Coming soonその1, 編み上げブーツ / Diary1039
16.3.2022

きたる三連休の御披露目に向けてDiary1039から三回連続で新作の御報告をさせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

突然ですがこれは私のブーツです。更に言えばずっと履いているブーツで更に更に言えば買付の旅に行く時は必ず同行するブーツで、更に更に更に言えば手持ちで一番着脱に時間がかかる厄介なブーツです。
 
本当に本当にずっとずっと履いています。何度直したことか。私は手持ちのレザーシューズは全て猫可愛がりしておりませんで、鏡面磨きなどからだいぶ遠ざかっていまして、もちろん定期的にクリームを入れて補色もしますが、全て必要最低限の範疇です。おかげでこのブーツもだいぶこってりした風合いですが、自然に向き合って辿り着いた姿なのでもちろん気に入っています。スタート当初の一定期間は履く度に泣いていましたが、ある日を境に最も歩きやすく疲れにくい“バディ”となりましたので、前述の通り動き回り歩き回る買付の旅ではこれをメインにしています。と言うかその期間はちょっと出掛けるサンダル以外基本的にはこれしか履きません。ヨーロッパを文字通り踏破してきたブーツです。
 
でもマジで面倒くさいと言えば面倒くさいです編み上げブーツ。でもねでもね、本当に格好良いんですよね。そもそもスタイル面においてチート的である種反則級に格好良いブーツという足元の中でも、編み上げのタイトな足首と絶妙にドレッシーで絶妙にタフなは格別であると履く度に思います。なので(それこそ私的感情MAXに)積極的に御提案したい気持ちがあるにも関わらずなかなかどうして叶ってきませんでしたが(本当に全然出逢えないんですよ)、やっとです。約4年ぶり2度目の御披露目となります。

 

 

 


MYバディはジョンロブで、この度の御披露目も90年代のジョンロブ。言うまでもなく親愛なる敬愛なる最上級のレディーメイドシューズメーカーであり言うまでもなく最上級のドレスシューズでもありますが、そもそもにおいて創始者のジョン・ロブ氏は靴職人になるべく地元からロンドンに赴く際に自分で作ったブーツを履いて400キロもの道のりを歩いたことからも、根っこにこれらのヘヴィーデューティーでタフな世界観があることが分かります。400キロ。東京ー大阪の直線距離です。
あまりにも確かな要素性しかないジョンロブの編み上げブーツ。足型相性とサイズ適合がありますが御縁ございましたら是非この機会に着脱に時間がかかる厄介な存在ながら、それでも履かずにはいられない最良のバディとしていかがでしょうか。ちなみにサイズ表記はUK8。

 

 

 

Coming soon,90s John Lobb.

きたる19日。ヴァンプシューズと共に御披露目です。

 

そういえば前回の編み上げブーツの出逢いの際(2018年。この時はウェストンでした)にも今回と同じくMYバディと比較した写真を撮っていました。

進歩無し!

 

 

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