前回Diaryにおきまして、弊店にとってのヴィンテージジーンズとは、とまで、大それた内容では御座いませんでしたが、近しいセンテンスを少しばかりか綴らせて頂きました。世界で最もポピュラーで、そしてアイコニックな存在。Levisというメーカーの魅力については、改めて私の口からご説明するまでも御座いませんが、穿く,穿かないは別としましても、皆様も十二分ご理解が及んでいる事と思います。
XXか、レザーパッチか、ギャランティの有無、BIGEの赤タブ、66前期か後期か、501か、505か、好きなのは606か。解明されている年代の線引きとそれに伴うディテール。だから〜と起因できるシルエットやスタイル。市場的な目線でモノを申し上げますと、年々その個体数は減少していく一方で、珍しいから、貴重だから、“その上でやっと見つけた” 感動は確実なる感情でしょう。ましてや、其れがマイフィッティングであるならば、その体感は50倍。ジーンズに留まらず、ヴィンテージをお好きな方は一度は味わったことがあるやと存じます。
今回、「原点回帰」というテーマと、過去のセンテンスやピクチャー、そして久しく叶いました7本ものヴィンテージジーンズを目の前にした時、その確実なる感情とは別の感動を皆様にご体感頂きたいなと思いまして、誠に勝手ながら、ひとつの “ 形式 ” を取らせて頂きました。
「Tube Package for vintage jeans」
どうぞ、お好きなチューブからご自由にお選び下さい。ご所望のシルエットや色合い、お申し付け下さいましたら、私どもからご紹介をさせて頂きますが、自分で選定したい、という方も勿論いらっしゃるかと存じます。どうぞご遠慮せず、チューブから出してご考察下さいませ。
私のリコメンド。
ラインナップの中で最も色の濃淡が少なく、フラットなホリゾンブルー。
丁寧に “ 対話 ” 成された形跡。
裾は何故かシングルステッチで処理。アタリが生じておりますのでチェーンを抜いた後、“わざわざ”の施しかは扨措き、ボリュームが出ないミニマムな印象を獲得。もはや裾の処理がチェーンステッチである事は、郷に従う、以外、必要性を感じません。どうぞお好きなように、お好きな仕様で。
60s Levis 501 “ BIG E ”
「このジーンズは、名前は忘れたけど北青山のマンションの1室にあるヴィンテージショップで出逢ってね、ジーンズがくるくる丸めてパッケージされていて、可笑しなお店だったよ。」
永らく時が経ち、神経質に追加したチューニングの痕を撫でながら、ご記憶の片鱗として残りましたら。是程、光栄な事は御座いません。
世界で最もポピュラーで、そしてアイコニックな存在。例えばLevisというメーカーの魅力を少しばかりご体験頂けましたら。
SURR by LAILA 小林
03-5468-5966
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それでは、皆様のご来店をお待ち致しております。
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