発展と進化 / Diary249
13.4.2016
2015年の10月20日に初めてお披露目する時は、なんとも不思議な緊張感を抱いていたことを覚えています。
普段ご提案させて頂いておりますヴィンテージ・ピースも同じくなのですが、 “ 絶対 ” や “ 確実 ” のない、自分自身のみで向き合うある意味孤独な判断を自分以外に委ねさせて頂くいうのは、いつも背筋が伸びる時間であり、いつも気付けば全ての力を注いでいる瞬間です。
彼の洋服 / 作品は、それはもうひとしおでした。現在も引き続き皆様がどう捉えてくださっているのか、どう御認識くださっているのかは突き詰めると判りかねますし、おそらく良しあしも含めて様々かと思いますが、私にとっては突き抜けるほどに類似がなく、ゆえに異常なまでの多彩な視え方で驚かせてくれる尊い存在です。
再度訪れた彼のアトリエで目にした品々は、その想いを力強過ぎるほどに後押ししてくれ、またもや上質な感情を与えてくれました。既に仕上がっていたクリエイションを追及し続けることで精度を上げ、新たに得た閃きをまた異なるクリエイションに。そして、異なる切り口による全く新しい実験的クリエイションまで。
“ 発展と進化 ” という表現が紛れも無く相応しい世界観を披露してくれました。
Karim Hadjab 2nd collection
近日お披露目。詳細は明日に。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
[email protected]