SURR にとっての 2015-16 A/W を象徴する要素の一つ “ Traditional ” より。
今まで幾つか店頭にて御紹介致しましたが全て早々と旅立ったアイテムですので、今回こそはここで御案内させて頂きたく2点抜粋致しました。
共に1960年代英国のもので、スーツの変遷的にスリムテーパードが市民権を得始めた時期という事もあって、申し分無くモダンな成り立ち。
英国らしい紳士的なショルダーラインと美的なバックラインなど、繊細な美意識が同居するフォルムは全て当時にオーダーされたビスポーク・テーラードで、クオリティランクは申し分なくご注目に値致します。
高度な技術を要するトニック素材によって実現する象徴的なブルーカラー。ラペルやフラップを一つのデザインパーツと捉えて仕上げ、アンダーボタンルールを守る事で生じる、トラウザーとの綿密なバランス。
ジャケットの胸部ポケットを排し1つボタン仕様を選択するという、男性的ドレスアップにおいての素晴らしき美意識。限界まで濃密なネイビーと上品な織り模様による圧巻かつ妖艶な男性像。
2着とも同じ国籍と年代でありながら全くもって異なるベクトルですが、共にビスポークという極地的な美学によって成り立ちました。
セットアップとしては勿論の事、どちらもセパレートで活躍させずにはいられないポテンシャル。ジャケットとトラウザーズという2区分のマッチングが求められ、何よりサイジングを最も重要視すべきアイテムですので、サイズが合われる方は本当の意味で一期一会になる事と存じます。
60s British , bespoke suits
機会ございましたら。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
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