来期に関して / Diary289
27.7.2016

これまでにモードやオーセンティック, アヴァンギャルドやスタンダード, 美学, 手仕事, そしてヴィンテージそのものに関してなど、シーズンを通してアイテムを通して、それを選び着る人の “ 個 ” を最重視し御紹介してまいりましたが、かねてより頭の片隅にあった一つの思考が、日々御来店くださる個性豊かなお客様方から多種多様な刺激や閃きを頂戴し、ヴィンテージピースという存在を通すことでゆっくりと積み重なり、ようやく一つの考えに繋がりましたので、来期はそれをテーマに編集させて頂きます。

“ 古き良き ” や “ クラシカル ” という括りでは足りない、10年50年では収まらない“ 100年200年と変わらぬもの ” 。この考えに辿り着いてから、私はもっとファッションが楽しくなりました。SURR の設立当初から紳士服においての縦の繋がりを大切にしてまいりましたが、 来期はもっと深い始点に視点を置きたいと考えております。

しかしながら “ 現代的であること ” は私にとって呼吸のように当たり前な基準ですので、引き続き皆様には、ご自身の “ 個 ” を大切にして頂きつつファッションピースとしてリアルクローズとして捉えて頂けたら嬉しく思います。

 

 

 

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プレは近日封切りです。

 

 

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