皆様花粉症は大丈夫ですか。私はついに成ったかと思ったら寒の戻りや最後の雪を経たらまた普通に戻っていてよく分かりませんが、でもいつ成ってもいいように引き続き覚悟は決めておこうと思いました。でも成ったかな?の時に眼球洗浄剤的なやつを試しましたがあれは気持ち良いですね、花粉症じゃなくても単純にやった方が良いんでしょうね。
もし好きなブランド/デザイナーにクロード・モンタナを挙げる男性がいたらどうしてそれに至ったか問いたいです小一時間ほど(服飾学校などに通われていたなら別ですが)。何故ならクロード・モンタナのメンズクリエイションに出逢う/見る機会なんてほとんど無いし、男性が自分で着る目線で好きに至るには相当苦難な道であろうと思えるほど,だからこそ時代を創れたほどに個性的で攻撃的な世界観なので。でも弊店3着目となるこれは個性的で攻撃的でありながらしっかりと古典を踏襲した絶妙かつ嬉しいバランスなのでした。
80年代デザイナーズヴィンテージの完全未使用品なんて探しちゃダメですよ労力と成果の天秤が120%釣り合いませんから。しかも着やすいライトめなコットンでリバーシブルのスポーツジャケットなんて、探しちゃダメダメ。
こちらはXL表記なのですが、着丈は伸ばさずに身幅だけを大きくするヨーロピアンワークのサイズUP概念なので、特にボンバーなシルエットでしかもピュアシルクという点に猛烈に惹かれました。
王道のコンバットジャケット系統/ユーティリティージャケット系統はアップデートされ続けることで実用性が上がり続ける素材力と何より洗練性と機能性が上がり続ける意匠性に圧倒的な存在価値を感じます、しかも近代寄りだから逆に全然出逢えないし。2007年のフレンチネイビープロダクト、歴史と技術力と感性が見事に結集しています。
引き続き魅了されっぱなしのヴィンテージ・ヴァレンティノ、これも凄い。設計個性が素晴らし過ぎて面白過ぎてやっぱり近年より盛り上がっているイタリアのあっち系もヴァレンティノ・ガラヴァーニを見てたんだなって再確認できました。
時代性の勢いと美意識とエゴイズムを感じるけれどなんか絶妙に品が良くてさっぱりとしたヨーロピアンアノニマス、このノリとテンションでピュアメリノウールというのが結構重要なんだなって勉強になりました。
私はかねてよりごく一部のエレガンスを極めた,極め過ぎたファッションブランドやメーカーに対して敬意を込めて思います“頭おかし過ぎてマジ最高だぜ”と。フランスが誇る孤高のファッションブランド,Zilliも間違いなくそれです。極端に生産数が少ないからシャツは初めて出逢いましたが出逢ってみるとそりゃあるよねって感じですがそれにしてもこれは凄い、ボタンダウンに胸ポケットにWorkライクなトリプルステッチにBOXYなシルエットとエレガンスを極めたうえで思い切りカジュアルにラフに振り切っているのですがビロードのような光沢感のピュアコットンのテクスチャーにセクシー過ぎるブラウン(ほんのちょっとだけパープル感じるんですよね)に当たり前のように圧倒的に最上質な構築の数々とエレガントな感性ドバドバ溢れ過ぎ。色々と異次元なプレーンシャツです。
親愛なるジャン兄へ、今年も最初期クリエイションで思い切りワクワクドキドキさせてくれて本当にありがとう。貴方は本当にレザーボンバージャケットが好きなのですね、よく着ていたんですか?きっとそうなのでしょうね。それにしてもレッドレザーって,パイピングアクセントって,レイヤード風のスリーヴって,フロントからバックまで直結したデザイン機構って。出逢ったことない感の畳みかけがエグいですって。これからも引き続き色々なクリエイションで楽しませてくれるんでしょうか?きっとそうなのでしょうね。
今週の新作群でした。
SURR 福留
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