 事すら拒絶してしまう唯一無二の力があり、写真では伝えられない程ある意味想像を気持ち良く裏切ってくれる色調ですので、店頭にて御確認頂けると幸いでございます。

不幸?幸い?にも「これ、めちゃくちゃカッコイイですね!」と仰っられた御客様を拝見した事は未だ無いし、今後も定かでは御座いませんが、袖を通して頂くと「何かいい。」とこの空気感を共感して頂ければと望んでいます。
 

 

 

90s Best Company work-style cotton jacket

 

一見すると既視感のあるオーセンティックな4ポケットのシャツジャケットの区分に価しますが、気持ち程度の小さな襟と台襟・比翼・ハンドウォーマーポケット裏に配色の切り替えが普通から “らしさ” へ昇華する Best Company らしいテクニックで仕立てている巧さが愉しませてくれる逸品。

ネーミングもクリエーションも意図してニッチな感覚なのか、または堂々たるそれなのかは我々も判り兼ねますが、個性を演出するには申し分の無い強さが其々ございます。

 

 

一周するという考えは持合せていないですが、された方へ二周目の御提案が叶えばと。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

03-5468-5966
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