
先日御提案しました“アルマーニらしさ”満載のコート、個体数1に対してそれ以上の御要望を頂けましてまたもやヴィンテージの一点ものであることをもどかしく思わずにはいられませんでしたが一生変えることができない残酷な現実だからそんなことを思っても仕方ないのですがこの生業において常に思わずにはいられません、一点ものという永遠のジレンマ。





こちらは先のらしさ満載コートと同じくのコレクターさんのもとで出逢った一着でオリーヴに対してホワイトベージュ、ベルトレスに対してベルトあり、コットンモールスキンに対してコットンツイルという差異はございますが同じくアルマーニのヴィンテージ広告からドラえもんの秘密道具“実物立体日光写真”を用いて取り出したかのような“らしさ”満載MAX120点のコートです。
それこそ広告のような豊か過ぎるほどの凛々しさは極めて軽いながら確かにそこにあるパデッド構築によるもので、古来のトレンチコートにはないモードアプローチならではの再解釈こそアルマーニ哲学の真髄。それによる防寒性も当然ながら付与されますが本質はそこではなく、違和感になるほどの立体表情,張りの強さ,フォルムのワガママさこそアルマーニ大先生が求めた新たな男性像であり元々は女性のためのモードカルチャーにあった構築理論です。


New 80s Giorgio Armani light padded pure cotton design trench coat
改めて言いますが格好良いロングコートって本当に残酷なほど格好良い。はてさてこれから何年続くかわかりませんが今後の私のヴィンテージライフにおいてここまでアルマーニらしさを感じられるコートって果たしてどれくらい出逢えるだろうか。正直に申しあげますがここまでの濃度はほとんど期待しておりません、もちろん出逢いたいか出逢いたくないかで言ったら至極当然前者過ぎるほどに前者ですがほとんど出逢えないという残酷な現実もまた一生変えることができませんから。なので私は日々意識的に徳を積んでいるんです階段の前にベビーカーの親子がいたら声をかけて上まで運ぶし電車やバスの席も絶対に譲りますし絶対にゴミは捨てません。タバコももう吸わないから副流煙で他者に迷惑もかけないしギャンブルも一切やらないので積んだ徳を手放したりもしていません。ということで引き続き宜しく頼むよ、ヴィンテージの神さまよぅ。
SURR 福留
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