合同企画“Style”も寂しいもので本日最後のエントリーとなります。
とはいえ同じ“Style”企画なのか、将又別の企画かは定まっておりませんが何れまたエントリーさせて頂きたいなと思っている次第です。
それでは「文字数制限」350文字以内の編集を御愉しみ下さい。
尚、1/20より、1999年までのアレをお披露目致します。告知はまた後日。
これより、小林店長
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明々白々な程に正統的でありながら独特なアトモスフィアが漂うのは、生命の力強さを発揮しているバージニアクリーパーでも、灰色のコンクリートから青空へ伸びる情熱色でもない。46番地で挑戦的な出立ちをしているわけでもないが、争う事なく各品目を調律させているたった1着のテーラードは柔和な色気を奏でながら、コシと力強さのあるアンティークウールより仕立てられた1800年代の其れを「毎日着ている」という匂いで覆い尽くしているからであろう。
名品M-47の裾の釦は最小位置で留め、絞った上で無造作にワンロール。
ブーツを2ホール余らせるのは粋な計らいなのか面倒くさいのかは知る由もない。ミリタリーにエルメスをチューニングするのも定石のようだ。マスターキーはいつも首から下げている。
其れ等が物語るのは「毎日着ている」という匂いだけだ。
総字数 350字
Knit : 1999aw Martin Margiela
Trouser : 50s French military M-47
boots : 50s French military
belt : 1976s Hermes
strap : Mid90s Gucci by Tomford
SURR by LAILA 小林
03-5468-5966
[email protected]
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これより、福留
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最後の主役は 1800 年代後期にフランスで仕立てられたビスポークテーラード。現代のジャケットと数多くの相違点がありながらも大きな共通項の一つはフィッティングルールです。
骨格や筋肉があるからこそ成立する出で立ちは、数少ない男性ならではの輝きですが、それはあくまでも美学の一つ。何かに重きを置いて構築されたとして、それをくみ取って尊重するか否かは現代において 120 %選び手に委ねられます。尊重も良し、独自解釈も良し。大切なのは着用者の心にフィットするか否かです。過去や歴史を尊重することによって最大熱量が得られないのであれば、極論ですが、過去も歴史も忘れて自由に捉えた方が絶対に良い。
今回のスタイルメッセージは “ 閃き ”
瞬間の気分に 120 %尊重したのですが、前日の深酒がしっかりと残っていたおかげでいつも以上に自由。な気がします
総字数 350字
Jackt / inside : 80s Barbour , The Military
Knit : 80s Corgi
Trouser : 80s Italy Levi’s
Shoes : 70s Alden
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
[email protected]
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