着易い(生き易い)服 / Diary1011
7.10.2021




本日お披露目しました新作群では幾つかの種別をご用意しておりますのでどうぞ宜しくお願い致します。先日も都内は最高気温28℃だか29℃だか観測されましたが、日差しが厳しかろうと汗ばもうとやはり風と空気のムードはしっかりと夏から秋冬に移行しているなぁと所用で外回りをしている際に外苑前付近で独り言ちました。いやはや良いです良いです。
弊店は引き続き系列全店分の太陽光をまとめているかの如く日差しですので時間帯によってはまだ暑いですが。やはり太陽も風も生き物にはある程度は良いですからね、なんだかんだ気持ち良いです。そういえばこの空間が出来てから丸っと二十年くらい経つので日差しによる諸々の影響はどのように蓄積されているのだろうか。今書いててふと思いました。

 

 

 

 

 

さて、幾つかの種別の中でもとりわけささやかながら多めにご用意が叶ったのはテーラードジャケットなのですが、昨今のファッションムードによる影響や心身の変化によってスウェットパンツを嗜めるようになったりスニーカーを横目で気にしつつ未だ靴見知りしていたりと、ドレッシーなかっちり感から自然体なカジュアルに興味を抱ける心の余白が見つかったとて、私にとって“最も着易い(生き易い)服の形状”はテーラードジャケットですので、ここ最近(結構長い期間。感覚的には数か月?)なかなかテーラードジャケットが揃わないなぁという気分が続きましたので、今回の新作にてささやかながら揃った気分に成れて嬉しいです。
年々一層テーラードジャケットを着る・着ないの境界線が太くなっているのでしょうか。そうかもしれませんしそうじゃないかもしれませんが弊店は引き続きご興味頂ける方々,それこそ横目で気にしつつ仕立て見知りしている方々含めて御提案させて頂きます。

 

 

 

 

 

New arrival, Vintage tailored jacket and more.

ある程度の丈感ながら程好く活動的なバランス。身体を覆うフィット感。ボタン開け閉めによる有用性。胸元, 腰両サイド, そして内側に配置されたポケットの位置と使用感(私はしっかりと活用する派です)。スタイルの演出性。そしてムッシュの, アルマーニ氏の, アルニスの, ジャンニ氏の, ドリス氏のetc.誰がいつ創ったかによって様々異なる味付けの具合などなど。単純に便利で結構楽しいんですよテーラードジャケットって。

上記は70年代後期の Yves Saint Laurent。NYの潰れかけのバーレスククラブのオーナーが重度の二日酔いの酩酊状態で着ていそうな不良でセクシーなミッドナイトブルー・コットンヴェルヴェットジャケットです。
 

 

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