New arrival before 1901s Victorian 9K gold & sapphire ring
New arrival before 1901s Victorian 18k gold , sapphire & diamond ring
New arrival 1880-90s Victorian 18K rose gold & sapphire ring
愛とは盲目的な献身であるとディケンズは作中で説きましたが、その情愛哲学を他と自身に顕示するならば指もとにルビーの選択は必然。情熱色かつ深い愛情の顕示で御座います。しかしながら愛(作中の流れでは恋)は盲目モードに突入する前に真実を見極めようと常に理性を失わない慎重かつ用心深き男性には、ブルーサファイアの選択も必然。それがネイヴィサファイアであれば申し上げることは何も御座いませんで、ブルージーンズに信頼を寄せる貴方様であれば疑いようも御座いませんで、冬国の此の列島においてたっぷりとしたセーターに豊潤な金無垢とネイヴィサファイアを嵌めて頂くことに関して七転八倒も御座いませんで、数ヶ月ばかりの暑き日々でも、黄葉迎えるその時でも、春の陽気に出逢うして出逢った際にはその女性の後塵に拝する姿勢にて、どうぞ肌身離さず。ボディタッチがややばかり多めな相手様へ盲目になる前に、お手元の濃密な静謐を幾分と眺めて頂けましたら。
そのようにしてサファイアリング、大変お勧めで御座います。
1901年以前の英国はヴィクトリア王朝期、最上質なそれらで御座いますが、常に特異点をご所望になられる方には画像最下部、18kローズゴールドは極圧倒性を獲得して御座いますので、仔細に御賢察のほど頂けましたら。
SURR by LAILA 小林
03-5468-5966
[email protected]
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その者にとって侵されてはならない神聖な領域であると同時に自由選択の結集であろう愛用品の数々。その中で、テーラードのように着なければならない場面というのもなければ指を彩らなければならない法も秩序もなく頑に選択を強いられることもない、こと “ 指輪 / Ring ” の世界は、身体全体を個人表現の場とするならば、最も私意が注がれ、最も個の感覚を必要とし、最も小さく、何より力強い意思表示であること、完全無欠のスピリチュアル・フィールドであろうことは古きブルジョワの人々より学べますし、私もそのように憶います。
そしてここまで約220文字を暫定的に肯定とするならば、1滴も漏れずに注がれた内容こそ、ファッションとして認知される遥か遥か昔より誂えられた個の絶対的意思の顕れ “ビスポーク / Bespoke ” であり、例えば産業革命後の豊潤な “ 純金無垢 / Pure gold ” であり、男性的主張や宗教的事由,あるいはオクタヴィアヌスが帝国敷地の3割と引き換えに手に入れようとした天然オパールを一例に爆発的訴求力を放つ “ 天然鉱石 / A gem ” でありまして、誠に勝手ながら我々が、鋭意精進の精神で個体収集に心血を注ぐ “ Fine jewelry / ファインジュエリー ” という区分であります。
【純金やダイヤモンドなど、質の高い天然素材を用いて創られる上質なジュエリー】
ごろりとした其れを親指に嵌めることに関して世界的権威でもあるかのような表情でごろりとした其れを親指に嵌めている弊店ディレクターや、利き腕の小指にロシアンリングを3つも嵌めているせいで物書きしにくいと常に愚痴る知り合いのおやじ、なにか特別な機会に特別な個体を選定しようと望みながらそもそも其の機会が訪れない店長のわたくし。そのように侵されてはならないスピリチュアル・フィールドは皆様にもお有りかと存じますし、それはお手元にこそ、表出するものでありましょう。貴方様の厳格でわがままで頑固で手前勝手でエゴイスティックな考えや想いや規律や無垢な感覚をしっかり放出いただき、天然鉱石/純金製のビスポークリングの詳細を超えた,指に嵌まるフィジカルな感覚,ダイレクトに伝わる温かさ、紳士的意味性を少しばかり感取頂けましたら、そして神聖なる絶対領域に叶う御品が御座いましたら、またその御品が、皆様の愛用品,常用品と成り得ましたら、成り得ます事、心より願いまして。
mid1800s〜1950s
Victorian , France
Twenty pieses
18k , 9k pure gold & platinum
diamond , ruby , sapphire , pearl , onyx , emerald , opal
8/11(土)12:00〜
SURR by LAILA 小林
03-5468-5966
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遥か昔になんとなし選んだ丸眼鏡は当時周囲から事あるごとに指摘され、そのほとんどに誉れではない意味合いを感じておりましたが、時を経た今では市民権を獲得し今や女性が身に着けていることすら珍しくなくなりました。約 10 年ほど前でしょうか、これまたなんとなしに選んだ薄い色付きレンズもまた、当時の周囲から誉れどころか失笑の意味合いを感じる指摘を受け続けてきましたが、今や幅広い人々が御愛用されている印象です。その2つの逆転現象を肌身で感じ ( そして純真無垢な性悪人間への道を邁進し ) た私はある日 “ 全く市民権を得ていない印象の、大好きなあのオプティカルスタイルも近々日の目を浴びるのではないか ” という一つの愉しい未来の可能性に想い至りましたが、約 4 年ほど経った現在、その気配まるで皆無。
いくら記憶を掘り返しても掘り返してもそのきっかけは想い出せず、真の意味合いで気付いたら好きになっていた存在でして、遥か遥か昔、進学の節目に親族から頂戴した金一封でそのスタイルのサングラスを勇んで買っていたほどなのですが、どうしてもあの下膨らみに魅了されたきっかけを想い出せません 。ここ数日折りに触れては考えているのですが、やはり駄目です。
ファブリシオ・モレッティ → 彼より前に愛用していた。 『 ラスベガスをやっつけろ 』 → 観ていない。 シャネルズ → 聴いていない。 『 アルゴ 』 → そういう演者はいたけれど。 『 ナポレオン・ダイナマイト 』 → とても好きな映画だけど。
しいて、しいて言うのであればフィリップ・シーモア・ホフマンが何かの映画でかけていたような記憶 ( 劇中でボーダーのトップス着ていたような ) がありますが、曖昧です。曖昧なので違うのだろうと想いますが、しかしながらフィリップ・シーモア・ホフマンは心から尊敬する色気溢るる人間像の一人ですので、取り急ぎ暫定的に彼と致しましょう。
いずれにせよ、今回の新作群に私の想い焦がれる “ オプティカルとしてのそれ ” が在り、心から嬉しく想います。 “ オプティカルとしての ” という基準が極めて厄介でして、それら基本的にサングラスとしての用途が多いためレンズサイズがたっぷりしている品しかございません。そしてそもそも出逢える機会が少ないのはやはり需要と供給が天秤にかけられた結果なのでしょう。その残酷な現実は長らく魅了されてきた愛用者にとって不服千万以外の何ものでもありませんが、考えてみれば御客様方から御要望のお声を頂戴したことがございませんので、今回もまた独り善がりの狐でございましょう。
late 60s Algha Works, teardrop optical
本品が敬愛する名工 “ アルガ・ワークス ” の希少年代であることも大きな大きな喜び。金無垢をたっぷりと纏わりつかせたとろける金属質感と、アルガらしい角の強調された形状調和と、ティアドロップならではの広い視界とティアドロップならではのサイコパシーな色気をどなた様かと共有できたらと切に願っておりまして。これだけはどうか独り善がりのこんこんちきになりませんように。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
[email protected]
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