

秋冬の一番最初に着られるカシミアって超軽量かシルクとの混紡なんじゃないかなって思う。で、こちらは超軽量でカシミアシルクの混紡セーターという弊店にとっては特に希少種の一つ。ナチュラルフィット設計でモックネックで冷たいホワイトカラーっていうのも嬉し過ぎやしませんか?
/ 90s malo light cashmere silk sweater


巨匠全盛期のカジュアル提案でワークSTYLEの味付けとデニムテクスチャーのスパイスで自然体ながら確かに響くデザインシルエット。今までも大切な存在でしたが今まで以上に大切に感じざるを得ない。私は簡単にRest In Pieceなんて公の向けて言わないで心の中でもっと大切に想う。
/ 90s Armani Jeans work-style denim shirt


オリジンカルチャーだったら重さや硬さすら内包した“原始の革の上質さ”とかデザイナーズカルチャーだったら唯一無二の“デザイン性”とか“スタイルバランス”とか“クレイジーな個性”とか、レザーウェアの判断基準って幾つかあると思うんです。で、個人的に思う重要な判断基準がやはり“品質”なのですが、となるといかんせん候補がギュッと少なくならざるを得ない茨の道なので親愛なるブルネロ・クチネリさんがレザーウェアを贔屓目なくらいに愛してくれるのは本当に助かると言うか嬉しい、だって彼ほど間違いない人物ってそうそういないんだもの。彼ならではのクラッシックカルチャー目線の“レザーウェアとしての普通さ”にさりげないデザイン感性が注がれたとんでもなく軽やかで柔らかな最上品質のレザーウェア。これってきっとコンサバティヴだと思う、そしてコンサバティヴって最強だと思う。
/ 00s Brunello Cucinelli biker-style design leather jacket


一つのミスが即座に命の危険に関わるってミリタリーおける様々な環境の中でも稀なので、空挺部隊,パラトルーパーのために設計されたプロダクトの数々は自ずと特に特別なものとなり特徴的なものとなり、結果的に必然的により濃くモードカルチャーと繋がることとなりましたのでどの国でも空挺部隊のプロダクトって特出して格好良いんです。ベルギー軍のこれもまさにそう、パズルを組み合わせたかのような象徴的な迷彩紋様に空挺部隊特有の個性的な意匠の数々。
/ 1963s Belgian Airborne Forces jigsaw camouflage paratrooper jacket


Uomoの最初期頃のヴァレンティノ=男性に向けてのイタリーモードの基準。造形的な肩を筆頭としたデザイン概念にピュアウールギャバジンのテクスチャーに落ち着いたカラーリングに明らかなる軽量感といった良い意味で最老舗のアチラやアチラのトレンチコートとは異なる要素性が“コート屋のコート”と“デザイナーによるコート”のそれぞれがこの世に存在して然るべきな意義を示しています。
/ early80s Valentino Uomo wool gabardine trench coat


超厚切りの食パンを小脇に掲げるくらいのサイズ感。何言ってんだこいつと思われるかもしれませんが僭越ながら個人的には適切な比喩ではないかと思っています。そして超厚切り食パンくらいのサイズ感なので財布系も小物系もスマホ系もスッポリ入るのでものすんごく使いやすい はず。
/ New 1985s Hermes cross body small leather bag

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あとBest Companyのスウェットジャケットがありますが前回古川が書いたので割愛します。色々な新作、機会ございましたら。
SURR 福留
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